基本情報
【日帰り入浴時間】
要確認
【日帰り入浴料】
700円
【タオル】
200円(ロゴあり)
【露天風呂】
あり
【お風呂の数】
内湯露天(男1・女1)
【客室数】
12室
【公式HP】
【個人的オススメ度】
★★★★☆
住所・電話番号
【住所】
【電話番号】
0248-84-2104
ちょっとだけロッジ風の小さな旅館
旅館ふじやは二岐温泉のほぼ真ん中にある旅館。
二岐温泉は渓流に面した宿が多いのですが、ここと隣の桂祇荘の2件は山側の旅館です。
三角屋根のロッジ風の部分が玄関、左に続く建物が客室棟とお風呂がある部分。
二岐温泉は大丸あすなろ荘や柏屋旅館などが有名ですが、
ふじやはなかなかマニアックなお宿。
日帰り入浴に関するレポートもネット上になし。
普通なら大丸あすなろ荘に入れば満足すると思いますが、せっかくなら二岐温泉全部入りたい。
電話してみたところ、「今日はちょっと、、、ちなみに何時くらいですか?」と聞かれたので、午前中ならどうですか?と聞いてみたところ、「午前中ならおりますので大丈夫です」とのこと。
なんとかオッケイいただきました。
明るい感じのロビー。
見た目通りちょっとログハウス風。
宿のご主人と思われるおじいちゃんが受付。「お電話くれた方?」とすぐに分かっていただけました。
日帰り入浴は700円。
タオルは200円でロゴ入り。
ご主人がお風呂まで案内してくれます。
途中休憩所があり、「良かったらここで休んで下さい」とのこと。
ちょっと古めでしたが、漫画本がたくさん。
こういう休憩スペースがあるのは嬉しい。
内湯と露天風呂はつながっていません
お風呂入口。
めっちゃ広い脱衣所。正面が内湯で左が露天風呂への入口。
ご主人、脱衣所の中まで入り、丁寧にお風呂の説明をしてくれます。
脱衣所には公園にありそうな立派なベンチも。
まずは内湯へ。熱気がこもっていてちょっとサウナのよう。
「熱かったら窓を開けてください」とのことでしたので、窓を開けて外気を取り込み。
湯船はL字型。中央からボコボコとお湯がジャグジーのように湧き出しています。お湯は少し熱め。
循環消毒ありかは不明。
ただ塩素臭などは全くせず、どちらなのか私にも分かりませんでした。
泉質はカルシウム-硫酸塩泉。旧泉質名では純石膏泉です。
源泉は二岐温泉14号泉。
二岐温泉はいずれも純石膏泉ですが、各旅館で源泉が異なるので、ビミョーに成分量などが異なります。
pH9.2とかなりの強アルカリ性のお湯。
普通これだけアルカリ性が高ければ、お湯にトロミやヌルヌル感を感じるものですが、二岐温泉は何故か全くそれがありません。
新緑まぶしい裏山ビューの露天風呂
続いて露天風呂へ。手書きの看板がいいですね。
露天風呂用の菅笠。
こんなの誰もつけないでしょう〜と思うかもですが、
雨の日などは意外と重宝します。
こちらが露天風呂。
内湯よりは少しぬるめで入りやすい。
狭い箇所に無理やり作った感がありますが、露天風呂があるだけでちょっと嬉しいもの。
「今日はやたらと風が強いので、葉っぱが浮いてます」とのことでしたが、花びらやとタンポポの綿毛など。
虫ならちょっと嫌ですが、新鮮な葉っぱなら気になりません。
ゴミ取り用に大きな金属製のポイ。
露天風呂への装備は初めて見ました。
露天風呂は一つの湯船で、竹垣で仕切られていますが、
反対側は女湯です。
女湯側に湯口があるようで、竹垣の向こうからガポガポと音が聞こえました。
絶妙に高さが低く、見えてしまいそうな高さで心配に。
裏山ビューですが新緑がとてもキレイです。
二岐温泉は渓流沿いの露天風呂が代名詞ですが、こういう露天風呂も悪くないと思います。
露天風呂の横には小さな小さな花。
シュンジュギクという山野草らしい。
旅館ふじやは渓流沿いの露天風呂はないものの、緑に囲まれた山側の露天風呂が自慢。
ちなみに山側の景色が見える露天風呂は二岐温泉でここだけです。
温泉分析書 完璧な石膏泉