旅館大和屋
1.入浴時間・料金・混雑度
〇日帰り入浴時間 16:00〜20:00
〇日帰り入浴料金 500円
〇露天風呂 なし
〇お風呂の数 内湯(男1・女1)
〇タオル 150円(ロゴあり)
〇客室数 18室
〇公式HP http://ryokan-yamatoya.com/
○混雑度 ほとんど誰にも会わない
○個人的オススメ度 ★★★☆☆
2.場所・電話番号
〇電話番号 0238-43-2257
3.泉質
源泉 森の山源泉・森の山2号源泉
泉質 含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物泉
(含食塩塩化土類硫黄泉)
温度 60.4度
成分総計 1911mg pH7.3
4.赤湯温泉について
赤湯温泉の開湯は平安時代の1093年。八幡八郎義綱が神のお告げで発見したと言われ、負傷した家来達をその湯に浸からせたところたちまち全快。その際に、お湯が血の色で真っ赤に染まったことから、赤湯と言われるようになったとか。
14件もの旅館がありますが、南陽の中心市街地と入り混じっているため、温泉街という雰囲気は全くありません。超高級旅館も多く、日帰り入浴にケチな旅館も多いです。全体の半分の7件で日帰り入浴可能。
5.外観・館内・お風呂
旅館大和屋も市街地のド真ん中にある旅館。ちょっと大きな民家のような外観ですが創業300年以上の老舗旅館。
ロビー。建物に入るといきなお高そうな西洋アンティークが。美術館のようにズラリと展示されています。
入浴料は500円。タオルは150円。ロゴあり。
浴室はロビーのすぐ横にあります。
ここにもズラ〜絵画の数々。当方はこういうのは無知なので詳しくわかりませんが、ギャラリー大和と題して宿の自慢のようです。作品が気になる方はお宿のHPへ。
浴室入口。お風呂は大理石ローマ風呂と岩風呂の2つで、男女入れ替え制。日帰り入浴時間帯は男湯が岩風呂です。
手前の男湯看板は石かと思いきやプラスチックのフェイク。
脱衣所。
浴室は内湯のみで露天風呂はなし。
カラン。お湯の出が悪いところもあります。
泉質は含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物泉。これは山形県の小野川温泉と全く同じです。成分量としては小野川温泉の約半分くらい。
味はかすかな塩味くらいで出汁のような塩味はありません。硫黄のたまご臭もかすか。ただ、硫黄の湯の花はえげつないサイズで舞っています。小野川が細かい湯の花だったのとは対象的。湯の花をつかんで潰すとほろほろと溶けちゃいました。
赤湯温泉は市街地にある分、温泉情緒はないですがアクセスのしやすさは折り紙付き。大和屋はアンティークに興味ある方なら温泉とダブルに楽しめると思います。日帰り入浴時間は16時からと遅めですが、多少早くても入れてくれます。
6.温泉分析書の説明
成分総計が1000mgを超えると、単純温泉にはならず、陽イオン-陰イオンの順に20%超のものを並べて名前をつけます。陽イオンはナトリウムとカルシウム、陰イオンは塩化物イオンが20%を超えるので、ナトリウム・カルシウム-塩化物泉となります。成分のほとんどは食塩です。
また特殊成分として、総硫黄(硫化水素イオン、チオ硫酸イオン、遊離硫化水素の合計)が2mg以上で硫黄泉となります。こちらは2.3mgでギリギリ硫黄泉。
7.赤湯温泉の日帰り入浴可能な旅館リスト
赤湯温泉は超がつく高級旅館も多いため、日帰り入浴には厳しめ。御殿守を以前は日帰り入浴可能でしたが、現在は不可。昔ながらの旅館や小さな旅館で日帰り入浴可能です。時間は変更になる場合がありますので、事前の電話連絡をオススメします。
旅館名 | 時間 | 料金 | 紹介記事 |
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上杉の御湯御殿守 | 不可 | 不可 | ![]() |
山形座瀧波 | 不可 | 不可 | |
松島館 | 不可 | 不可 | |
山茱萸 | 不可 | 不可 | |
丹波館 |
9:00~20:00 | 400円 |
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森の湯 | 不可 | 不可 | |
旅館大文字屋 | 11:00~15:00 | 500円 | |
旅館大和屋 |
16:00~20:00 | 500円 |
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丹泉ホテル | 不可 | 不可 | |
升形屋 | 不可 | 不可 | |
むつみ荘 | 不可 | 不可 | |
近江屋旅館 | 10:00~15:00 | 400円 |
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旅館清茂登 | いつでも | 500円 |
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旅館歌丸 | 10:00~15:00 | 500円 |
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