宮崎旅館
入浴時間・料金・混雑度
○日帰り入浴時間 要確認
○日帰り入浴料金 要確認
○露天風呂 なし
○お風呂の数 内湯(男1・女1)
○客室数 6室
〇公式HP なし
○混雑度 ほとんど誰にも会わない
○個人的オススメ度 ★★★☆☆
場所・電話番号
〇電話番号 0279-88-3313
泉質
■源泉 湯畑源泉
■泉質 酸性-含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉
(含硫化水素酸性明礬緑礬泉)
■温度 51.3度 pH2.1
■成分総計 1690mg
草津温泉について
草津温泉は有馬、下呂と並び日本三名泉にラインナップされる言わずとしれた超有名温泉。開湯は古墳時代の日本武尊や、奈良時代の行儀発見など諸説ありますが、室町時代頃から世に知られるようになり、江戸時代には温泉番付で東の横綱とされていました。
まさに温泉の代名詞とも言える草津温泉、湯畑を大小様々な旅館が50件ほどひしめく大温泉地です。今でも多くの観光客で賑わう人気の温泉で、どの旅館も直前で予約をとるのは至難。草津温泉の小さな旅館はほとんが日帰り入浴不可なのですが、有名旅館は比比較的日帰り入浴OKの旅館が多いです。
かなりマニアックな旅館
宮崎館は草津温泉でもかなりマニアックな旅館のひとつ。
鉄筋3階建てでちょっと大きく見えますが、客室数は6部屋と小さい旅館です。湯畑からは徒歩5分圏内です。
日帰り入浴は要確認
日帰り入浴情報もネットにはなく、やっているかも不明でしたが、電話してみたところ、日帰り入浴を営業している日もあるそうです。
このあたりの小さな旅館は問答無用で日帰り入浴不可能のところが多く、電話しても「一切やってません」とか、圧強めに「やってません!」とか、正直嫌な感じの旅館もちらほら。大手の旅館なら絶対こんな対応はありません。
こちらの旅館はそんなことはなく、日帰り入浴オッケイな数少ない旅館のひとつです。
ですが、女将さん電話は半分タメ口に近く、勢いにちょっとびびります。この日は素泊まりしようと思ったのですが、「うちじゃないひほうがいいんじゃない?うち高いよ、高いよ」と何度も繰り返し言われました。。悪い人ではないんですが、営業する気があるのかないのかちょっと謎。
ロビーには草津らしく湯もみ板もありました。
旅館の周りに猫がいます
この旅館かつては名物猫ちゃんもいたようで、テレビに出たこともあるよう。その時の写真も飾られていました。
その時の猫ちゃんはいませんが、現在でも旅館の周りには猫がいます。ただ、こいつは野良猫だそうで、女将さん以外に懐かず、触らせてもくれませんでした。
お風呂はロビーに直結型。
脱衣所。
家庭的なお風呂
こちらがお風呂。露天風呂はありません。
もう少し渋めの古いお風呂を期待していましたが、新しくしたのか意外にもキレイなお風呂。
サイズ感は至って家庭的。
洗い場は2つありました。
湯畑源泉を引いており、泉質は酸性-含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉。草津温泉は硫黄泉のイメージがあるかと思いますが、硫黄の含有量はそこまでてはなく、白濁はしていない源泉が多いです。
草津温泉の特徴は硫黄よりも酸性な点で、かなりの強酸性の温泉。
酸性泉は硫黄泉よりも珍しく、山形の蔵王や福島の岳、中ノ沢、栃木の那須湯本温泉などが有名。ですが、それ以外にはあまり見かけない泉質です。
宮崎館は日帰り入浴できるかどうか微妙な日もあるため、事前確認必須です。
草津温泉の他の日帰り入浴はこちら。
温泉分析書 強酸性の温泉です
成分総計が1000mgを超えると、単純温泉にはならず、陽イオン-陰イオンの順に20%超のものを並べて名前をつけます。こちらは1690mg。陽イオンはアルミニウム、陰イオンは硫酸イオンと塩化物イオンが20%を超えるので、アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉となります。
特殊成分として、水素イオンでが1mg以上で酸性泉となりますが、こちらは8mgもあり、酸性の強い温泉です。
また総硫黄(分析書の硫化水素イオン、チオ硫酸イオン、遊離硫化水素の合計)が2mg以上で硫黄泉ですが、こちらは7mg含むため、含硫黄とつきます。
合体して、酸性・含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉です。