こんな人におすすめ
・歴史あるホテルで入浴したい
・二種類の泉質を楽しみたい
・真新しいお風呂に入りたい
営業情報とアクセス
▶日帰り入浴時間
13:00〜16:00
▶日帰り入浴料
1000円
▶タオル
150円
▶お風呂の数
内湯露天(男1・女1)
▶サウナ
あり
▶住所
▶電話番号
0279-88-5011
草津ホテルの外観と館内
草津ホテルは湯畑から西に徒歩10分ほどのところにある旅館。
大正時代創業の老舗旅館で、豪壮な木造建築は、クラシックホテルのような雰囲気があります。
銀色に輝く入母屋造りの屋根が3棟立ち並び、西の河原通りを歩く観光客の目を引きます。
見るからに高そうな旅館ですが、宿泊すれば2万5000円くらいはするマジものの高級旅館です。日帰り入浴不可なオーラが漂いますが、意外にもオッケイ。割りと安定的に日帰り入浴を行っています。
というのは分かっていたのですが、いざ立派な玄関に近づくと本当に大丈夫なのか不安。すぐにホテルマンのような方が出てきて、「お泊りですか?」と聞かれ、ヤバいと思いましたが、日帰り入浴したい旨を伝えると、快く入れていただきました。
館内は最近リニューアルしたようで、老舗旅館らしからぬピカピカ感。新しくオープンした旅館のような雰囲気です。
日帰り入浴料は1000円。草津では珍しくタオルは別料金。
ロビーには自転車が飾られいたりと、コンセプトはちょっと謎。
お風呂まではちょっと遠く、長い廊下を進みます。
途中ホールのような空間があります。
おしゃれな休憩スペースなんかもありました。
貸切風呂が整然と立ち並ぶエリア。
日帰り入浴でも別料金で利用可能です。
ようやくお風呂に到着。
脱衣所。こちらもかなり新しい感じ。
こちらが大浴場。昔は趣あるレトロなお風呂だったようですが、ちょっとこれは新しすぎて、ビジホの大浴場のように見えちゃいました。
とてもキレイですし、清潔感ありありなのですが、個人的には渋いほうが好きです。
温泉は万代鉱源泉と西の河原源泉の2つを使用。
この2つの源泉は硫黄分を含まず、湯畑の源泉とは泉質が異なります。
万代鉱源泉は酸性-塩化物・硫酸塩泉という泉質名。
草津の数ある源泉の中でも最も成分が濃く、強酸性の温泉です。
西の河原源泉は、有名な西の河原露天風呂に使用されている源泉。
泉質名は酸性-アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉で、硫黄分を含まない点を除けば、ほぼ湯畑源泉と同じお湯。
旅館の日帰り入浴でこの源泉に入れるのは、草津ホテルだけです。
硫黄分は含まないため、透明に近い色をしています。
続いて露天風呂。景色は見えませんが、草津温泉でこれほど大きな露天風呂を持つ旅館は少ないため、とても貴重。
ですが、露天風呂もちょっとピカピカすぎ感は否めません。
浴槽を二つに仕切り、西の河原源泉と万代鉱源泉を楽しめるようになっています。
以上、草津ホテルの日帰り入浴情報をご紹介しました。
いかがだったでしょうか?
草津温泉に日帰りで訪れた際の参考にしていただければ幸いです
日帰り入浴してみた感想まとめ
草津ホテルはクラシックで豪壮な木造建築が目を引く旅館。
草津でも有数の有名旅館で、建物と館内見学だけでも価値があると思います。
西の河原源泉を日帰り入浴で楽しめるのはこの宿のみ。
西の河原露天風呂は芋洗いを極めた混雑度ですが、こちらは同じ源泉の温泉に、ほとんど混み合わことなく入れました。
草津ホテルの泉質と効能
▶万代鉱源泉
✓源泉 万代鉱源泉
✓温度 96度(高温泉)
✓pH値 1.5(酸性泉)
✓成分総計 3720mg
✓効能 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、切り傷、やけど、慢性皮膚病、慢性婦人病、動脈硬化症
▶西ノ河原源泉
✓源泉 西ノ河原源泉
✓温度 51.0度(高温泉)
✓pH値 2.0(酸性泉)
✓成分総計 2090mg
✓効能 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、切り傷、やけど、慢性皮膚病、慢性婦人病、動脈硬化症