- 宮城県 鳴子温泉の魅力とは?
- 鳴子温泉の旅館一覧
- 鳴子温泉の泉質は?
- 温泉ソムリエ厳選!日帰り入浴おすすめランキング
- 1位 鳴子ホテル:圧倒的スケールを誇る大浴場
- 2位 東多賀の湯:美しすぎる純白の硫黄泉
- 3位 西多賀旅館:ガツンと来る!鳴子最強の湯
- 4位 旅館すがわら:温泉マニア憧れのすがわらブルー
- 5位 姥の湯:多彩な泉質とお風呂がある温泉デパート
- 6位 鳴子観光ホテル:鳴子で最も成分の濃い温泉
- 7位 ホテルたきしま:アトピーに効く医者お墨付きの温泉
- 8位 ますや:温泉街を見渡せる展望風呂
- 9位 村本旅館:温泉マニアしか知らない穴場宿
- 10位 旅館弁天閣:格安で貸切露天風呂を楽しめる
- 11位 ホテル亀屋:美肌成分たっぷりの黒湯
- 12位 岡崎荘:ほのかに硫黄が香る優しい温泉
- 13位 鳴子旅館:薬品臭のする重曹泉
- 14位 幸雲閣:少し熱めの黒湯を楽しめる
- 鳴子温泉の共同浴場
- 朝早く日帰り入浴できる宿
- 夕方遅くまで入浴できる宿
- 日帰りで貸切風呂を利用できる宿
- お安く日帰り入浴できる宿
- 日帰りでサウナに入れる宿
- 駅近で日帰り入浴できる宿
- 大きな露天風呂がある宿
- 秘湯感のあるシブい宿
- 鳴子温泉のおすすめグルメ
- 日帰り入浴できないけれどオススメの旅館
- 鳴子温泉で日帰り入浴を楽しむコツ
宮城県大崎市に鳴子温泉は、東北でも有数の規模を誇る鳴子温泉郷の中心地。
湯治宿から大型旅館で様々なタイプの宿があり、泉質も個性豊か。
今回は温泉ソムリエとして鳴子温泉の日帰り入浴で訪れるべきオススメの温泉を、ランキング形式でご紹介します。
宮城県 鳴子温泉の魅力とは?
その歴史は古く、837年に潟山(鳴子火山)が噴火大爆発し、温泉が轟音とともに湧き出したと伝えられています。噴火口のカルデラは現在も潟沼として残っています。
鳴子温泉郷は鳴子温泉の他、東鳴子温泉、川渡温泉、中山平温泉の5つの温泉の総称で、実に370本以上の源泉があります。鳴子温泉郷の特徴はその泉質の豊かさ。現在11種類あると言われる泉質のうち、実に9種類もの泉質がそろうと言われています。
その中心となる鳴子温泉は、中心部に高層旅館が密集してそびえる独特の景観となっています。18件の旅館がありますが、さすがは鳴子。ほとんどの宿で日帰り入浴可能です。
鳴子温泉の旅館一覧
旅館一覧 | 日帰り入浴 | 宿泊価格帯 |
---|---|---|
鳴子ホテル | 〇 | ノーマル |
鳴子観光ホテル | 〇 | ノーマル |
ますや | 〇 | 庶民派 |
鳴子風雅 | × | 高級 |
湯元吉祥 | × | 高級 |
ゆさや旅館 | × | 庶民派 |
登良家旅館 | × | 庶民派 |
姥の湯 | 〇 | 庶民派 |
岡崎荘 | 〇 | 庶民派 |
扇屋 | 〇平日のみ | 庶民派 |
西多賀旅館 | 〇 | 庶民派 |
東多賀の湯 | 〇 | 庶民派 |
旅館すがわら | 〇 | 庶民派 |
幸雲閣 | 〇 | 庶民派 |
ホテル亀屋 | 〇 | 庶民派 |
鳴子旅館 | 〇 | 庶民派 |
旅館弁天閣 | 〇 | 庶民派 |
村本旅館 | 〇 | 庶民派 |
鳴子温泉の泉質は?
