大滝ホテル
基本情報
【日帰り入浴時間】
14:00〜18:00
【日帰り入浴】
1100円
【タオル】
110円
【露天風呂】
あり
【お風呂の数】
内湯露天(男1・女1)
【公式HP】
【個人的オススメ度】
★★★☆☆
住所・電話番号
【住所】
【電話番号】
0465-62-7111
泉質
■源泉
第133号源泉
■泉質
ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩温泉
(含芒硝食塩泉)
■温度
88.0度
■pH値
8.2
■成分総計
2425mg
湯河原温泉ってこんなところ
湯河原温泉は神奈川県は湯河原町にある温泉。万葉集にもその名が登場する温泉で、1300年以上の歴史があり、関東一の古湯とも呼ばれます。
かつては土肥と呼ばれた地域で、こごめの湯や小梅の湯と呼ばれていました。湯河原の名になったのは江戸時代以降。
江戸時代には東の温泉番付で三位にランクインされるなど、昔から有名な温泉地でした。
大型旅館の多い熱海や箱根とは対照的で、格式高い木造旅館などが立ち並び、これぞ日本の温泉という雰囲気。超高級旅館が多いのも特徴で、特に奥湯河原と呼ばれるエリアはとんでもない価格帯です。
日帰り入浴には私立当然冷たい温泉ですが、旅館数が多いため、それでも10件ほどで入浴可能です。
昭和レトロな大型ホテル
大滝ホテルは湯河原温泉の山間の奥地にある旅館。
山を斜面にして立つ鉄筋8階建てのホテル。
創業は1962年。昭和の大型ホテルという雰囲気。
湯河原では今や数少ない存在です。
日帰り入浴できる旅館ではここが最奥。
ここから先は奥湯河原温泉と呼ばれる一帯で、超高級旅館ばかり。
日帰り入浴可能な旅館はひとつもありません。
ロビーも昔ながらという感じ。
日帰り入浴は1100円。
館内はバブリーな豪華さもあり、エントラスは吹き抜けに大階段。
天井には大きなシャンデリアが下げられています。
お土産コーナー?だったのかどうかはわかりませんが、なんとも昭和レトロな一角。
日帰り入浴は5階大浴場と露天風呂
お風呂はエレベーターで5階。
右側が大浴場と露天風呂。
左は宴会場になっていました。
お風呂入口。
脱衣所もかなり広い。
真ん中には冷たい麦茶がサーブ。
この麦茶、かなり冷たくて美味しかった。
こちらが大浴場。かなりデカいです。
湯河原でも有数の規模だと思います。
湯口は横に長くナイアガラの滝のよう。
ここだけオシャレにライトアップされていました。
泉質はナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩温泉。
旧泉質名では含芒硝食塩泉。
こちらの源泉は湯河原温泉でも有数の濃度を誇る濃い源泉。
ですが、残念ながら循環消毒ありで、若干塩素臭がします。
まあこのサイズのお風呂ならしょうがない。
洗い場。昭和のある時期に建てられた旅館では、こんな風にガラス窓に対面する洗い場を良く見かけます。当時の流行りだったんでしょうか。
野天風呂もあります。大浴場とは直接つながっておらず、一度脱衣所を経由します。
こちらが露天風呂。これまたなかなか大きな露天風呂です。
正面は湯河原の山並みが眼前に迫り、緑のマイナスイオンをたっぷり感じます。お湯は塩素臭ありですが、緑の匂いで相殺され、露天風呂の塩素臭はあまり気になりませんでした。
下には千歳川が流れており、渓流のゴーという音が露天風呂まで聞こえました。緑の匂いといい、渓流の音とといい、自然を感じる露天風呂です。
露天風呂にもカランがありましたが、ここ使う人いるんでしょうか?
腰掛石はメタリックな輝き。
温泉プールと混浴露天風呂もあり
日帰り入浴はここまでですが、大滝ホテルには屋上の庭園部分に混浴露天風呂と温泉プールがあります。
こちらは水着着用がマストで、フロントで案内もされなかったので、宿泊客専用のようです。
誰もいなかったので見学だけさせていただきました。
こちらが混浴露天風呂。言われなければただの池にしか見えません。
屋上ですが、背面は山の斜面なので屋上館はあまりなく、野天風呂のよう。
露天風呂の横には足湯スペースも。
その先には温泉プール。これは最近リニューアルしたそう。
大滝ホテルは湯河原温泉では数少なくなった昭和レトロな大型ホテル。日帰り入浴は割と歓迎してくれるので、利用しやすいホテルです。
温泉分析書 湯河原では濃い目の温泉
溶存物質が1000mgを超えると、単純温泉にはならず、陽イオン-陰イオンの順に20%超のものを並べて名前をつけます。こちらは2425mg。陽イオンはナトリウムとカルシウム、陰イオンは塩化物イオンと硫酸塩イオンが20%を超えるので、ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉です。