シャトレーゼホテル石和
1.基本情報
【日帰り入浴時間】
10:30〜21:30(最終受付20:30)
【日帰り入浴料】
1000円
【タオル】
120円
【露天風呂】
あり
【お風呂の数】
内湯露天(男1・女1)
【客室数】
54室
【公式HP】
https://isawa.chateraisehotel.jp/
【個人的オススメ度】
★★★☆☆
2.住所・電話番号
【住所】
【電話番号】
055-262-3755
3.泉質
■源泉
新貯湯槽
■泉質
■温度
43.6度
■pH値
9.0
■成分総計
396mg
4.石和温泉について
石和温泉は山梨県中央部の笛吹市にある温泉。現在でも40件近い旅館やホテルがひしめく山梨県最大の温泉地です。甲府からもすぐという好立地の温泉のため、大型旅館が多いのが特徴。
これだけの大きな温泉ですが、温泉の歴史が新しいのが驚き。
1956年頃からブドウ畑の井戸掘削で温泉が湧出していましたが、1961年にブドウ畑から突如、毎分2000リットルというすさまじい湯量の温泉が湧出。瞬く間に周囲の田畑に流れ出し、青空温泉として一躍有名になりました。溢れ出したお湯に老若男女が所狭しとつかる光景は今では信じられませんが、それだけインパクトがあったのでしょう。
旅館は石和温泉駅前のエリアと温泉通りと呼ばれる大通り沿いの2つのエリアに密集しています。主要な旅館のほとんどで日帰り入浴可能です。
5.外観・館内・お風呂
シャトレーゼホテル石和は石和温泉駅前にほど近いエリアにあるホテル。
シャトレーゼとは、あのお菓子で有名な山梨県に拠点を構える企業。シャトレーゼ直営のホテルです。
良くも悪くも特徴のないこの建物はどう見てもかんぽの宿。
ここもやはり2022年までは、かんぽの宿石和として営業していました。
シャトレーゼが取得し、リニューアルオープンさせています。
こちらがロビー。日帰り入浴にはかなり積極的で、夜はなんと21時半まで入浴可能。石和温泉で一番遅くまでやっています。
結構人気があるホテルのようで、オープンとほぼ同時に到着したのですが、フロントでは既に何名か並んでいました。
日帰り入浴料は1000円。
シャトレーゼは石和温泉にもう一件、富士野屋という旅館も買い取り、リニューアルさせていますが、月額一万円でどちらの温泉に何回でも入り放題という面白いプランもあります。
その他にも、宿泊しなくても朝食ブッフェを楽しめるプランなど様々な利用の仕方ができるホテル。
館内に入るとシャトレーゼらしく、甘いお菓子の香りが漂っていますが正体はこれ。
なんとびっくり。ホテルの中にバームクーヘンの焼成工場があります。巨大な機械で、せっせとバームクーヘンが生実演で作られていました。このあたりはさすが。
自家製のバームクーヘンはもちろん売店で購入可能。
売店にはカフェも併設されており、シャトレーゼ自慢のケーキを楽しむことができます。お風呂上がりにケーキなんて贅沢ですねえ。
その他、山梨らしくワインのラインナップも豊富です。
ワイナリーかと思う品揃え。
それではお風呂へ。
ホテルは中庭部分を取り囲むように建っています。
大きな池を配したなかなか広い庭園です。
庭園に趣向を凝らした旅館やホテルが多いのも石和温泉の特徴。
お風呂入口。
脱衣所。
脱衣所の中には自販機が。これ意外と珍しいです。
こちらが大浴場。
大型ホテルのため、おそらく循環消毒あり。温泉感は弱めです。
お湯はちょっと熱め。
大浴場の奥側はワイン風呂になっていて、ぶどうの甘い香りが漂っています。しかもジャグジー付き。
さすがは山梨ですね。石和温泉以外ではあまり見かけないお風呂。
ちなみにこちらに温泉は使用されていません。
私が知っている限りでは石和温泉にワイン風呂があるのは四箇所で、ホテルやまなみ、ホテル八田、みなもと旅館などにもあります。
続いて露天風呂へ。石造りの露天風呂です。
上部は半ドーム型になっています。
風が吹き込む気持ちの良い露天風呂。
シャトレーゼホテル石和はスイーツと温泉がコラボした斬新なホテル。
お菓子の甘い香りが漂う館内は、バームクーヘンへケーキなども充実。温泉にそんなに特徴ないのですが、日帰り入浴も遅くまでやっており、利用しやすいです。
石和温泉の他の日帰り入浴はこちら↓
6.温泉分析書の説明
溶存物質が1000mg以下の場合は単純温泉となります。
こちらは396mgのため、単純温泉です。
もし1000mgを超えていれば、ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉となる温泉で、成分的には食塩と芒硝を主成分としています。
またpH8.5以上で、アルカリ性とつきますが、こちらはpH9.0でアルカリ性です。