鳴子温泉も様々な泉質がありますが、硫黄泉系と重曹泉系の二つが主流。中心部は白濁の硫黄泉が多いのが特徴で、東側は東鳴子温泉に近いアブラ臭のする黒湯です。
その他にエメラルドの硫黄泉や、析出物コテコテのカルシウム温泉など、多彩な泉質があります。
温泉ソムリエ厳選!日帰り入浴おすすめランキング
1位 鳴子ホテル:圧倒的スケールを誇る大浴場
・泉質:含硫黄-ナトリウム-硫酸塩・塩化物・炭酸水素塩泉
・日帰り入浴時間:11:00〜15:00
・日帰り入浴料金:1100円
・サウナ:なし
・貸切風呂:あり(宿泊者専用)
・混雑度:少し混んでいる
・駐車場:あり
・電話番号:0229-83-2001
・公式HP:https://www.narukohotel.co.jp/
・実際に訪れてみた感想
泉質 ★★★★★
設備 ★★★★★
景色 ★★☆☆☆
コスパ ★★★★★
日帰り入浴のしやすさ ★★★★☆
お風呂のスケールは鳴子随一。鳴子初心者の方におすすめ。
2位 東多賀の湯:美しすぎる純白の硫黄泉
✓硫黄臭たっぷりの白濁の温泉
✓少し深めの湯船で楽しむ源泉かけ流し湯
✓ペットボトル1本まで温泉水持ち帰り無料
・泉質:含硫黄-ナトリウム・カルシウム-硫酸塩泉
・日帰り入浴時間:10:30〜14:30
・日帰り入浴料金:800円
・サウナ:なし
・貸切風呂:なし
・混雑度:かなり混んでいる
・駐車場:あり
・電話番号:0229-83-3133
・公式HP:https://higashitaga.net/spa.html
・実際に訪れてみた感想
泉質 ★★★★★
設備 ★★☆☆☆
景色 ★☆☆☆☆
コスパ ★★★★☆
日帰り入浴のしやすさ ★★★★☆
かなり混みあいます。お風呂は狭いので譲り合いましょう
3位 西多賀旅館:ガツンと来る!鳴子最強の湯
✓昔ながらの湯治宿
✓強い硫黄臭と独特な味がする個性的な温泉
✓鳴子で唯一のエメラルドグリーンの湯
・泉質:含硫黄-ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉
・日帰り入浴時間:11:00〜14:00
・日帰り入浴料金:600円
・サウナ:なし
・貸切風呂:なし
・混雑度:空いている
・駐車場:あり
・電話番号:0229-83-2117
・公式HP:https://www.nishitaga.jp/
・実際に訪れてみた感想
泉質 ★★★★★
設備 ★★☆☆☆
景色 ★☆☆☆☆
コスパ ★★★★☆
日帰り入浴のしやすさ ★★★★☆
刺激が強いのでマニア向けです。長湯は禁物。
4位 旅館すがわら:温泉マニア憧れのすがわらブルー
✓すがわらブルーと呼ばれる青い温泉
✓メインの摩天風呂は日帰りでは女性用
✓アブラ臭のする黒湯の源泉も楽しめる
✓新設された「うるおいの湯」にはサウナも
・泉質:ナトリウム-炭酸水素塩泉
ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉
・日帰り入浴時間:10:30〜17:00
・日帰り入浴料金:うるおいの湯 700円
摩天の湯・美肌の湯 500円
・サウナ:あり(うるおいの湯のみ)
・貸切風呂:あり
・混雑度:混んでいる
・駐車場:あり
・電話番号:0229-83-2022
・公式HP:http://www.ryokan-sugawara.com/
・実際に訪れてみた感想
泉質 ★★★★★
設備 ★★☆☆☆
景色 ★★☆☆☆
コスパ ★★★★☆
日帰り入浴のしやすさ ★★★★☆
青い温泉に出会えるかは運次第!青くなるのは夏場が多いようです
5位 姥の湯:多彩な泉質とお風呂がある温泉デパート
・泉質:含硫黄-ナトリウム-炭酸水素塩・硫酸塩泉
ナトリウム-硫酸塩・炭酸水素塩泉
ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・炭酸水素塩泉
ナトリウム-炭酸水素塩・硫酸塩泉
・日帰り入浴時間:10:00〜15:00
・日帰り入浴料金:800円
・サウナ:なし
・貸切風呂:あり(使用不可のよう)
・混雑度:混んでいる
・駐車場:あり
・電話番号:0229-83-2314
・公式HP:https://ubanoyu.com/
・実際に訪れてみた感想
泉質 ★★★★★
設備 ★★☆☆☆
景色 ★★☆☆☆
コスパ ★★★★☆
日帰り入浴のしやすさ ★★★★☆
4つの泉質を一度に楽しめるのは鳴子でもここだけ!
