大露天風呂の日記

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湯村温泉 柳屋 まるで池のようなガチ庭園露天風呂に日帰り入浴


柳屋

 
 

 

 

1.基本情報

 

 【日帰り入浴時間】

12:00〜21:00

【日帰り入浴料】

1000円

【タオル】

サービス

【露天風呂】  

あり

【お風呂の数】 

内湯露天(男1・女1) 

【客室数】

14室

【公式HP】   

http://www.yumurayanagiya.com/

【個人的オススメ度】

★★★☆☆

 

 

2.住所・電話番号

 
 【住所】

山梨県甲府市湯村3-16-2

【電話番号】

055-253-2416

 

3.泉質


 
 
■源泉

柳屋

■泉質   

ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉

(含芒硝食塩泉)

■温度           

 40.4度 

■pH値

8.6

■成分総計  

1358mg

 

 

4.湯村温泉について

 


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湯村温泉山梨県甲府市にある温泉。同名の温泉が兵庫県にもそちらのほうが有名かもですが、山梨県では石和、下部に次ぐ大きな温泉です。甲府駅からは車で10分程度。県庁所在地の中心近くに温泉街があるのは、全国的にも珍しいです。


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歴史も古く808年に弘法大師が発見したと伝えられます。かつては志磨の湯と呼ばれ、武田信玄隠し湯として、信玄自らも躑躅ヶ崎館から訪れたといいます。


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皇室御用達の格式高い常磐ホテルを始め、小さなエリアに旅館が8件ほど密集しています。日帰り入浴にはとても寛容で、常磐ホテルを除くすべての旅館で可能です。

 

5.外観・館内・お風呂

 


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柳屋は湯村温泉のちょっと西側にある旅館。

湯村温泉のメインストーリーからちょっと曲がったところにある広大な敷地の旅館です。

 

駐車場がとてつもなく大きくて、外観は蔵風?というか何かの美術館のような?それとも日帰り入浴施設のような?なんとも言いにくい感じです。


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建物は平成5年にリニューアルしているため、新しい感じがしますが、何気に明治19年創業の老舗旅館。

旅館前に小さな川と柳が揺れていましたが、旅館名はここからでしょうか。


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この黒いのれんと札がある時は日帰り入浴可能。

湯村温泉で湯巡りする際の目印になります。

信玄の湯と書いてますが、実は2021年に温泉の正式名称が湯村温泉から信玄の湯 湯村温泉に変わっています。

きっと兵庫県湯村温泉と区別したいのでしょう。


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こちらがロビー。こざっぱりとした感じ。

ちょっといい旅館の匂いがしました。


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建物は平屋建てで、中央に池があり、取り囲むように広縁付きの立派な客室が並んでいました。


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日帰り入浴料は1000円。

12時から日帰り入浴スタートですが、ちょっと早く訪れたので、まだお掃除が終わっていないとのこと。


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ということでちょっと待たせてもらいました。


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お時間になりましたので、お風呂へ。


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脱衣所。


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こちらが大浴場。長方形の大きな浴槽。

窓からは見事な庭園が望めます。


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泉質はナトリウム-塩化物・硫酸塩泉。

旧泉質名では含芒硝食塩泉です。

山梨県は、甲府の西側はアルカリ性単純温泉ばかりで、ほとんどが薄い温泉。ところが甲府の東側はこのような様々な泉質があり、なかなか特徴的です。

 

ドバドバとお湯が出ていますが、残念ながら循環消毒あり。


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内湯から外へ出てみると、立派な日本庭園。

真ん中はどう見ても池なのですが、なんと露天風呂でした。


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池露天風呂は結構なデカさ。


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そして奥に見えたどうみても蔵な建物は、なんとサウナ。

パット見では全然わかりません笑。


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お湯に浸かると、自分が庭園の中の一部になった風の気分になります。やっぱり池に入ってる感じがしっくりきます。


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湯村温泉は源泉が一本ではなく、各旅館でそれぞれ持っているのがすごいところ。そのため、微妙に泉質や温度が異なったりします。

こちらは柳屋の玄関前から湧く源泉です。

温度は40度で、そのままの温度を活かせばよいと思うのですが、

しっかり加温されており、ちょっとぬるめの本来の源泉は味わえません。


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老舗旅館らしく、古そうな温泉分析書。

 

柳屋は新しい建物で湯村温泉でもキレイな旅館。

見事な庭園露天風呂が自慢です。

温泉使いは循環消毒加温あり。

 

ぬゆゆがお好きな方は、ホテル吉野か弘法湯がオススメです。

 

 

まだまだあります 湯村温泉

 

【湯村温泉を入りつくせ!】日帰り入浴完全マスターガイド(温泉ソムリエのオススメ6選) - 大露天風呂の日記

 

 

 

6.温泉分析書の説明

 


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溶存物質が1000mgを超えると、単純温泉にはならず、陽イオン-陰イオンの順に20%超のものを並べて名前をつけます。

 

こちらは1358mgで1000mgを超えます。陽イオンはナトリウム、陰イオンは塩化物イオンと硫酸イオンがが20%を超えるので、カナトリウム-塩化物・硫酸塩泉となります。旧泉質名では含芒硝食塩泉。