若神楼
基本情報
【日帰り入浴時間】
15:00〜20:00
【日帰り入浴料】
1000円
【露天風呂】
あり
【お風呂の数】
内湯露天(男1・女1)
【客室数】
39室
【公式HP】
【個人的オススメ度】
★★★☆☆
住所・電話番号
【住所】
【電話番号】
0551-42-3378
泉質
■源泉
須玉温泉若神楼
■泉質
■温度
27.5度
■pH値
7.3
■成分総計
672mg
須玉温泉について
須玉温泉は中央道須玉インターからすぐの高台にある温泉。
1980年に湧出した比較的新しい温泉です。
旅館は若神楼の一軒のみです。
高速道路から見える和風旅館
若神楼は鉄筋5階建ての純和風の旅館。
高台にあることと、まあまあ大きい建物ので、中央道からでもはっきり見えます。
なんとなく旅館なのは外観から分かっていましたが、高速を通るたびに気になる存在。
今回始めて訪れてみました。
下の駐車場に車を停めて、まずは立派な門をくぐります。
立派な旅館ですが、残念ながらちょうど外壁工事中。
そんなわけで、宿泊客で普通なら混み合うであろう15時に伺いましたが、意外と混んでいませんでした。
玄関まではちょっとした橋を渡るしかけ。
高台にあるため眺めもよいです。
ロビー。天井が高くちょっといい旅館の雰囲気。
旅館のロゴもかっこいい。
日帰り入浴料は1000円。女性スタッフの方が対応。
「お風呂へは、階段を下りて、廊下をまっすぐ進みドアを開けて、また階段を下りて...」
なんとなく、お風呂まで遠そうなことはわかりました。
まずは玄関入ってすぐ、この立派な大階段を下ります。
一階へ到着。左へ曲がります。
長ーい廊下を進みます。客室がズラッと並んでいました。
書院障子のある趣ある戸を開けて、一回外へ。
外階段を下りていきます。
お風呂までの距離が遠いところは、結構アタリのお風呂が多いので、ちょっと期待感が高まりますね。
見えてきました。
和風感たっぷりのお風呂棟
瓦屋根の建物はすべてお風呂棟。
誰に向けて書いているの謎ですが、「歓迎 露天風呂」とでっかく書いてあります。
これはなかなかすごそうな感じ。
ガラガラと扉を開けると、おーこれは素晴らしい。
楼という名前がつく旅館にふさわしい、高級感ある落ち着いた木造建築。
ロビーにも増して、一段と純和風な空間が広がります。
入って右側が男湯、左側が女湯です。
脱衣所も木造でなんか雰囲気ある。
寒いくらいにシャッキリと冷房が効いています。
この扉の向こうが大浴場。
源泉はかなり冷たいです
こちらが大浴場。かなり広いです。
内湯はこんな感じ。浴槽は2つに分かれており、左側の岩で囲まれた部分が源泉。大きな浴槽は加温されており、循環消毒もありです。
源泉は27度で結構冷たいです。
源泉浴槽なので、頑張って入ろうと思いましたが、30度を下回ると人間はなかなか入れないもの。腰辺りまで浸かってギブアップ。
ちょっと黒っぽく濁っているようにも見えますが、たぶん透明。
泉質は単純温泉です。
成分的には重曹を主成分としています。
それに加えて、メタケイ酸も100g以上と多めに含んでいます。
重曹もメタケイ酸も美肌効果の高い温泉。
須玉温泉はまさに美肌の湯です。
続いて露天風呂へ。「名石大露天風呂」と書かれており、期待できそう。
各地の名石をかき集めた巨大露天風呂
階段を降りると露天風呂。
おー!すげえでかい露天風呂が見えます。
白や赤など様々な石が配された露天風呂。
赤岩はわざわざ四国から運んできたものだそう。
その他、甲州産の銘石も置いています。
浅めの露天風呂で、温度もぬるめ。ずっと入りたくなる感じです。
露天風呂は更に奥まで続いている巨大さ。
このサイズは山梨でも有数なんじゃないでしょうか。
岩露天風呂に力を入れる石和温泉でも、ここまでデカいのはありませんでした。
中央にはひときわ目立つ白色の個性的な形の石。
きっとこれが名石中の名石なんでしょう。
名前はわかりませんが、庭石にしたらなかなか高級な石だと思います。所々苔むした緑がいいアクセント。
お湯や石もさることながら、周りは山になっているので、ここはとにかく空気が美味しい。八ヶ岳が近い立地なので、空気も清涼。時折吹いてくる風にも緑の匂いがあります。
露天風呂がかなり心地よかったので、しばらくここでまったり。
ですが、結局誰にも会いませんでした。
こんなに大きい露天風呂だと、混んでもおかしくないのですが、
ゆっくり入れるのはとても魅力。
温泉分析書 冷たい源泉の単純温泉
溶存物質が1000mg以下の場合は単純温泉となります。
こちらは672mgのため、単純温泉です。
もし1000mgを超えていれば、ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉となる温泉で、成分的には重曹と食塩を主成分としています。