大露天風呂の日記

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湯河原温泉 敷島館 温泉やぐらがそびえるホテルでかけ流し湯に日帰り入浴

敷島館


 
 

 

基本情報

 

 【日帰り入浴時間】

13:00〜15:00

18:00〜20:00

【日帰り入浴】

850円

【タオル】

150円

【露天風呂】  

なし

【お風呂の数】 

内湯(男1・女1)

【公式HP】   

https://www.pmac.shigaku.go.jp/annai/fukushi/yado/yugawara/index.html

【個人的オススメ度】

★★★☆☆

 

 

住所・電話番号

 

 【住所】

神奈川県足柄下郡湯河原町宮上745

【電話番号】

0465-63-3755

 

泉質

 
■源泉

第44・46号源泉

■泉質   

ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩温泉

(含芒硝食塩泉)

■温度           

 60.0度 

■pH値

8.

■成分総計  

1290mg

 

湯河原温泉ってこんなところ

 


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湯河原温泉は神奈川県は湯河原町にある温泉。万葉集にもその名が登場する温泉で、1300年以上の歴史があり、関東一の古湯とも呼ばれます。

かつては土肥と呼ばれた地域で、こごめの湯や小梅の湯と呼ばれていました。湯河原の名になったのは江戸時代以降。

江戸時代には東の温泉番付で三位にランクインされるなど、昔から有名な温泉地でした。


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大型旅館の多い熱海や箱根とは対照的で、格式高い木造旅館などが立ち並び、これぞ日本の温泉という雰囲気。超高級旅館が多いのも特徴で、特に奥湯河原と呼ばれるエリアはとんでもない価格帯です。

日帰り入浴には私立当然冷たい温泉ですが、旅館数が多いため、それでも10件ほどで入浴可能です。

 

私立共済事業団の宿です

 


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敷島館は湯河原美術館の目の前にあるホテル。

私立学校共済事業団の施設ですが、一般民でも利用可能です。

千歳川を渡る橋の先に近代的な建物と温泉やぐらが見えます。

 


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日帰り入浴は、13時から15時までと18時から20時の2部制

湯河原温泉の日帰り入浴は基本的午後開始の旅館が多いです。

午前中から入浴可能なのは、伊豆屋、光陽館、ままねの湯、いずみの湯のみ。


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フロント。旅館やホテルと言うよりは公共の宿に近い印象。

日帰り入浴は850円。


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タオル付きだと1000円です。

バスタオル付き。

 

お風呂は最上階の内湯 露天風呂はなし


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お風呂は最上階の4階。

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お風呂入口。


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脱衣所。


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こちらが大浴場。

露天風呂がありそうな雰囲気でしたが、内湯のみです。


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いかにも普通の温泉な感じなのですが、こちらの温泉は自家源泉を源泉かけ流しで使用。

この規模のホテルなので、循環消毒ありだと思っていましたが、贅沢にもかけ流しです。 


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確かにお湯は常にオーバーフローで溢れ出しています。

 

敷地内に巨大なやぐらがあります


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湯河原温泉は源泉数が多く、やぐらがあちこちに建っており、温泉情緒を醸し出しています。

そんなわけで、湯量も豊富。循環消毒の温泉が多い箱根や熱海などと比べて、源泉かけ流しの宿が比較的多い気がします。


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泉質はナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩温泉。

旧泉質名では含石膏食塩泉。


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塩素臭のない無色透明のお湯を、こんなに大きな湯船で楽しめるのは、なかなか新鮮です。


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こちらの自家源泉は、44号と46号源泉の混合泉。

他の源泉よりもアルカリ性が高く、柔らかい湯ざわり。

湯河原の他の源泉では感じなかったちょっと土のような香りもあります。

 

敷島館は公共の宿的な雰囲気で、温泉旅館らしい趣などはありませんが、自家源泉を源泉かけ流しで楽しめます。日帰り入浴は1000円以下で、湯河原では比較的お安い値段で入浴可能です。

 

温泉分析書 石膏と食塩を含む温泉

 


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溶存物質が1000mgを超えると、単純温泉にはならず、陽イオン-陰イオンの順に20%超のものを並べて名前をつけます。こちらは1222mg。陽イオンはナトリウムとカルシウム、陰イオンは塩化物イオンと硫酸塩イオンが20%を超えるので、ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉です。