大東舘の日帰り入浴ってどんな感じなの?
年間300箇所以上日帰り入浴している温泉ソムリエが、実際に訪れてレポートします。
こんな人におすすめ
・設備充実のホテルで入浴したい
・湯畑散策のついでに温泉に入りたい
・大きな内湯に入りたい
営業情報とアクセス
大東舘の外観と館内
大東館は湯畑の目の前という超一等地に立つ大型旅館。
湯畑のどこから見ても目立つ建物で、知名度も抜群。
奈良ホテルやホテル櫻井などとは異なり、宿泊料金も割りとリーズナブルで、結構混み合います。
もうひとつの湯畑の真ん前にはホテル一井という、これまた有名な白亜の大型旅館があるのですが、こちらは現在、日帰り入浴休止中です。
大東館は有名旅館なので、日帰り入浴不可だろうと思っていましたが、意外にも「毎日やってます」とのこと。
ただし、日帰り入浴開始時間は15時からと遅めのスタート。
夜も20時まで日帰り入浴営業をしている数少ない旅館です。
この時間は宿泊客のチェックインとかぶる日帰り入浴にとっては魔の時間。混雑を予想し、14時50分くらいにフライングで入場。
多少早くても受付してくれました。
お風呂はロビーからすぐの一階です。
大東舘の温泉
大型旅館らしく広くて立派な脱衣所。
こちらが大浴場。壱之湯と弐之湯があり、日帰り入浴時間は壱之湯が男湯。弐之湯はそんなに特徴はないようです。
なんで水車なのかは分かりませんが、和風の風情あるお風呂。
家紋のような紋章がお風呂の底に描かれています。
湯船の中央に湯口があります。
湯畑源泉を使用しており、泉質は酸性-含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉。殺菌力に優れた強酸性の温泉で、大腸菌をすぐに死滅させるお湯。五寸釘や一円玉でも一週間で溶けてなくなるそう。
昔から恋の病意外にもなんでもきくと言われてきた、日本を代表する名湯です。
奥側の湯船の底にもなにかのマークのようなものがありましたが、
これがなんなのか分からず。
結構深めの湯船になっています。
洗い場をセパレート式。しかも木造で凝っています。
大東館は草津では珍しく露天風呂も完備。
サイズはそんなに大きくありませんが、外の空気を感じながら入浴料
できます。露天風呂のすぐ外は賑やかな通りで、道行く観光客達の声も聞こえます。
これだけ広いお風呂ですが、オープン同時だったので、終始誰にも会わずに入れました。
帰り際にロビーを通ると、チェックインを待つ長蛇の列が。。
これはちょっと早めに来て正解でした。
以上、大東舘の日帰り入浴情報をご紹介しました。
いかがだったでしょうか?
草津温泉に日帰りで訪れた際の参考にしていただければ幸いです
日帰り入浴してみた感想まとめ
大東館は湯畑の目の前にあり、草津温泉を代表する旅館のひとつ。
草津温泉は露天風呂がない宿が多いですが、こちらは小さいながらも露天風呂完備。
大浴場も広く、文句の付け所がない温泉です。
遅くまで日帰り入浴可能なのも嬉しいところ。
大東舘の泉質と効能
✓源泉 湯畑源泉
✓温度 51.3度(高温泉)
✓pH値 2.1(酸性泉)
✓成分総計 1690mg
✓効能 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、切り傷、やけど、慢性皮膚病、慢性婦人病、動脈硬化症