大露天風呂の日記

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湯村温泉 楽水園 そば屋併設の旅館でぬるめの食塩泉に日帰り入浴

楽水園

 
 

 

 

1.基本情報


 
 【日帰り入浴時間】

13:00〜18:00

【日帰り入浴料】

1000円

【タオル】

サービス

【露天風呂】  

あり

【お風呂の数】 

内湯露天(男1・女1) 

【客室数】

14室

【公式HP】   

https://kofu-rakusui.com/

【個人的オススメ度】

★★★☆☆

 

 

2.住所・電話番号

 
 【住所】

山梨県甲府市湯村1-11-5

【電話番号】

055-252-1677

 

 

3.泉質


■源泉

楽水園ホテル

■泉質   

ナトリウム-塩化物泉

(食塩泉)

■温度           

 31.2度 

■pH値

7.9

■成分総計  

1193mg

 

 

4.湯村温泉について

 


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湯村温泉山梨県甲府市にある温泉。同名の温泉が兵庫県にもそちらのほうが有名かもですが、山梨県では石和、下部に次ぐ大きな温泉です。甲府駅からは車で10分程度。県庁所在地

の中心近くに温泉街があるのは、全国的にも珍しいです。


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歴史も古く808年に弘法大師が発見したと伝えられます。かつては志磨の湯と呼ばれ、武田信玄隠し湯として、信玄自らも躑躅ヶ崎館から訪れたといいます。


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皇室御用達の格式高い常磐ホテルを始め、小さなエリアに旅館が8件ほど密集しています。日帰り入浴にはとても寛容で、常磐ホテルを除くすべての旅館で可能です。

 

5.外観・館内・お風呂

 

 


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楽水園は湯村温泉の一番南側にある旅館。

湯村温泉のメインストリートから少し離れた常盤ホテルの裏側にあります。

 

日帰り入浴可能か電話したところ、本日メンテナス中のため休業との自動音声。土曜日なのになんでよ。。

諦めきれずに午後に電話してみると、ちゃんと営業しており、日帰り入浴も歓迎という感じでした。


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楽水園は入口が2つあります。左側の入口はらくすいという名前の蕎麦屋。楽水園は蕎麦屋も兼ねているよう。

そうとは知らなかったので、間違えて蕎麦屋に入ってしまいます。

あれ?なんか違う?どうみても飲食店。。

日帰り入浴をお願いすると、蕎麦屋の方が裏通路で旅館のロビーまで案内してくれました。

 

 


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こちらが旅館側のロビー。

日帰り入浴料は1000円です。


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ちなみに本当の入口はこちらでした。


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5回で四千円の回数券の販売もありました。

回数券があるってことは、日帰り入浴には積極的なようす。


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お風呂は外通路みたいな所を通っていきます。

受付の女性の方は、お風呂まで湯加減を見に行ってくれたようでした。

「温度はちょっとぬるめでいい感じだと思いますよ。体の芯からあったまりますのでごゆっくり」


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途中にあった休憩スペース。


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風呂上がりの水分補給用の氷水。


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お風呂入口。


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タオルはサービスしていただきました。


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こちらがお風呂。

温度は確かにちょっとぬるめでいい感じ。

源泉温度は31度ですが、熱くないくらいに加温されています。

個人的には31度でも全然良いのですが。


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泉質はナトリウム-塩化物泉で、いわゆる食塩泉。

山梨県って意外とアルカリ性単純温泉単純温泉ばかりで、食塩泉っていうのはあまり見かけません。

 

湯村温泉は、各旅館がそれぞれ自分の源泉を持っていて、泉質もそれぞれ異なりますが、基本は食塩がベースの温泉。

しょっぱさを感じるほどではなし。

 

そして、ほんのちょっとですが、ラドンを含んでいます。

 

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蛇口は温泉成分のせいか、見事な色に腐食していました。


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こちらが露天風呂。外は住宅街ビューなのですが、ちょっとした庭園風の和風露天風呂になっています。


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内湯は少しぬるめでいい感じだったのですが、露天風呂はちょっと熱め。なので、露天風呂はほぼ入らず、ほとんど内湯に入っていました。

 

楽水園はお蕎麦屋も併設しているので、日帰り入浴とセットで楽しんでみてもいいかも。

 

まだまだあります 湯村温泉

 

【湯村温泉を入りつくせ!】日帰り入浴完全マスターガイド(温泉ソムリエのオススメ6選) - 大露天風呂の日記

 

6.温泉分析書の説明

 


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溶存物質が1000mgを超えると、単純温泉にはならず、陽イオン-陰イオンの順に20%超のものを並べて名前をつけます。

 

こちらは1193mgで1000mgを超えます。陽イオンはナトリウム、陰イオンは塩化物イオンが20%を超えるので、ナトリウム-塩化物泉となります。旧泉質名では食塩泉。