6位 鳴子観光ホテル:鳴子で最も成分の濃い温泉
・泉質:含硫黄-ナトリウム-硫酸塩・塩化物・炭酸水素塩泉
・日帰り入浴時間:12:00〜14:00
・日帰り入浴料金:1100円
・サウナ:なし
・貸切風呂:あり(宿泊者専用)
・混雑度:空いている
・駐車場:あり
・電話番号:0229-83-4330
・公式HP:https://www.narukokankouhotel.co.jp/
・実際に訪れてみた感想
泉質 ★★★★★
設備 ★★★★★
景色 ★★☆☆☆
コスパ ★★★★☆
日帰り入浴のしやすさ ★★★☆☆
温泉はかなりいいですが、受付時間が短いためか空いています。
7位 ホテルたきしま:アトピーに効く医者お墨付きの温泉
おじさんのクセが強いので初見はちょっと入りずらいかも。
8位 ますや:温泉街を見渡せる展望風呂
✓大江戸温泉傘下の大型旅館
✓最上階の展望大浴場と露天風呂
✓クリスタルブルーの硫黄泉
鳴子で最も景色のよいお風呂です。
9位 村本旅館:温泉マニアしか知らない穴場宿
鳴子では少し系統の異なる異色の温泉です。
10位 旅館弁天閣:格安で貸切露天風呂を楽しめる
✓日帰りでも貸切露天風呂を利用可能
✓見晴らしの良い大浴場
✓アブラ臭のする黒湯
・泉質:ナトリウム-炭酸水素塩泉
・日帰り入浴時間:11:00〜15:00
・日帰り入浴料金:内湯700円
貸切露天1000 円
・サウナ:なし
・貸切風呂:あり
・混雑度:空いている
・駐車場:あり
・電話番号:0229-83-2461
・公式HP:http://bentenkaku.co.jp/
・実際に訪れてみた感想
泉質 ★★★★☆
設備 ★★★☆☆
景色 ★★★☆☆
コスパ ★★★★☆
日帰り入浴のしやすさ ★★★★☆
たったの1000円で貸切風呂を利用できます
11位 ホテル亀屋:美肌成分たっぷりの黒湯
・泉質:ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉
・日帰り入浴時間:12:00〜14:00
・日帰り入浴料金:700円
・サウナ:なし
・貸切風呂:なし
・混雑度:空いている
・駐車場:あり
・電話番号:0229-83-2211
・公式HP:https://www.hmi-ryokan.jp/kameya/
・実際に訪れてみた感想
泉質 ★★★★☆
設備 ★★★★★
景色 ★★★★☆
コスパ ★★★★☆
日帰り入浴のしやすさ ★★★☆☆
2箇所入れるのでおトク!美肌成分たっぷりの黒湯を楽しめます
12位 岡崎荘:ほのかに硫黄が香る優しい温泉
✓自炊専門の湯治宿
✓ほのかに硫黄香る黄緑色の湯
✓鳴子でも最も朝早くから入浴可能
個性派温泉が揃う鳴子の中では比較的マイルドです
・泉質:ナトリウム-炭酸水素塩泉
・日帰り入浴時間:12:00〜14:00
・日帰り入浴料金:500円
・サウナ:なし
・貸切風呂:なし
・混雑度:空いている
・駐車場:あり
・電話番号:0229-83-3820
・公式HP:http://www.naruko-ryokan.jp/
・実際に訪れてみた感想
泉質 ★★★☆☆
設備 ★★★☆☆
景色 ★★☆☆☆
コスパ ★★★☆☆
日帰り入浴のしやすさ ★★☆☆☆
鳴子では珍しい無色透明のあっさりした温泉です。
14位 幸雲閣:少し熱めの黒湯を楽しめる
✓大江戸温泉傘下の大型旅館
✓アブラ臭のする高温の黒湯源泉
✓展望露天風呂もあり
・泉質:ナトリウム-硫酸塩・炭酸水素塩泉
・日帰り入浴時間:15:00〜17:30
・日帰り入浴料金:1060円
・サウナ:なし
・貸切風呂:なし
・混雑度:少し混んでいる
・駐車場:あり
・電話番号:0570-030-268
・公式HP: https://kounkaku.ooedoonsen.jp/
・実際に訪れてみた感想
泉質 ★★★★☆
設備 ★★★★☆
景色 ★★★★☆
コスパ ★★★☆☆
