大露天風呂の日記

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四万温泉 鹿覗きの湯つるや えっ日帰り入浴5000円!?超高級旅館のハイエンド日帰り入浴を徹底紹介

 

基本情報

 

【日帰り入浴時間】

11:00〜13:00

13:00〜15:00

【日帰り入浴料】

5500円(要予約)

【タオル】

バスタオル・フェイスタオル込み

【露天風呂】  

あり

【お風呂の数】 

内湯(貸切1)

露天(貸切1)

サウナ(貸切2)

【客室数】

11室

【公式HP】

https://tsuruya.net/

【個人的オススメ度】

★★★☆☆

 

 

住所・電話番号

 

 【住所】

群馬県吾妻郡中之条町四万4372-1

【電話番号】

0279-64-2927

 

泉質

 

■源泉

山鳥の湯

■泉質   

カルシウム・ナトリウム-硫酸塩泉

(含芒硝石膏泉)

■温度           

 62度 

■pH値

不明

■成分総計  

1007mg

 

 

群馬県 四万温泉ってこんなとこ

 


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四万(しま)温泉は群馬県北部の中之条町にある温泉。

4万の病を治すと言われたことから、四万温泉という名前になったそう。歴史は古く、坂上田村麻呂が入浴したなど開湯は諸説ありますが、奈良時代末期から平安時代にかけて開かれたようです。

 

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湯宿が出来たのは江戸時代で、今に続く四万温泉の二大旅館である四万たむらと積善館はこの頃から続きます。写真の堂々たる入母屋造のかやぶき屋根は四万たむら。


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一方の積善館は千と千尋の神隠しのモデルの1つと言われ、四万温泉を代表する景観を作っています。

 

観光客の多さでは群馬で草津伊香保に次ぐ人気温泉地。

四万たむらと積善館以外に大型旅館は少なく、こぢんまりとした宿が多い雰囲気。

日帰り入浴には半分ほどの10件で可能です。

 

全室露天風呂付の超高級旅館


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鹿覗きの宿つるやは四万温泉で最も奥にある日向見(ひなたみ)エリアにある旅館。

茅葺きのお堂がかわいい日向見薬師堂を中心として、七件の旅館があります。

このあたりは、四万温泉でも有数の美食の宿として知られるひたなみ館などもあり、ちょっと高級なイメージ。

 

鹿覗きの宿つるやはその中でも最も高級で、宿泊すれば3万円前後はくだらない旅館です。全室露天風呂付の正真正銘の高級宿。

 

なのですが、実は日帰り入浴可能なお宿。

でもなんと。日帰り入浴は驚異の5500円!!ひえー

一瞬ケタが間違っているのかと思ったほど。

部屋も食事もつかず純粋に日帰り入浴だけでこの料金。

5000円も払ったら、立派な懐石膳のランチがついてもバチが当たらないレベル。

 

どんなものかと前々から気になっていたので、今回思い切って行ってみることにしました。

 

日帰り入浴は要予約 2時間の貸切です


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こんな価格帯の旅館は、私には手が届かないので泊まったことがない。どんな感じの雰囲気なのか、ワクワクしながら館内へ。


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これはルイボスティー

ここは高級宿。とりあえず飲めるものは全部飲んでおきます。


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ロビーはジャズが音流れ、家具や調度品もとってもオシャレな感じ。

 

日帰り入浴は要予約。当日でも大丈夫です。

11時〜13時、13時〜15時の2部制で、どちらか好きな時間を選べます。つまり2時間の貸切です。

 

この日は13時からの部を予約。

「本日は14時チェックインのお客様がいるので、14時以降は貸し切りではありませんがよろしいですか?」とのこと。

値段は同じなので、確実に貸切で利用できる午前の部の方がオトクかも?


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ロビーに入ると、女性と外国人の男性スタッフがフロントに。

しっかり日帰り入浴セットを用意して待っていてくださいました。

カゴにバスタオルとフェイスタオル。

 

このタオルどこかで見たことある。

近くにあるホテルルルドと同じでした。おそらくつるやと同じ系列。

 

さすが高級旅館。

受付もスムーズで、先に5500円を支払います。


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女性スタッフの方がお風呂まで案内してくれます。

「観光でいらしたんですか?」とスタッフの方。

平日に当日予約で、しかも一人で来るお客って私くらいでしょう。

観光というか、四万温泉のお風呂を片っ端から巡っています。


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館内は余計なものがなく、ゴチャゴチャしていません。

3万円の価格帯の旅館は初体験ですが、こんな感じなのでしょう。


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お風呂の建物は本館とは別。

途中、なんとお寺の参道を一瞬横切ります。ここは薬王寺というお寺。


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この湧き水は「四万の病に効く」と言われ、四万温泉の由来となったと言われているそう。特に眼病と脳疾患に効くそう。

やけに具体的な効能に惹かれ、

視力が悪いので、しっかりお参りしておきました。


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ここがお風呂棟。湯治小屋のようないい感じの雰囲気。

 

岩盤浴やサウナもあります

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お風呂エリアに到着。ここは休憩エリアになっていて、ふかふかのソファーやチェアなどが置いてあります。

 

