喜和旅館
入浴時間・料金・混雑度
○日帰り入浴時間 11:00〜夕方頃
○日帰り入浴料金 500円
○露天風呂 なし
○お風呂の数 内湯(男1・女1)
○客室数 6室
〇公式HP http://www21.cx/kiwa/
○混雑度 ほとんど誰にも会わない
○個人的オススメ度 ★★★☆☆
〇電話番号 0279-88-2130
泉質
■源泉 湯畑源泉
■泉質 酸性-含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉
(含硫化水素酸性明礬緑礬泉)
■温度 51.3度 pH2.1
■成分総計 1690mg
草津温泉について
草津温泉は有馬、下呂と並び日本三名泉にラインナップされる言わずとしれた超有名温泉。開湯は古墳時代の日本武尊や、奈良時代の行儀発見など諸説ありますが、室町時代頃から世に知られるようになり、江戸時代には温泉番付で東の横綱とされていました。
まさに温泉の代名詞とも言える草津温泉、湯畑を大小様々な旅館が50件ほどひしめく大温泉地です。今でも多くの観光客で賑わう人気の温泉で、どの旅館も直前で予約をとるのは至難。草津温泉の小さな旅館はほとんが日帰り入浴不可なのですが、有名旅館は比比較的日帰り入浴OKの旅館が多いです。
民家のような小さな旅館です
喜和(きわ)旅館は、湯畑から少し離れた国道沿いにあります。草津温泉でもかなり小さな旅館のひとつで、民家のようなサイズ感で、素泊まりも歓迎のお宿です。
草津では珍しく駐車場も完備で、有料駐車場に停めることなく日帰り入浴可能です。
湯畑の西側にはこうした小さな旅館が何十件も密集しているのですが、そのほとんどは日帰り入浴不可。情報がなかったため、片っ端から電話して日帰り入浴の可否を聞いたのですが、どこも冷たい対応で草津温泉がちょっと嫌いになりそうに。。
こちらの旅館は日帰り入浴オッケイだった数少ない旅館のひたつ、おおばあちゃんと思われる人が電話に出て、「お湯を抜いたばかりだから、お昼くらいならいいよ」とのこと。
12時くらいに伺うと伝えていましたが、到着がちょっと遅れてしまいました。待っててくれたようで、途中心配の電話も。
遅くなってスミマセン。
館内へ入ると、電話のおばあちゃんと思われる方、ご近所さんなかのか常連さんのような人が小さな玄関にいらっしゃって、さながら知らない人の家に遊びに来たような感覚。
ちょっと気遅れしつつも、日帰り入浴をお願いすると、「〇〇さんね」とすぐにお風呂へ案内してくれました。
家庭的な明るいお風呂
お風呂は玄関の真横にありました。
こちらがお風呂。まさに民家のようなサイズ感のほっとするお風呂。
洗い場もひとつのみ。
景色はそんなにありませんが、窓が大きく開放感もあり。
サイズ的には3人くらいがギリでしょう。
温泉分析書を見つけられなかったため、詳しくは不明ですが、この色の感じと、宿の場所からしておそらく湯畑源泉。
だとすると、泉質な酸性-含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉です。いずれにしても、草津温泉は強酸性が特徴のお湯。
草津には6つの主要な源泉がありますが、湯畑源泉は透明に近く、熱めなのが特徴。
pHは2.1で殺菌力に優れるお湯で、古くから万病に効くと言われてきました。
浴槽は花崗岩出てきていましたが、温泉成分が付着しトゲトゲ状になっていました。
お風呂からあがり、帰ろうとすると、おばあちゃんが私の入浴時間の短さに仰天。
「どこでうち知ったの?」と聞かれたので、常連さんが多い宿なのかもしれません。まさか草津の旅館全部に電話したなんて言えません笑
喜和旅館はお風呂が小さいので、事実上貸切で利用させてくれます。
料金も安く、駐車場もあるためオススメです。
草津温泉の他の日帰り入浴はこちら。