シャトレーゼホテル富士野屋
1.基本情報
【日帰り入浴時間】
休日13:00〜17:00
平日13:00〜19:00
【日帰り入浴料】
1000円
【タオル】
入浴料に含まれる。
【露天風呂】
あり
【お風呂の数】
内湯露天(男1・女1)
【客室数】
28室
【公式HP】
https://fujinoya.chateraisehotel.jp/
【個人的オススメ度】
★★★☆☆
2.住所・電話番号
【住所】
【電話番号】
055-262-2266
3.泉質
■源泉
新貯湯槽
■泉質
■温度
43.6度
■pH値
9.0
■成分総計
396mg
4.石和温泉について
石和温泉は山梨県中央部の笛吹市にある温泉。現在でも40件近い旅館やホテルがひしめく山梨県最大の温泉地です。甲府からもすぐという好立地の温泉のため、大型旅館が多いのが特徴。
これだけの大きな温泉ですが、温泉の歴史が新しいのが驚き。
1956年頃からブドウ畑の井戸掘削で温泉が湧出していましたが、1961年にブドウ畑から突如、毎分2000リットルというすさまじい湯量の温泉が湧出。瞬く間に周囲の田畑に流れ出し、青空温泉として一躍有名になりました。溢れ出したお湯に老若男女が所狭しとつかる光景は今では信じられませんが、それだけインパクトがあったのでしょう。
旅館は石和温泉駅前のエリアと温泉通りと呼ばれる大通り沿いの2つのエリアに密集しています。主要な旅館のほとんどで日帰り入浴可能です。
5.外観・館内・お風呂
笛吹川沿いに国道411号が通っており、国道に面する旅館です。
かつては富士野屋夕亭という名前の旅館でしたが、現在はケーキで有名なシャトレーゼグループのホテルとなっています。
ちなみにシャトレーゼグループは石和温泉でもう一件、シャトレーゼホテル石和も展開。ちなみに月額一万円でシャトレーゼホテル石和と富士野屋のお風呂が入り放題になるプランもあります。
その他、甲府の老舗ホテル談路館なども傘下にあさめ、山梨ではかなり手広く営業しています。
富士野屋はホテルの横にヤツドキカフェというシャトレーゼのハイブランドカフェも併設しています。もちろんそこでケーキを購入可能。
結構人気で、カフェ目当てのお客さんで国道前の駐車場はほぼ満車。
日帰り入浴の場合は、ちょっと下りたところに奥に広い駐車場があります。
横から見るとこんな感じ。
中央は森みたいなっていて、ここが玄関です。
おしゃれにリニューアルされています。
ヨーロピアンな感じのエントランスを進みます。
隠れ家感のある玄関。
このあたりから、甘いチョコレートのような匂いがしてきます。
さすがはシャトレーゼのホテルですね。
こちらがロビー。シャトレーゼホテルなので、まあまあ大きいホテルかと思っていましたが、ロビーは結構小さめ。
日帰り入浴料は1000円です。
フェイスタオルとバスタオルは入浴料に含まれます。
お風呂へと向かいます。お風呂はうたかたの湯という八峰の湯のふたつ。趣は全然違います。
日帰り入浴ではうたかたの湯が男性です。
脱衣所。
お風呂はこんな感じ。写真ではわかりにくいですが、窓が黄色いので、全体的に黄色の雰囲気になっています。
横から見るとこんな感じ。景色は見えません。
手前が熱めで42度。
奥側は若干ぬるくて40度の温泉が注がれています。
泉質はアルカリ性単純温泉。源泉は新貯湯槽という石和温泉ではメジャーな源泉。2つの源泉があるわけではないようで、温度の違いだけのようです。
続いて露天風呂。玄関前にあった森に囲まれているので、大自然の中にはいるかのような錯覚になります。
大きくて、風情のある岩風呂です。
よく見ると雲のようなモヤモヤとした感じでお湯が濁っています。
なんとも不思議な感じ。石和温泉ではありふれた源泉なのになぜ??
露天風呂右側からは30度の源泉が注がれていて、こちら側は濁らず。
左側からは熱めの源泉が勢いよく投入されてい少し泡立ちがあり、、こちら側がモヤモヤと違っています。
ということはおそらく、空気が入ったことによる気泡と、温度の差のせいだと思いますが、なんとも幻想的なにごり方です。
露天風呂には、プールサウナ入口と書いてありましたが、現在もあるかは不明。
お風呂あがりに、三階にある展望テラスへと行ってみることに。
山梨らしい雄大な山並みが一望できる気持ちの良いテラスです。
湯上がりにはもってこい。
ここで、ケーキを食べることもできるそう。
ちなみに屋上は貸切露天風呂があり、日帰り入浴でも2000円と割と利用しやすい価格で利用可能です。
帰りにスタッフのおばちゃんに声をかけられます。
「あついでしょう いつまでもどうなっちゃうんだろうね
気をつけてくださいお帰りください〜」と感じの良い方でした。
富士野屋はシャトレーゼホテル石和とは異なり、あまり混んでいる感じはなく、誰にも会わずにゆっくりと入浴できました。
お風呂上がりにテラスでケーキなんてのもいいかも。
石和温泉の他の日帰り入浴はこちら↓
6.温泉分析書の説明
溶存物質が1000mg以下の場合は単純温泉となります。
こちらは386mgのため、単純温泉です。
もし1000mgを超えていれば、ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉となる温泉で、成分的には食塩と重曹を主成分としています。
またpH8.5以上で、アルカリ性とつきますが、こちらはpH9.1でアルカリ性です。