清茂登旅館
1.入浴時間・料金・混雑度
〇日帰り入浴時間 一日中(時間要確認)
〇日帰り入浴料金 500円
〇露天風呂 なし
〇お風呂の数 内湯(男1・女1)
〇タオル サービス
〇客室数 8室
〇公式HP なし
○混雑度 ほとんど誰にも会わない
○個人的オススメ度 ★★★☆☆
2.場所・電話番号
〇電話番号 0238-43-2039
3.泉質
■源泉 森の山源泉・森の山2号源泉
■泉質 含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物泉
(含食塩塩化土類硫黄泉)
■温度 60.4度
■成分総計 1911mg pH7.3
4.赤湯温泉について
赤湯温泉の開湯は平安時代の1093年。八幡八郎義綱が神のお告げで発見したと言われ、負傷した家来達をその湯に浸からせたところたちまち全快。その際に、お湯が血の色で真っ赤に染まったことから、赤湯と言われるようになったとか。
14件もの旅館がありますが、南陽の中心市街地と入り混じっているため、温泉街という雰囲気は全くありません。超高級旅館も多く、日帰り入浴にケチな旅館も多いです。全体の半分の7件で日帰り入浴可能。
5.外観・館内・お風呂
清茂登(きよもと)旅館は共同浴場とわの湯の通り沿いにある旅館。
場所も住宅街の一角にあり、民家のような佇まいが特徴的。
赤湯温泉で一番小さな旅館です。
近代的な建物が多い赤湯温泉の中で、唯一のひなび系旅館。
ちなみに木造の旅館は赤湯温泉ではここと丹波館のみ。
車は宿の手前に一台分ありますが、宿の裏側にも駐車場があります。
館内に入るとこれまたひなびた感じの玄関。
歴史を感じる暖簾。入浴料は500円。
玄関に入ってすぐ右手が浴室。
木造の趣満点の廊下を進みます。
廊下には旅館ではあまりお目にかかることのない指名手配犯のポスターが。
浴室入口。鉄製の青い扉が目印。
脱衣所には観葉植物があって南国のような雰囲気。
ドライヤーはなし。
バスタオルとフェイスタオルは無料で貸してくれます。
バスタオルまで貸してもらえるのはお得。
浴室は内湯のみで二人も入ればいっぱいの大きさ。
ちょっと大きな民家のお風呂といった趣。
浴槽の縁は花崗岩で内側はタイル張りのレトロなもの。
お湯に浸かるとタイルの感触が心地いい。
お湯は少し熱めですが、一度入るとしっくりくる温度でした。なめるとわずかに塩味があります。
浴室も全体がタイル張りです。
カランは2つ。シャンプーやボディソープが何個も置かれていました笑。このあたりも民家のお風呂感があります。誰のか分からないので使用はパス。
泉質は含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物泉
旧泉質名では含塩化土類食塩硫黄泉。
わずかな硫黄の香りと塩味。
食塩泉は熱の湯とも言われ、よく温まることから冷え性などに効能があります。
赤湯温泉はどの旅館でも源泉が同じため、泉質も寸分違わず一緒です。
日帰り入浴時間を確認したところ、なんと一日中オッケイとのこと。
と言っても門限はあると思いますので電話確認したほうがよいかも。
家族経営でお風呂もアットホーム。誰にも会わずに貸切で楽しめました。
6.温泉分析書の説明
成分総計が1000mgを超えると、単純温泉にはならず、陽イオン-陰イオンの順に20%超のものを並べて名前をつけます。陽イオンはナトリウムとカルシウム、陰イオンは塩化物イオンが20%を超えるので、ナトリウム・カルシウム-塩化物泉となります。成分のほとんどは食塩です。
また特殊成分として、総硫黄(硫化水素イオン、チオ硫酸イオン、遊離硫化水素の合計)が2mg以上で硫黄泉となります。こちらは2.3mgでギリギリ硫黄泉。
7.赤湯温泉の日帰り入浴可能な旅館リスト
赤湯温泉は超がつく高級旅館も多いため、日帰り入浴には厳しめ。御殿守を以前は日帰り入浴可能でしたが、現在は不可。昔ながらの旅館や小さな旅館で日帰り入浴可能です。時間は変更になる場合がありますので、事前の電話連絡をオススメします。
旅館名 | 時間 | 料金 | 紹介記事 |
---|---|---|---|
上杉の御湯御殿守 | 不可 | 不可 | |
山形座瀧波 | 不可 | 不可 | |
松島館 | 不可 | 不可 | |
山茱萸 | 不可 | 不可 | |
丹波館 |
9:00~20:00 | 400円 |
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森の湯 | 不可 | 不可 | |
旅館大文字屋 | 11:00~15:00 | 500円 | |
旅館大和屋 |
16:00~20:00 | 500円 | |
丹泉ホテル | 不可 | 不可 | |
升形屋 | 不可 | 不可 | |
むつみ荘 | 不可 | 不可 | |
近江屋旅館 | 10:00~15:00 | 400円 |
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旅館清茂登 | いつでも | 500円 |
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旅館歌丸 | 10:00~15:00 | 500円 |
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