- 下部温泉の歴史
- 下部温泉の泉質
- 1位 長生館(湯沢温泉) 18.4度
- 2位 不二ホテル(湯沢温泉) 27.2度
- 3位 下部ホテル 29.2度
- 4位 湯元ホテル 29.6度
- 5位 橋本屋 31.7度
- 6位 大黒屋 31.7度
下部温泉の歴史
下部温泉は山梨県の南部、身延町にある温泉。1300年前の奈良時代中期に甲斐の国主の霊夢により温泉が湧き出したと伝えられる古い温泉です。
その下部温泉の目と鼻の先に湯沢温泉という温泉があり、かつては表下部温泉と呼ばれていました。源泉は別ですが泉質もほぼ同じため、下部温泉しばしば同一に扱われます。
戦国時代には武田信玄の隠し湯として、信玄自らも入湯したと言われています。
写真は戦前の下部温泉。写真中央には現在でもある神泉橋。橋の左岸には現在の湯元ホテルや古湯坊源泉館、裕貴屋の建物も見て取れます。一方、橋の右岸は現在とは異なり、大通りがありません。
下部川が蛇行する部分に旅館が密集し、山梨県下では石和温泉に次ぐ大きな温泉街です。歓楽的な要素の強い石和温泉と対照的に湯治場らしい雰囲気を色濃く残す温泉街となっています。アニメゆるキャンに登場する温泉としても有名です。
日帰り入浴には割とケチな温泉で、半分以下の6件ほどで可能です。
下部温泉の泉質
下部温泉は源泉温度が31度前後のぬる湯の温泉。じっくり長湯することで体が芯からポカポカとあたたまり、効能高い温泉として古くから知られていました。
泉質はアルカリ性単純温泉又はアルカリ性単純硫黄温泉。近年、源泉温度が高いあつ湯も掘削され、上がり湯として各旅館で利用されています。強アルカリ性のお湯ですが、ぬるぬる感はあまりないお湯。クセのない温泉で飲泉も可能です。
ぬる湯が魅力の下部温泉を源泉温度が低い順にご紹介。
1位 長生館(湯沢温泉) 18.4度
✓うっそうとした茂みの中にある超ひなび系旅館
✓レトロなタイルの浴槽で味わう極上のぬる湯
✓早朝から日帰り入浴可能
2位 不二ホテル(湯沢温泉) 27.2度
✓ぬる湯の混浴露天風呂あり
✓建物や館内は新しくキレイ
✓日帰り入浴は地元の方でにぎわう
✓茶色と白色の湯の花が沈殿する冷泉
♨泉質
♨日帰り入浴時間
9:00〜20:00(受付19:00まで)
♨日帰り入浴料金
800円
♨住所
♨電話番号
0556-36-0219
♨公式HP
3位 下部ホテル 29.2度
4位 湯元ホテル 29.6度
5位 橋本屋 31.7度
✓長湯可能な絶妙な湯加減のぬる湯
✓館内はきれいにリノベーション
✓湯上りのアイスやサイダーなども充実
✓日帰り入浴は少し混雑する
6位 大黒屋 31.7度
✓下部川の渓流を聴きながら入る内風呂
✓凝った意匠の木造旅館
✓あつ湯とぬる湯に仕切られた木造の湯舟
✓日帰り入浴料は少し高いが、混雑しない