旅館なんぶ屋の日帰り入浴ってどんな感じなの?
年間300箇所以上日帰り入浴している温泉ソムリエが、実際に訪れてレポートします。
こんな人におすすめ
・アブラ臭のする温泉が好き
・清潔感のある宿で入浴したい
・あたたまりの良い温泉に入りたい
営業情報とアクセス
▶日帰り入浴時間
10:00〜18:00
▶日帰り入浴料
500円
▶お風呂の数
内湯露天(男1)
内湯(女1)
▶サウナ
なし
▶住所
▶電話番号
0229-83-3437
旅館なんぶ屋の外観と館内
旅館なんぶ屋は東鳴子温泉の中央にある旅館。
鳴子御殿湯駅にも近い立地にあります。
クセが強い旅館が多いこのエリアですが、こちらはクセが弱めの旅館のため、そこまで有名ではありません。
ですが、日帰りの個室休憩プランもやっていて、カラオケなどもできちゃうよう。そんなわけで、お昼にも関わらず、結構お客さんがたくさんいました。
年季の入った鄙び系旅館が多い東鳴子ですが、
こちらの建物はかなりキレイです。
風除室に入るとちょっと薄暗く、ロビーも見えなかったので、
これは休業日なのかと思いましたが、「営業中」の張り紙があってひとまず安心。ちなみになんぶ屋は水曜日が休業日。
すごいのは風除室内の植物の数々。
植物園みたいになっています。庭にあったものを冬季は中へ入れているのかも。
ロビー。館内も真新しい感じで、床は畳敷き。
お風呂も写真右側でコンパクトにまとまっています。
サイズ感がちょうどいい旅館。ソロで素泊まりするなら、
こういうところが理想。
入浴料は500円。
タオルは200円でロゴありです。
旅館なんぶ屋の温泉
お風呂はロビーから直結。お風呂の前の扉は客室でした。
なんぶ屋は姫の湯と赤這の湯という2つのお風呂がありますが、
姫の湯は露天風呂付きで、赤這の湯は露天風呂なしで小さめです。
日帰り入浴の時間帯は姫の湯が男湯。
脱衣所。
こちらがお風呂。L字型の湯船で寝湯もあります。
東鳴子らしいアブラ臭が香るお湯。
源泉は東鳴子温泉の共同源泉で、黒湯の温泉です。
鳴子温泉郷は源泉数が多いため、
他の旅館と源泉がかぶることはほぼありません。
共同源泉と言っても、他にこの源泉を使用している旅館は、いさぜん旅館の第3浴場くらい。お湯はちょっぴり熱め。
泉質はナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉。
旧泉質名では含食塩重曹泉です。
しょっぱさは感じませんが、食塩を含むため、
あたたまりの良いお湯です。
露天風呂もありましたが、混んでいたので写真はありません。
以上、旅館なんぶ屋の日帰り入浴情報をご紹介しました。
いかがだったでしょうか?
東鳴子温泉に日帰りで訪れた際の参考にしていただければ幸いです
日帰り入浴してみた感想まとめ
なんぶ屋は小さな旅館ですが、建物はかなりキレイ。お湯も東鳴子の共同源泉で温泉マニア的には物足りないかもしれませんが、ちょっとお風呂に入って休憩するにはベストな旅館だと思います。
旅館なんぶ屋の泉質と効能
✓源泉 新井第2号泉・動力揚湯源泉、新井第5号泉、唐竹沢源泉
✓温度 66.4度(高温泉)
✓pH値 7.4(弱アルカリ性泉)
✓成分総計 1303mg
✓効能 きりきず、末梢循環障害、冷え性、皮膚乾燥症