ちとせ
基本情報
【日帰り入浴時間】
12:00〜19:00
【日帰り入浴料】
1515円
【露天風呂】
あり
【お風呂の数】
内湯露天(男1・女1)
【客室数】
38室
【公式HP】
https://www.yugawara-chitose.jp/
【個人的オススメ度】
★★★☆☆
住所・電話番号
【住所】
【電話番号】
0465-63-0121
泉質
■源泉
混合泉(土肥サーバランス)
■泉質
ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩温泉
(含芒硝食塩泉)
■温度
61.7度
■pH値
8.2
■成分総計
1588mg
湯河原温泉ってこんなところ
湯河原温泉は神奈川県は湯河原町にある温泉。万葉集にもその名が登場する温泉で、1300年以上の歴史があり、関東一の古湯とも呼ばれます。
かつては土肥と呼ばれた地域で、こごめの湯や小梅の湯と呼ばれていました。湯河原の名になったのは江戸時代以降。
江戸時代には東の温泉番付で三位にランクインされるなど、昔から有名な温泉地でした。
大型旅館の多い熱海や箱根とは対照的で、格式高い木造旅館などが立ち並び、これぞ日本の温泉という雰囲気。超高級旅館が多いのも特徴で、特に奥湯河原と呼ばれるエリアはとんでもない価格帯です。
日帰り入浴には私立当然冷たい温泉ですが、旅館数が多いため、それでも10件ほどで入浴可能です。
神奈川県市町村共済組合の宿
ちとせは神奈川県市町村職員共済組合の宿泊施設。
外観の写真を撮り忘れましたが、ホテルというよりかは現代的なマンションのようか見た目。言われなければ温泉施設だとは思わないと思います。
最近できた施設なのか、とにかく館内は新築のような感じ。
内装はシンプルでありながら、オシャレさも感じる現代的な造り。
日帰り入浴の看板などはありませんが、実は日帰り入浴を歓迎してくれます。
神奈川県の公務員ではない一般人でも利用可能。
日帰り入浴料は1515円とちょっとだけ高めですが、公務員の方は1043円。金額はかなり半端な感じ。
ロビーもかなりオシャレです。
建物の中央部分は吹き抜けになっています。
こんなオシャレな廊下を進みます。
館内はかなり新しい
お風呂はエレベーターで2階。丸い穴が空いた扉がモダン。
お風呂はこの先です。ビジネスホテルのようにすっきりしています。
お風呂入口。このあたりも全く温泉感がありません。
お風呂はこもれびの湯とせせらぎ湯の2つ。
男女入替え制で、趣が異なります。
湯上り処。
無料のマッサージチェアもありました。
脱衣所も無駄なものがなく、非常にシンプル。
洗面台。
大浴場はヒノキと十和田石造り
こちらがこもれびの湯の大浴場。
ヒノキ造りのお風呂で、ここは温泉らしい感じ。
ちなみにもう一つのせせらぎの湯は十和田石のお風呂です。
ミストサウナも併設されています。
熱いサウナが苦手な私ですが、これは大丈夫でした。
泉質はナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩温泉。
旧泉質名では含芒硝食塩泉です。
このホテルの感じから循環ろ過だろうと思っていましたが、
意外にもかけ流しでした。ただし塩素消毒はしているため、塩素臭はします。
アルカリ性が高い温泉で、お湯はとても柔らかい感じがします。
続いて露天風呂。ここもヒノキ風呂。
壁や天井は洒落たデザインですが、残念ながら景色はなし。
ちなみにホテルのお部屋はこんな感じ。
素泊まりは9000円台で可能で、公務員の方なら6000円台と高価格帯の湯河原温泉では破格です。しかもお部屋はこのキレイさ。
ビジネスホテル代わりにも使えます。
ちとせは温泉らしさを微塵も感じない現代的な建物。
日帰り入浴には意外と積極的なので、利用しやすいです。
温泉分析書 石膏と食塩を含む温泉
溶存物質が1000mgを超えると、単純温泉にはならず、陽イオン-陰イオンの順に20%超のものを並べて名前をつけます。こちらは1588mg。陽イオンはナトリウムとカルシウム、陰イオンは塩化物イオンと硫酸塩イオンが20%を超えるので、ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉です。