基本情報
【日帰り入浴時間】
要確認
【日帰り入浴料】
700円
【タオル】
220円(ロゴあり)
【露天風呂】
あり
【お風呂の数】
内湯(男1・女1)
露天(男女入替1)
【客室数】
11室
【公式HP】
【個人的オススメ度】
★★★☆☆
住所・電話番号
【住所】
【電話番号】
0248-84-2409
泉質
■源泉
二岐温泉2号泉
■泉質
カルシウム-硫酸塩泉
(純石膏泉)
■温度
51.8度
■pH値
pH9.0
■成分総計
1383mg
福島県 二岐温泉ってこんなところ
二岐温泉(ふたまた)は福島県天栄村にある温泉。郡山と会津の中間の山間に位置する温泉でアクセスは決して良いとは言えない秘湯。
秘湯という言葉の発祥は二岐温泉と言われており、日本秘湯を守る会を創設した旅館もここ二岐温泉にあります。
歴史は古く、平安時代の969年に開湯されたと言われる温泉です。
日帰り入浴には寛容で、五件の旅館全てで可能です。
二岐温泉で一番アットホームな宿
桂祗荘は二岐温泉で一番小さな旅館。
のれんがあるだけでちょっといいお宿に見えます。
小さな旅館ながら、HPのクオリティはかなりのものでちょっとびっくり。
大丸あすなろ荘がダントツで有名な二岐温泉。
こちらの旅館を知っている方はかなりの二岐温泉ツウだと思います。
絶妙に漢字が難しく「けいぎそう」と読んでいましたが、
「かつらぎそう」という名前です。
日帰り入浴に関する情報が全くありませんでしたが、電話してみると「何時くらいですか?今日は午前中なら大丈夫ですとのこと」
時間ははっきり決まってなさそうなので、必ず電話したほうがよさそう。
ロビー。館内は清潔感があり、ひなびた湯治宿のような雰囲気はありません。
玄関ドアに「本日休業」と書いてあったので、一瞬びびりましたが、
事前に電話しているのでスムーズに入れていただきました。
若い女将さんが受付。
「車はどこに停められましたか?」と聞かれます。
桂祇荘の真横にある大きな駐車場はお隣柏屋旅館のもの。
間違えて停めてる人が多いのだと思います。
日帰り入浴は700円。お風呂は一階の突き当りです。
歩くと足元の照明がセンサーに反応して点灯するしかけ。
タオルは220円。ここはひらがななのね。
小さな旅館ながら、お風呂前に自販完備です。
頭をぶつけてしまったので、のれんが傾いちゃっていますが、ここがお風呂。
脱衣所は木造。ここだけ古いのか、急に湯治宿のような雰囲気に。
ドアはちょっと固くて開けにくい。
岩づくりのシンプルな内湯
大浴場。岩のプレートがはめられた浴室。
湯船は真っ黒な御影石なので、お湯の色はちょっとわかにくいかも。
湯気の熱気がすごかったので、窓を開けて換気。
ただ、窓の外は道路と民家があり、開け放つと丸見えです。
タイミング悪く洗濯物を干すおじさんと、駐車してきたおじさんに出くわしたたため、そっと閉めました。
泉質はカルシウム-硫酸塩泉。
旧泉質名では純石膏泉です。
二岐温泉は各旅館で源泉が異なりますが、こちらは二岐温泉2号泉。
源泉温度は二岐温泉の他の源泉よりも10度ほど熱い51度。
成分総計も、大丸あすなろ荘の10号源泉に次いで濃い上質なお湯です。
湯口から勢いよくお湯が投入されていますが、ほんの少し塩素臭がしたので、おそらく循環消毒ありだと思われます。
源泉温度が高いのでお湯は少し熱め。
入っていいの?露天風呂もあります
特に案内はなかったのですが、露天風呂もあるよう。
露天風呂は一つしかなく、細かく男女入れ替えの時間が設定されていました。
露天風呂は宿の裏口から一度外に出ます。
この湯小屋が露天風呂です。
露天風呂はこんな感じ。
立派な東屋がかけられた岩風呂。
囲いがないと道路から丸見えなので、景色はゼロなのですが、
なかなかいい雰囲気ですね。
二岐温泉は渓流沿いの露天風呂が名物ですが、このタイプの露天風呂はここだけです。
竹筒の湯口もいい感じ。
露天に入りたかったのですが、特に案内などはなく、
張り紙にも日帰り入浴の時間帯に入浴可能との記載もなかったので、
見学だけにしておきました。
野良猫が可愛い
露天風呂から宿の建物へ戻ろうとすると、
なんと私の後ろにぴったり三毛猫がくっついていたようです。
振り向くとサーッと逃げてしまいました。
猫も露天風呂を見たかったのか?
野良猫のようで、絶妙に距離を取りながら
一方でお腹をゴロンゴロンさせて、撫でてくれアピール。
なかなかかわいいやつで、試しに撫でてみると、普通に触らせてくれました。アピールしてきた割には撫でても意外と反応は薄い。。
人慣れしてそうな感じです。
桂祇荘は二岐温泉でも小さな旅館ですが、その分アットホームな雰囲気が魅力。
日帰り入浴で混み合うとこともなく、誰にも会わずに楽しめました。
温泉分析書 完璧な石膏泉
溶存物質が1000mgを超えると、単純温泉にはならず、陽イオン-陰イオンの順に20%超のものを並べて名前をつけます。こちらは1383mgで1000mgを超えます。陽イオンはカルシウム、陰イオンは硫酸イオンが20%を超えるので、カルシウム-硫酸塩泉です。