基本情報
【日帰り入浴時間】
要確認
【日帰り入浴料】
2200円(要前日までに予約)
【タオル】
フェイスタオル込み
【露天風呂】
あり
【お風呂の数】
内湯(貸切2)
露天(貸切1)
【客室数】
6室
【公式HP】
【個人的オススメ度】
★★★★☆
住所・電話番号
【住所】
【電話番号】
0279-64-2217
泉質
■源泉
山鳥の湯・湯の泉の湯
■泉質
カルシウム・ナトリウム-硫酸塩泉
(含芒硝石膏泉)
■温度
49.4度
■pH値
pH8.7
■成分総計
1050mg
群馬県 四万温泉ってこんなところ
4万の病を治すと言われたことから、四万温泉という名前になったそう。
四万たむらと積善館以外に大型旅館は少なく、こぢんまりとした宿が多い雰囲気。
日帰り入浴には半分ほどの10件で可能です。
日帰り入浴は前日までに要予約
湯宿山ばとは四万温泉最奥部のひなたみエリアにある旅館。
ここは小さな旅館が七件ほど。
四万たむらや積善館がある中心部からは離れているため、
通りを歩く人もまばら。山深い静かなエリアです。
日帰り入浴はこちらの旅館と、鹿覗きの湯つるやの2件で可能ですが、どちらも要予約のため、ちょっと利用しにくいです。
日帰り入浴は前日までに予約が必要。
「前日までに」がポイントで、当日予約だと断られます。
あちらこちらの旅館をローラーしている私。
前日までに予約することが難しく、なかなか訪れることができませんでした。
この日もダメ元で当日に電話したところ、「前日までに予約なんですよ。 ただ今日は14時〜15時までの間ならお受けできます」とのこと。
これはラッキー。
さっそく予約をして訪れました。
昭和51年に民宿として創業したお宿。四万温泉ではそこまで古い旅館ではなく、建物もそれなりにキレイです。
客室数わずか6室の小さな旅館で、パット見ちょっと大きな民家のようなサイズ感。
赤白のれんがいい感じですね。
予約をして訪れたのですが、ボタンを押しても自動ドアが開かない。
15分程遅れて到着したので、もしかして来ないと思って閉めてしまったのか?とちょっと不安に。
改めて電話したところ、すぐに開けてくれました。
ロビーもかなり小ぢんまりとしています。
置かれている小物類はどれもかわいらしく、女性受けしそうな感じ。
日帰り入浴は2200円。
ちょっと高いですが、貸切なのでまあ妥当でしょう。
ランプが吊るされた休憩処。
館内はどことなく、鳥を炭火で焼いたような匂い?
山ばとという名前に引きづられているかもですが、確かにそんなような匂いがしました。
こちらの旅館は料理にも力を入れていて、オシャレなダイニングで囲炉裏料理などが味わえるようです。
貸切風呂は3箇所から選べます
お風呂は階段を降りて地下一階。
女将さんが案内してくれます。
お風呂は3箇所。すべて貸切風呂です。
ただし全部は入れません。
日帰り入浴はどれか一つ。時間は1時間です。
「よろしければお風呂を見て決めていただいても」と女将さん。
ということで3つのお風呂を全部拝見。
こちらはこしきの湯。
こちらは美晴の湯。
こしきの湯と美晴の湯はほぼ一緒な感じ。
どちらも内湯のみで、2人か入れても3人くらい。
隣り合っているので景色もそんなに変わりません。
やはりここは唯一の露天風呂。滝見の湯に決めました。
おそらくここがメインではないかと。
脱衣所。
フェイスタオルは脱衣所に用意されています。
緑がすごい!大自然の露天風呂
こちらが滝見の湯。サイズは小さいですが、緑がとにかくすごい。
森の中で露天風呂に入っているような感覚。
こちらのお宿は四万温泉で2番目に奥地にある旅館。
なので、こんな秘湯のような気分を味わえるのです。
ちなみに最も奥にあるのは中生館。
こちらはまさに秘湯。川のすぐ隣りにあるワイルド露天が人気でしたが、最近日帰り入浴やめてしまったようです。
露天風呂からの景色はこんな感じ。
建物は全く見えず、見渡す限りの森。
草木に隠れて見えませんが、下には四万川が流れているので、
ゴォーという滝のような渓流音がBGM。
これでもかとマイナスイオンと、緑の匂いを感じまくる露天風呂。
思わず深呼吸したくなります。
いやあ なかなか素晴らしい。
お風呂は小さいので、お湯に身を沈めれば、ザバーと大量のオーバーフロー。ちょっともったいないくらい。
一度に二人入ったら、大洪水になりそう。
泉質はカルシウム・ナトリウム-硫酸塩泉。
旧泉質名では含芒硝石膏泉です。
山鳥の湯と湯の泉の湯の2つの源泉を混合。
山鳥の湯は宿名の由来かも?
写真に湯気まで写っているとおり、お湯は少し熱めです。
四万温泉はこころなしか、熱めの温泉が多いような気がします。
もちろん源泉かけ流し。
これも四万温泉では当たり前です。
湯口には石膏と思われる成分がびっしり。
一つだけですが、カランもありました。
湯上がりのお休み処。
冷蔵庫の中のジュースは、もしかしてサービス?
かと思いましたが申告制の有料でした。うーん残念。
湯宿山ばとは日帰り入浴のハードルが少し高いですが、四万温泉でも最も緑に囲まれた露天風呂を楽しめます。
貸切で利用できるので、カップルにもオススメです。
温泉分析書 芒硝を含む石膏泉
溶存物質が1000mgを超えると、単純温泉にはならず、陽イオン-陰イオンの順に20%超のものを並べて名前をつけます。こちらは1050mg。陽イオンはカルシウムとナトリウム、陰イオンは硫酸イオンが20%を超えるので、カルシウム・ナトリウム・硫酸塩泉です。