大露天風呂の日記

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草津温泉【奈良屋】日帰り入浴記「草津最古の源泉を引く老舗旅館」

 

草津温泉 奈良屋の日帰り入浴ってどんな感じなの?

年間300箇所以上日帰り入浴している温泉ソムリエが、実際に訪れてレポートします。

こんな人におすすめ 

 

・歴史ある老舗旅館で入浴したい

・ちょっと高級な旅館で入浴したい

・貴重な源泉を楽しみたい

 

 

営業情報とアクセス

 

▶日帰り入浴時間

12:30〜14:00

▶日帰り入浴料

1200円

▶お風呂の数

内湯露天(男1・女1)

▶サウナ

なし

▶住所

群馬県吾妻郡草津町草津396

▶電話番号

0279-88-2311

 

奈良屋の外観と館内

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奈良屋旅館は草津温泉の中心部にある老舗旅館。 

手前は風情ある木造の建物、奥は鉄筋の建物の旅館です。

 


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遠から見るとこんな感じ。右奥の背の高い建物が奈良屋です。


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隣には国の登録有形文化財である山本館や、これまた風情ある建物の益成屋(えきなりや)などが立ち並び、温泉情緒あふれるエリアです。


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奈良屋は宿泊すれば3万円はくだらない超高級旅館。

私のような庶民では到底手が届かない旅館です。

知名度も抜群で、名実ともに草津温泉ナンバーワン旅館と言っても過言ではありません。

玄関からしてなんだか威厳があり、立ち止まって写真を撮るは人もちらほら。


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普通こんな旅館は日帰り入浴不可ですが、奈良屋はなんとオッケイなのです。玄関前にも日帰り入浴の受付時間が書かれた看板があります。日帰り入浴は12時半からですが、13時からの場合もあります。


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それでは館内へ。中へ入るとお香の匂いが立ち込めていて、やはりこの旅館は別格だな思わせます。

全館畳敷きで、帳場も老舗らしく番台のようになっていました。

ちょっとフランイグして入ったので、開始時間までロビーで待つことに。

倉木麻衣渡月橋お琴verがBGMで流れていて、なんとも風流。

入浴料は1200円。 

 


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タオルは入浴料に含まれます。

立派なロゴ入りの巾着袋付きです。

残念ながらタオルは無地でコレクション入りならず。


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お風呂は玄関正面の階段をあがります。

トイレから何から何までキレイです。


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畳敷きの廊下はなんとも感触が良い感じ。


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こちらがお風呂入口。

お風呂は将軍お汲み上げの湯と花の湯の2つ。

日帰り入浴時間はお汲み上げの湯が男湯です。

 

将軍お汲み上げとは、徳川吉宗草津の名湯の評判を聞き、お湯を江戸まで運ばせたことにちなみます。


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お風呂上がりスペースも畳敷き。

 

奈良屋の温泉


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のれんの先がお風呂です。


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脱衣所。

 


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お風呂は脱衣所から階段で少し降りたところにあります。

奈良屋の家紋が書かれた立派な扉。


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こちらが大浴場。木造の湯小屋に楕円形のお風呂。

浴槽は石造りです。ちょっと薄暗く雰囲気のある浴室。


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源泉は白旗源泉を使用。源頼朝が発見したと伝えられる草津最古の源泉で、草津でも10件ほどしか引湯していない貴重な源泉です。

お湯は適温に保たれていて、草津によくある熱すぎるといったことはありません。

泉質は酸性-含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉。

わずかに硫黄の香りのする酸味のある温泉です。


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奈良屋は草津では珍しく、露天風呂を持っています。

露天風呂とは言いつつも、屋根があるのと景色もないので半露天というような感じです。

間接照明に照らされたお風呂もまた風情あります。

 

草津温泉は無料の外湯がたくさんあるので、わざわざ旅館の日帰り入浴を利用する人は稀。旅館の日帰り入浴で誰かに会うことはほぼありません。

 

ですが、奈良屋のお風呂なら入りたいと思うのか、続々とお客さんがやってきていました。

 

以上、奈良屋の日帰り入浴情報をご紹介しました。

いかがだったでしょうか?

草津温泉に日帰りで訪れた際の参考にしていただければ幸いです

 

日帰り入浴してみた感想まとめ

奈良屋は草津温泉を代表する旅館のひとつ。

歴史を感じる高級感のある館内で、万人受けする宿だと思います。

1泊3万円の旅館に日帰り入浴できるチャンスは早々ありません。

お風呂も風情あり、貴重な白旗源泉にもつかれるので、かなりオススメ。

 

奈良屋の泉質と効能

 

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酸性-含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉

✓源泉 白旗源泉

✓温度 50.8度(高温泉)

✓pH値 12.0(酸性泉)

✓成分総計 1760mg

✓効能 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、切り傷、やけど、慢性皮膚病、慢性婦人病、動脈硬化