草津ナウリゾートホテル
入浴時間・料金・混雑度
○日帰り入浴時間 6:00〜10:00
14:00〜22:00
○日帰り入浴料金 1500円(平日)
1800円(土日祝日)
○露天風呂 あり
○お風呂の数 内湯露天(男1・女1)
○客室数 149室
○タオル 500円
〇公式HP https://www.kusatsu-now.co.jp/
○混雑度 お風呂で会った人数 10人以上
○個人的オススメ度 ★★★☆☆
〇電話番号 0279-88-5111
泉質
■源泉 万代鉱源泉
■泉質 酸性-塩化物・硫酸塩泉
(酸性緑礬泉)
■温度 96度 pH1.5
■成分総計 3720mg
草津温泉について
草津温泉は有馬、下呂と並び日本三名泉にラインナップされる言わずとしれた超有名温泉。開湯は古墳時代の日本武尊や、奈良時代の行儀発見など諸説ありますが、室町時代頃から世に知られるようになり、江戸時代には温泉番付で東の横綱とされていました。
まさに温泉の代名詞とも言える草津温泉、湯畑を大小様々な旅館が50件ほどひしめく大温泉地です。今でも多くの観光客で賑わう人気の温泉で、どの旅館も直前で予約をとるのは至難。草津温泉の小さな旅館はほとんが日帰り入浴不可なのですが、有名旅館は比比較的日帰り入浴OKの旅館が多いです。
湯畑から離れた大型リゾートホテル
草津ナウリゾートホテルは、湯畑から少し離れたところにある大型リゾートホテル。湯畑から歩くのはちょっと大変な距離。
ナウリゾートホテルのすぐ裏手には、ニョキニョキと高層のホテルなのかマンションなのか分からない建物が立ち並んでいます。
最初これらすべてが、ナウリゾートホテルの客室だと思っていましたが、よくよく調べれば全然関係ないマンションでした。
早朝から日帰り入浴可能です
国旗が掲げられたインターナショナルなホテル。
ナウリゾートホテルは日帰り入浴時間が独特で、
朝6時〜10時と、昼14時から22時の二部制。
朝6時からと日帰り入浴できるホテルなんて聞いたことがありません。大型ホテルで日帰り入浴もさぞ混むだろうと考え、ちょっと早起きして朝7時過ぎに突撃。
こちらがロビー。正面の炎はフェイクではなく、リアルな暖炉。高級リゾートといった雰囲気でちょっとびびります。そういえば、かつて素泊まりしようと思いこちらのホテルに電話したところ、素泊まりで3万円超の値段を言われ、目玉が飛び出したことを思い出しました。
そうこのホテルは超高級なホテルなのです。
こちらがロビー。なんて広い。。
日帰り入浴料金は平日でも1500円と草津でも最高級。
土日なら1800円です。タオルは500円もしたので遠慮しました。
館内はいちいちオシャレ。螺旋階段を降りて一階へ。
朝食会場の大ホールを横に見ながら、ぐんぐん進みます。
ちょうど朝食時間だったので、このあたりは多くの宿泊客の方が。
この廊下はアートギャラリーで、飾ってある絵画はなんと購入可能。数万円から中にはウン十万円のものも。
ようやくお風呂入口。お風呂は「ビッグバス」という名前です。
ビックバスの脱衣所。
プールもある大きな大浴場
脱衣所からお風呂へ向かうと巨大なホールのような空間。
奥がプールへつかながっているようで、温泉は左手です。
こちらが大浴場。ナウリゾートホテルですが、案外和風なお風呂です。サウナも完備のスケールの大きな大浴場。
内湯は浴槽が2つあり、ぬる湯とあつ湯にわかれていますが、
ぬる湯と言ってもそこは草津。別にぬるくはなく、適温の温度。
あつ湯は寝起きの体には刺激的な温度でした。
日帰り入浴は混み合います
続いて露天風呂。私の指が写真に写ってしまいましたが、高原の樹林帯の中にある爽やかなお風呂です。
泉質は酸性-含硫黄-塩化物・硫酸塩泉。
源泉は草津で最大の湯量と酸性度を誇る万代鉱源泉。
その代わり硫黄分は全く含まれておらず、湯畑のお湯とは泉質が異なるものです。
この万代鉱源泉は草津の中心から少し離れた旅館やホテルで主に使われています。
これだけ大きなホテルですが、豊富な湯量のため、源泉かけ流しです。
早朝は混んでないだろと予想してきましたが、これが大失敗。
七時台は朝食前のお客さんでごった返し、ひっきりなしに宿泊客が入ってきます。
ですが、8時頃になると一転、皆さん朝食中に行ったようで。お風呂はスカスカの状態に。
日帰り入浴で空いている時間を狙うならこの時間か、
チェックイン前の14時台が良いと思います。
草津温泉の他の日帰り入浴はこちら。
温泉分析書 刺激の強い強酸性の温泉
成分総計が1000mgを超えると、単純温泉にはならず、陽イオン-陰イオンの順に20%超のものを並べて名前をつけます。こちら3320mg。陰イオンは塩化物イオンと硫酸イオンが20%を超えますが、陽イオンは水素イオン以外に20%を超えるものがありません。この場合、陽イオンは脱落し、塩化物・硫酸塩泉となります。強酸性の温泉にまれに見られます。
特殊成分として、水素イオンでが1mg以上で酸性泉となりますが、こちらは26mgもあり、酸性の強い温泉です。
合体して、酸性-塩化物・硫酸塩泉です。