大露天風呂の日記

現在874湯掲載 旅館好きの温泉ソムリエのブログ 旅館の日帰り入浴情報を徹底的に紹介します!

二岐温泉 旅館ふじや 山野草も咲く緑に囲まれた露天風呂に日帰り入浴

 

基本情報

 

【日帰り入浴時間】

要確認

【日帰り入浴料】

700円

【タオル】

200円(ロゴあり)

【露天風呂】  

あり

【お風呂の数】

内湯露天(男1・女1)

【客室数】

12室

【公式HP】

http://2fujiya.web.fc2.com/

【個人的オススメ度】

★★★★☆

 

 

住所・電話番号

 

 【住所】

福島県岩瀬郡天栄村湯本下二俣22-1

【電話番号】

0248-84-2104

 

 

 

 

ちょっとだけロッジ風の小さな旅館

 


f:id:zenigame1:20240507202501j:image

旅館ふじやは二岐温泉のほぼ真ん中にある旅館。

二岐温泉は渓流に面した宿が多いのですが、ここと隣の桂祇荘の2件は山側の旅館です。

三角屋根のロッジ風の部分が玄関、左に続く建物が客室棟とお風呂がある部分。


f:id:zenigame1:20240507202759j:image

二岐温泉は大丸あすなろ荘や柏屋旅館などが有名ですが、

ふじやはなかなかマニアックなお宿。

日帰り入浴に関するレポートもネット上になし。

普通なら大丸あすなろ荘に入れば満足すると思いますが、せっかくなら二岐温泉全部入りたい。

 

電話してみたところ、「今日はちょっと、、、ちなみに何時くらいですか?」と聞かれたので、午前中ならどうですか?と聞いてみたところ、「午前中ならおりますので大丈夫です」とのこと。

なんとかオッケイいただきました。


f:id:zenigame1:20240507203249j:image

明るい感じのロビー。

見た目通りちょっとログハウス風。

宿のご主人と思われるおじいちゃんが受付。「お電話くれた方?」とすぐに分かっていただけました。

日帰り入浴は700円。


f:id:zenigame1:20240507203347j:image

タオルは200円でロゴ入り。


f:id:zenigame1:20240507203531j:image

ご主人がお風呂まで案内してくれます。

途中休憩所があり、「良かったらここで休んで下さい」とのこと。


f:id:zenigame1:20240507203618j:image

ちょっと古めでしたが、漫画本がたくさん。

こういう休憩スペースがあるのは嬉しい。

 

内湯と露天風呂はつながっていません


f:id:zenigame1:20240507203723j:image

お風呂入口。


f:id:zenigame1:20240507203749j:image

めっちゃ広い脱衣所。正面が内湯で左が露天風呂への入口。

ご主人、脱衣所の中まで入り、丁寧にお風呂の説明をしてくれます。


f:id:zenigame1:20240507203858j:image

脱衣所には公園にありそうな立派なベンチも。


f:id:zenigame1:20240507203944j:image

まずは内湯へ。熱気がこもっていてちょっとサウナのよう。

「熱かったら窓を開けてください」とのことでしたので、窓を開けて外気を取り込み。


f:id:zenigame1:20240507204105j:image

湯船はL字型。中央からボコボコとお湯がジャグジーのように湧き出しています。お湯は少し熱め。

循環消毒ありかは不明。

ただ塩素臭などは全くせず、どちらなのか私にも分かりませんでした。


f:id:zenigame1:20240507204312j:image

泉質はカルシウム-硫酸塩泉。旧泉質名では純石膏泉です。

源泉は二岐温泉14号泉。

二岐温泉はいずれも純石膏泉ですが、各旅館で源泉が異なるので、ビミョーに成分量などが異なります。

 

pH9.2とかなりの強アルカリ性のお湯。

普通これだけアルカリ性が高ければ、お湯にトロミやヌルヌル感を感じるものですが、二岐温泉は何故か全くそれがありません。

 

新緑まぶしい裏山ビューの露天風呂


f:id:zenigame1:20240507204830j:image

続いて露天風呂へ。手書きの看板がいいですね。


f:id:zenigame1:20240507204939j:image

露天風呂用の菅笠。

こんなの誰もつけないでしょう〜と思うかもですが、

雨の日などは意外と重宝します。


f:id:zenigame1:20240507205046j:image

こちらが露天風呂。

内湯よりは少しぬるめで入りやすい。

狭い箇所に無理やり作った感がありますが、露天風呂があるだけでちょっと嬉しいもの。


f:id:zenigame1:20240507215230j:image

「今日はやたらと風が強いので、葉っぱが浮いてます」とのことでしたが、花びらやとタンポポの綿毛など。

虫ならちょっと嫌ですが、新鮮な葉っぱなら気になりません。


f:id:zenigame1:20240507215325j:image

ゴミ取り用に大きな金属製のポイ。

露天風呂への装備は初めて見ました。


f:id:zenigame1:20240507214856j:image

露天風呂は一つの湯船で、竹垣で仕切られていますが、

反対側は女湯です。

女湯側に湯口があるようで、竹垣の向こうからガポガポと音が聞こえました。

絶妙に高さが低く、見えてしまいそうな高さで心配に。


f:id:zenigame1:20240507215209j:image

裏山ビューですが新緑がとてもキレイです。

二岐温泉は渓流沿いの露天風呂が代名詞ですが、こういう露天風呂も悪くないと思います。


f:id:zenigame1:20240507221335j:image

露天風呂の横には小さな小さな花。

シュンジュギクという山野草らしい。

 

旅館ふじやは渓流沿いの露天風呂はないものの、緑に囲まれた山側の露天風呂が自慢。

ちなみに山側の景色が見える露天風呂は二岐温泉でここだけです。

 

 

 

 

 

温泉分析書 完璧な石膏泉


f:id:zenigame1:20240507220518j:image

 

 

カルシウム-硫酸塩泉(純石膏泉)

✓源泉 二岐温泉14号泉

✓温度 41.8度(温泉)

✓pH値 9.2(アルカリ性泉)

✓成分総計 1334mg

✓効能 きりきず、末梢循環障害、冷え性うつ状態、皮膚乾燥症