ホテル城山
基本情報
【日帰り入浴時間】
12:00〜21:30
【日帰り入浴料】
1730円
【タオル】
220円
【露天風呂】
あり
【お風呂の数】
内湯露天(男1・女1)
【公式HP】
https://www.hotel-shiroyama.com/
【個人的オススメ度】
★★★☆☆
住所・電話番号
【住所】
【電話番号】
0465-63-0151
泉質
■源泉
混合泉(土肥サーバランス)
■泉質
ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩温泉
(含芒硝食塩泉)
■温度
61.7度
■pH値
8.2
■成分総計
1588mg
湯河原温泉ってこんなところ
湯河原温泉は神奈川県は湯河原町にある温泉。万葉集にもその名が登場する温泉で、1300年以上の歴史があり、関東一の古湯とも呼ばれます。
かつては土肥と呼ばれた地域で、こごめの湯や小梅の湯と呼ばれていました。湯河原の名になったのは江戸時代以降。
江戸時代には東の温泉番付で三位にランクインされるなど、昔から有名な温泉地でした。
大型旅館の多い熱海や箱根とは対照的で、格式高い木造旅館などが立ち並び、これぞ日本の温泉という雰囲気。超高級旅館が多いのも特徴で、特に奥湯河原と呼ばれるエリアはとんでもない価格帯です。
日帰り入浴には私立当然冷たい温泉ですが、旅館数が多いため、それでも10件ほどで入浴可能です。
湯河原駅前のホテル
ホテル城山は湯河原温泉の駅前にあるホテル。
ちなみに湯河原温泉の旅館密集エリアは駅から離れており、歩くと30分ほど。
駅前エリアはホテルや旅館が少なく、湯河原町の市街地という感じ。ホテル城山は駅から最も近いホテルです。
駐車場が分からなくて素通りしてしまいましたが、駐車場はこのトンネルの部分。天井がかなり低いので背の高い車はギリギリかも。
事前に電話したところ、「駐車場が宿泊客でいっぱいの場合は、申し訳ありませんがお客様負担で近隣のコインパーキングをご利用ください」とのこと。
12時ちょっとに訪れたところ、駐車場は1台もおらず、余裕で停めることができました。
日帰り入浴にはかなり積極的
ホテル城山は湯河原でも有数の日帰り入浴に積極的なホテル。
玄関前にはデカデカとのぼりが立てられています。
駅から徒歩圏内なので車がなくても利用しやすい。
旗に書いてあるとおり、こちらのホテルはラドン温泉がウリ。
と言っても天然のラドンではなく人工です。
扉の向こうがロビー。ちょうど改装工事中でした。
日帰り入浴は時間によって金額が変わります。
16時までが1720円でなかなか高い。16時以降は1380円になります。
最終受付は21時半まででかなり遅い時間まで日帰り入浴可能です。
日帰り入浴をお願いすると、ロビーの奥にある日帰り入浴客用の下駄箱に靴を入れ、鍵をフロントに持ってくるように言われます。
料金を支払うとこのようなバッグを渡されます。
中身はこんな感じ。
バスタオルになんと浴衣と帯まで入ってました。
逆に何故かフェイスタオルは別料金で220円。
どうせならフェイスタオルもつけて欲しいかな。
お風呂はエレベーターで4階。
改装されたばかりのお風呂と湯上り処
湯あがり所。ハイセンスな感じにびっくり。
マッサージチェア。10分200円。
その他にもキッズルームや、
更衣室もあり。お風呂の脱衣所があるのでなんで更衣室?と思いましたが、脱衣所には鍵付きロッカーがないため、貴重品は更衣室が良さそう。
お風呂入口。
こちらが脱衣所。真新しく改装されており、清潔感ありまくりです。
日帰り入浴に積極的なホテルなので、割と混んでいるかなと思いましたが、結局誰にも会いませんでした。
脱衣カゴ。
こちらが大浴場。
4階にありますが、周囲は市街地のため、残念ながら外の景色はあまり見えません。
まず目に入るのはピラミッド型の湯舟。
3段高いところにあるので、何か偉そうな気分になります。
その隣には三角形の湯舟があります。
どちらかというと三角形の方がぬるめの温度。
泉質はナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉。
旧泉質名では含芒硝食塩泉。
湯河原温泉は源泉が無数にあり、湯量豊富。
こちらの源泉は湯河原ではオーソドックスなもの。
残念ながら循環消毒有りのため、若干の塩素臭があります。
黒を貴重とした洗い場。
ラドンカプセルのぬる湯
大浴場の先には更に扉があります。この先が噂のラドン風呂。
ここはカプセルになっていて、他のお風呂とは遮断されています。
ラドンは気体で、吸入することで効果があるので、このように密閉されているのです。
お湯は37度くらいでぬるめに設定されていました。
一回5分〜10分くらいが適当らしく、そのあと1〜2時間休んでからまた入るとより効果があるそう。
浴衣が付いていたのは、休憩して何度もお風呂に入ってもらうため。
ですが、個人的にはいかにも人工的な匂いがして、あまり好きではなかったので、ちょこっと入るだけにしました。
ラドン風呂の更に先には露天風呂もあります。
ここも景色はないため、開放感には欠けます。
ホテル城山は湯河原駅にも近くアクセスの良さが魅力。
日帰り入浴にも積極的で、遅い時間までやっており、利用しやすいです。料金がちょっと高いからか、意外と混まないのでゆっくり入れます。
温泉分析書 石膏と食塩を含む温泉
溶存物質が1000mgを超えると、単純温泉にはならず、陽イオン-陰イオンの順に20%超のものを並べて名前をつけます。こちらは1588mg。陽イオンはナトリウムとカルシウム、陰イオンは塩化物イオンと硫酸塩イオンが20%を超えるので、ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉です。