吹の湯旅館
基本情報
【日帰り入浴時間】
15:00〜19:00
【日帰り入浴料】
1000円
【タオル】
入浴料に含まれる
【露天風呂】
あり
【お風呂の数】
内湯露天(男1・女1)
内湯(男1・女1)
【客室数】
47室
【公式HP】
【個人的オススメ度】
★★★☆☆
住所・電話番号
【住所】
【電話番号】
0246-42-2158
いわき湯本を代表する旅館のひとつ
吹の湯旅館は温泉街でもひときわ目立つ鉄筋13階建の旅館。
客室数では新つたのに次いで2番目に大きな旅館。
大正12年創業で100年近い歴史を有します。
金ピカの看板が立派です。
いわき湯本では新つた、吹の湯、古滝屋の3つが有名どころ。
奥のタワー棟が東館、手前の少し古い建物が西館、真ん中が中央館です。
駐車場も広大で迷うことはありません。
見上げる高さのタワー館。
吹の湯旅館はそこそこ高級な旅館。
この見た目なら普通日帰り入浴不可な感じがします。
事実、かつては日帰り入浴不可だったのでず、いつの間にかオッケイになっていました。
いわき湯本温泉は町をあげて、日帰り入浴歓迎に変わってきており、嬉しい限り。
日帰り入浴は15時から。いわき湯本では15時からスタート基本。大型ホテルが多い温泉地は、だいたい15時スタート。
宿も大きくお風呂を稼働させるのも大変なのでしょう。
日帰り入浴料は1000円。さわやかなお兄さんが受付。
お金を払うと、女性のスタッフさんがお風呂までわざわざ案内してくれます。
フェイスタオル付きです。吹の湯のロゴ入り。
名前がかっこいい旅館なのでロゴ入りは嬉しいです。
タワー棟の一階にあるラウンジ。すっきりとした高級旅館の貫禄。
西館や中央館はちょっと古さを感じますが、タワー棟は全然きれいでした。
吹の湯はいわき湯本の有名旅館。15時以降はさぞかし混むだろうと15時丁度くらいに訪れましたがこれが正解。
まだ宿泊客で混み合っていません。
大浴場は2箇所あります
大浴場は2箇所。
5階の露天風呂付の大浴場と、4階の露天風呂なしの大浴場の2つ。
日帰り入浴でもどちらも入浴可能です。
露天風呂付の大浴場から行くことにします。
露天風呂はエレベーターを4階で乗り換えて向かいます。
展望浴場の字が目立つのですぐわかると思います。
先程のスタッフさんはここまで案内でついてきてくれました。
エレベーターを降りるとすぐ入口。
広い脱衣所。
こちらが展望大浴場。さすがは大型旅館。規模がでかい。
円形の巨大な浴槽です。
丸い浴槽ってどことなく昭和な感じがしますが、レトロなお風呂も乙なもの。
中央の湯口から滝のように温泉が注がれます。
泉質は含硫黄-ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉。
旧泉質名では含芒硝食塩硫黄泉です。
循環消毒あり。
硫黄と食塩を含むお湯で、ほのかに硫黄の香りとアブラ臭のような香りが混ざります。
成分総計は1844mg。しょっぱさを感じるほどではなく、硫黄の個性の方が強いです。
いわき湯本の源泉は全て同じで、旧炭鉱の坑内から揚湯しています。
続いて露天風呂。ゆつぼという名前のお風呂です。
こちらが露天風呂。「ゆつぼ」というからには、壺湯をイメージしていましたが、四角形の湯船が2つ。
右が熱めで、左が普通の温度。
いわき湯本は露天風呂があるお宿が意外と少ない。
新つた、古滝屋、吹の湯の三大旅館のほかは旅館こいとくらい。
露天風呂があるのはとても貴重なのです。
景色はこんな感じ。いわき湯本の温泉街とは反対側なので、あまり見ごたえはありません。
山側はこんな感じ。タワー棟の吹の湯のロゴが見えます。
続いて露天風呂のない山側の大浴場へ。
露天風呂がなくても、2つ入れるなら、これは入らざるを得ません。
4階の客室が並ぶ廊下の先が大浴場です。
途中に湯上り処があります。
大浴場入口。こちらはタワー棟の4階にあたります。
脱衣所も先程より広く、新しい感じ。
こちらが大浴場。景色はありませんが、広くてシンプルなお風呂です。
露天風呂付の大浴場で正直十分な気もします。
時間がないならカットでもいいかもですが、こちらのほうが空いてます。
吹の湯はいわき湯本を代表する旅館のひとつ。
日帰り入浴できることはまだ意外と知られていないのか、混雑するという感じではありませんでした。
1000円で2箇所も入れるのでなかなかお得だと思います。
温泉分析書 意外と硫黄分を多く含むお湯
✓源泉 湯本温泉源泉
✓温度 58.0度(高温泉)
✓pH値 8.0(弱アルカリ性泉)
✓成分総計 1844mg
✓効能 きりきず、末梢循環障害、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥症、アトピー性皮膚炎、尋常性乾癬、慢性湿疹、表皮化膿症