大露天風呂の日記

現在662湯掲載 旅館好きの温泉ソムリエのブログ 旅館の日帰り入浴情報を徹底的に紹介します!

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中山平温泉【三之亟湯】日帰り入浴記「無色透明の重曹泉」

三之亟湯の日帰り入浴ってどんな感じなの?

年間300箇所以上日帰り入浴している温泉ソムリエが、実際に訪れてレポートします。

 

 

こんな人におすすめ 

 

・アットホームな宿が好き

・源泉かけ流し温泉に入りたい

・刺激の少ない温泉に入りたい

 

営業情報とアクセス

▶日帰り入浴時間

11:00〜20:00

▶日帰り入浴料

500円

▶タオル

200円(ロゴあり)

▶お風呂の数

内湯(男1・女1)

▶サウナ

なし

▶住所

宮城県大崎市鳴子温泉星沼77-53

▶電話番号

0229-87-2120

 

 

三之亟湯の外観と館内

 

 


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三之亟湯(さんのじょうゆ)は中山平温泉の最も西部にある旅館。

陸羽東線中山平温泉駅の真裏にあります。

 

三之亟と言えば、お隣山形県最上町の赤湯温泉にある旅館の方が有名で、こちらの自噴岩風呂を思い浮かべる人も多いかと思いますが、全然関係はありません。


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これが赤湯温泉の三之亟。こちらは温泉好きには知られた存在ですが、中山平温泉の三之亟を知っている人は相当なツウだと思います。


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建物はちょっと大きな民家のようなサイズであまり目立ちません。

三之亟湯という立派な看板がお出迎え。


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こちらがロビー。小ぢんまりしていてアットホームな雰囲気。

ご主人も優しそうな感じ。

入浴料は500円。


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タオルはしっかりとロゴ入りの完璧なデザイン。

 

三之亟湯の温泉


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お風呂はロビーからすぐ。建物はリニューアルしたばかりのような感じで、どこもキレイです。

三之亟湯は旅館名はかっこいいのですが、サイズ感といい、どことなく随所にかわいらしい要素があります。


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こちらがお風呂。露天風呂はなく、ちょっと小さめの内湯のみ。

シンプルを極めたような浴室です。


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湯舟の底はレトロなタイル張り。足ざわりが気持ち良いです。

源泉は今野源泉という名前で、宿のすぐそばの地下450mから汲み上げているそう。


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泉質はナトリウム-炭酸水素塩泉。

旧泉質名では純重曹泉です。

黒湯の東鳴子温泉と同じ泉質ですが、お湯はほぼ無色透明に近い色。

臭いもほぼなく、刺激の少ないお湯です。

逆に言えば、無色透明の重曹泉は鳴子温泉郷でここだけ。 

源泉かけ流しです。

重曹は肌の古い角質を溶かしてくれる効果があります。

 

以上、三之亟湯の日帰り入浴情報をご紹介しました。

いかがだったでしょうか?

中山平温泉に日帰りで訪れた際の参考にしていただければ幸いです

 

日帰り入浴してみた感想まとめ

 

三之亟湯は、一見特徴のない単純温泉に見えるお湯ですが、純重曹泉という鳴子らしいお湯。臭いも癖もなく柔らかいお湯なので、東鳴子のキツイお湯が苦手な方にもオススメできます。

 

三之亟湯の泉質と効能

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ナトリウム-炭酸水素塩泉(純重曹泉)

✓源泉 今野源泉

✓温度    60.0度(高温泉)

✓pH値 8.3(弱アルカリ性泉)

✓成分総計 1656mg

✓効能 きりきず、末梢循環障害、冷え性、皮膚乾燥症