日帰り入浴のしやすさ ★★☆☆☆
鳴子では珍しい無色透明のあっさりした温泉です。
鳴子温泉の共同浴場
早稲田桟敷湯:学生が実習で掘り当てた温泉
戦後間もないころに早稲田大学の学生が実習で掘り当てた温泉。共同浴場らしくない黄色のモダンな建物が目印です。
・泉質:含硫黄・ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉
・日帰り入浴時間:9:00〜21:30
・日帰り入浴料金:660円
・サウナ:なし
・貸切風呂:あり(50分 1100円)
・混雑度:少し混んでいる
・駐車場:なし(公営駐車場あり)
・電話番号:0229-83-4751
朝早く日帰り入浴できる宿
岡崎荘:朝8時から日帰り入浴可能
鳴子で最も朝早くから日帰り入浴できる宿。ひなびた感じはなく、シャワーやカランも完備。朝からさっぱりするにはぴったりの温泉です。
夕方遅くまで入浴できる宿
幸雲閣:夕方5時半まで入浴可能
日帰り入浴には寛容な鳴子温泉ですが、夜遅くまで入浴できる宿はありません。
最も遅くまで入浴できるのは幸雲閣で夕方17時半まで入浴可能です。
日帰りで貸切風呂を利用できる宿
旅館弁天閣:選べる2つの貸切風呂
鳴子で貸切風呂がある宿は案外少なく、主要な大型旅館でもないところが多いです。
そんな鳴子で貸切風呂に入れる貴重な宿がこちら。日帰り入浴でもわずか1000円で利用可能。運が良ければ露天風呂スレスレの位置を電車が走ります。
お安く日帰り入浴できる宿
村本旅館:ワンコインで入浴可能
鳴子温泉は全体的に日帰り入浴料が安く、1000円を超えるのは有名どころの大型旅館くらい。最も安いところで500円。村本旅館の他、たきしまと鳴子旅館もワンコインで入れます。
日帰りでサウナに入れる宿
旅館すがわら:新設されたうるおいの湯にサウナあり
青い温泉で有名なすがわらですが、近年は日帰り入浴にも力を入れています。
2024年に新設された「うるおいの湯」は清潔感のある内湯に鳴子では貴重なサウナ付きです。
駅近で日帰り入浴できる宿
鳴子観光ホテル:鳴子温泉駅から最も近い宿
鳴子温泉駅周辺は大型旅館が密集するエリアですが、その中でも最も駅から近いのがこちら。徒歩5分もかからないアクセスの良さ。鳴子観光ホテルの前にあるますやも日帰り入浴可能です。
大きな露天風呂がある宿
鳴子ホテル:鳴子最大級のお風呂
鳴子温泉は湯治宿が多く、露天風呂を持たない宿がほとんど。鳴子ホテルは大浴場もさることながら、露天風呂の大きさも鳴子最大級です。
秘湯感のあるシブい宿
西多賀旅館:湯治文化を色濃く残す宿
昔ながらの木造旅館で湯治文化を色濃く残す宿。温泉の質も最高で温泉マニアの方には鳴子で真っ先におすすめしたい宿。
鳴子温泉のおすすめグルメ
餅処深瀬:鳴子名物の栗だんご
鳴子名物として有名な栗だんご。栗を入れたお餅の中にみたらし餡をかけた一品です。テイクアウトの他、店内でいただくことも可能です・
たかはし亭:絶品の揚げ焼きそばカレー
古民家を利用したどこか懐かしい雰囲気のお店。パリパリに揚げた焼きそばにスパイシーなカレーをかけた鳴子焼蕎麦カレーは絶品。宮城の郷土料理おくずかけをかけた餡かけ焼きそばなど、面白いメニューが豊富。
ゑがお食堂:山菜きのこそばが人気
鳴子温泉駅前にある大衆食堂で、鳴子でランチと言えばここ。山菜ときのこがたっぷり入った山菜きのこ蕎麦が人気です。
銀の匙:カニクリームコロッケが美味しい
鳴子温泉では珍しいオシャレ系のお店。カニクリームコロッケが人気。絶品のビーフシチューもいただけます。
日帰り入浴できないけれどオススメの旅館
ゆさや旅館:鳴子で唯一無二のエメラルドうなぎ湯
鳴子温泉のまさに中心部にある老舗旅館。鳴子温泉郷でもここにしかないトロミのあるエメラルドの硫黄泉が有名。乳白色の硫黄泉とのコントラストはまさに極上ものです。
日帰り入浴できないのが残念でならない。
鳴子温泉で日帰り入浴を楽しむコツ
