ホテル吉野
1.基本情報
【日帰り入浴時間】
9:00〜20:00
【日帰り入浴料】
500円
【露天風呂】
あり
【お風呂の数】
内湯露天(男女入替1)
【公式HP】
なし
【個人的オススメ度】
★★★★☆
2.住所・電話番号
【住所】
【電話番号】
055-253-2878
5.外観・館内・お風呂
ホテル吉野は湯村温泉の中央部にある旅館。
グーグルに表示された電話番号にかけると、なぜか繋がらないのですが、なんとか電話番号を探してかけてみると、9時から日帰り入浴可能ですとのことでした。
ロビー。訪れてみると誰もいません。
帳場の呼び鈴をしつこいほど鳴らしてみましたが、反応なし。
これはやばいと思い、あえて電話してみると、「今留守にしているので、どうぞお入りください。お代500円は置いておいてください」とのこと。
ピッタリの持ち合わせがなかったので、千円札を置いて、お風呂へ。
500円は寄付になりますが、うーんやむなし。。
ちなみに帳場の前はちょっとした博物館になっていて、
壺や象嵌のお皿など、古美術品の陶器がたくさん展示されています。
お風呂は玄関前にあったので、迷ったりはしません。
脱衣所。
こちらがお風呂。
お湯は透明で一見普通な感じに見えるのですが。
気っ、気持ち良すぎる。なんなんでしょう。
温度がまずなんとも言えない、丁度いい感じ。
そして、足を入れただけで、お湯に少しトロミがあるのがわかります。
透明なお湯でそんなに感動することはないのですが、ここはまさに感動もの。
予想外のお湯の良さに絶句です。
しかも誰もいない。貸切でこのお湯を堪能できちゃうなんて。
泉質はナトリウム-塩化物・硫酸塩泉。旧泉質名では含芒硝食塩泉となります。源泉かけ流しとは書いていませんでしたが、塩素臭もせず、お湯の鮮度もいいので、この感じならほぼ間違いなく源泉かけ流しでしょう。
アルカリ性単純温泉ばかりの山梨県。ちゃんと泉質名がある温泉は貴重です。
源泉温度は40度。別にぬるいわけではないのですが、熱すぎもしない温度が気持ちよさの秘密のひとつ。
ぬるつきはないのですが、pHは9.0と強アルカリ性のお湯で、とても柔らかい感じがします。
露天風呂は、小さな庭スペースに陶器のお風呂。
これまた風情のある感じで好き。
陶器風呂は一人サイズ。足をちょうど伸ばせるくらいです。
食塩がメインの温泉ですが、しょっぱさがある程ではありません。お湯から上がると、ほんのちょっとだけ、皮膚を塩でパックされたようなベタつきを感じます。
塩パックは、体の熱を閉じ込め、あたたまりを良くするお湯で、食塩泉の特徴です。
古そうな温泉分析書。
お湯に大満足したので、1000円も払いましたが、全く不満はありません。
ホテル吉野は、日帰り入浴も長い時間やっており、積極的に営業しています。お湯の良さは本当に一級品です。混み合ったりする感じは全くなさそうで、入浴料も500円と安いのでぜひ訪れてみては。
まだまだあります 湯村温泉
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6.温泉分析書の説明