客室は付かないプランですが、ここのエリアは事実上貸切です。

なので、この空間を2時間独り占めできるわけです。

この広さなら、部屋が付いているのとほぼ変わらない感覚。

床でゴロゴロできないのは残念ですが。


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本などもいろいろと置いてあります。

キャンプや登山、植物の本など様々。

難しそうな本はなく、どれも読みやすそうなラインナップ。

ただ、マンガはありません。


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ここにもドリンク。ここはレモネードです。

2時間もあったら、結構飲んじゃいそう。


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冷蔵庫の中にはヤクルト。

さすがは5000円の超高級日帰り入浴。

至れり尽くせりですね。1本だけでいただきました。

 

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肝心のお風呂ですが、全部で4箇所。

鹿覗きの湯というメインの露天風呂、観月の湯という内風呂。

あとは、薬王岩盤浴と天下人サウナ。

女性スタッフの方が丁寧に説明してくれました。


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入浴する際は木札をとって、こんな風に鍵をかけるシステム。


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どこから入ろうか迷う。。

とりあえず宿の名前にもなっている鹿覗きの湯へ。

 

カモシカに会えるかも?鹿覗きの露天風呂


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扉を開けるとこんな感じ。

木々に囲まれた屋根の下が露天風呂。

すごくいい感じの雰囲気。


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マイナスイオンたっぷりのそよ風が、のれんを揺らします。


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こちらが鹿覗きの湯。とても広いです。

これが私ひとりで完全貸切。贅沢ですねえ。


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お湯はちょっと熱め。

露天風呂の近くにはケモノ道があるそうで、宿の方が入浴中にカモシカと目があったことがあるのだとか。

それ以降、宿の名前を鹿覗きの湯としたそう。


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露天風呂の横にはちょっとしたテラス。

確かに動物に出くわしそうなくらい、周りは大自然

四万温泉の中心部から少し離れたエリアなので、秘湯のような雰囲気もあり、建物的なものはほとんど見えません。 


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泉質はカルシウム・ナトリウム-硫酸塩泉。

旧泉質名では含芒硝食塩泉。

四万温泉最古と言われる御夢想の湯のほか、山鳥の湯など4つの源泉を混合しています。

 

サウナとオープンテラスも


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続いて天下人サウナ。ここは普通のサウナという感じ。


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コンパクトな空間ですが、シャワーブースも備えています。


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小さいですが水風呂の露天風呂も。

 

まるで星空!ロマンチックな薬王岩盤浴


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続いて一番気になっていた薬王岩盤浴へ。

岩盤浴があるのは、四万温泉でもここだけな気がします。

 

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おー これまたすごい。小さいですが独特の世界観。

星空?を眺めているような感覚になります。


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岩盤浴なので、熱すぎず快眠できそうな温度。


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タオルが用意されているので、これを敷いて寝転がります。

気持ち良すぎてあっという間に入眠。

気づけばイビキまでかいてました。貸切なので大丈夫。

 

2万円のアメニティを体験できる内湯


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最後に観月の湯へ。

どのお風呂も場所が近く、貸切だとわかっているので、

裸でさっと移動したくなりますが、ここは我慢。

思わずスタッフさんに会ったりしたら大変です。


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こちらが観月の湯。ひょうたん型のお風呂です。

観葉植物がいい感じの雰囲気を演出。

岩盤浴で汗を掻くので、シメにちょうどいい感じ。


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内湯も少し熱めでした。

何も書いてませんでしたが、塩素臭などは全くしなかったので、露天と内湯も源泉かけ流しだと思われます。

四万温泉は源泉数が多く湯量も豊富なため、ほとんどの旅館で源泉かけ流しです。


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カランはひとつ。 

アメニティ特に気にしていませんでしたが。


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お風呂をあがってから気づきました。

なんと!8800円のボディーソープに1万3200円のコンディショナー。

値段を見て「使っておけばよかった〜」と激しく後悔。

合計2万円以上。どんな感じだったんでしょう?

アメニティもぶっ飛んでますね。


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月の湯にもテラスがありました。

こちらは本当に鹿がひょっこり出てきそうな感じ。

 

5000円も払っているので、2時間しっかり滞在するのが普通だと思いますが、他にも四万温泉で入りたい日帰り入浴の予定が詰まっていたので、早めに帰ることに。

 

すると、女性スタッフの方が「何か至らぬ点ございましたか?ずいずんお早かったので。。。」と心配そうに聞かれます。

いえいえ とんでもありません。

なんなら全部のお風呂とサウナしっかり入ってます。

「このあと予定がありまして。でもとても気持ちよかったです」とちゃんと伝えると安心されていました。

むしろ、余計な気を使わせてすみません。

 

でもそのくらい、スタッフの方はお客を気にしてくれるているということ。心配りはさすがです。

5000円を確かに高いですが、こんな高級旅館は滅多に入れません。

2時間ゆっくり満喫して、カップルとかで来たらなかなかいいと思います。

 

 

温泉分析書 芒硝を含む石膏泉

 

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溶存物質が1000mgを超えると、単純温泉にはならず、陽イオン-陰イオンの順に20%超のものを並べて名前をつけます。こちらは1007mg。陽イオンはカルシウムとナトリウム、陰イオンは硫酸イオンが20%を超えるので、カルシウム・ナトリウム・硫酸塩泉です。