大露天風呂の日記

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東鳴子温泉【いさぜん旅館】日帰り入浴記「炭酸泉と鉄鉱泉の両方を楽しめる混浴内湯」

いさぜん旅館の日帰り入浴ってどんな感じなの?

年間300箇所以上日帰り入浴している温泉ソムリエが、実際に訪れてレポートします。

 

 

こんな人におすすめ 

 

・混浴のお風呂に入りたい

・様々な泉質の温泉に入りたい

・シュワシュワの温泉に入りたい

 

営業情報とアクセス

▶日帰り入浴時間

10:00〜20:00

▶日帰り入浴料

500円

▶タオル

200円(ロゴあり)

▶お風呂の数

内湯(混浴1・男1)

内湯露天(女1)

▶サウナ

なし

▶住所

宮城県大崎市鳴子温泉赤湯11

▶電話番号

0229-83-3448

 

いさぜん旅館の外観と館内

 


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いさぜん旅館は東鳴子温泉のちょうど中心あたりにある旅館。

超老舗感のある旅館名ですが、1941年開業の旅館です。

基本的には湯治がメインの旅館。

炭酸泉や鉄鉱泉など3種類の源泉を持つ宿しても有名で、温泉好きにも人気の旅館です。



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玄関前にある立派な松は長寿の松と名付けられていて、くぐると長生きするのだそう。


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玄関にはかっこいい旅館の看板。

昔は砂善旅館という名前だったようです。「い」はどこから来たのでしょうか?


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ロビー。田舎のばあちゃん家に来たかのような感じ。

ソファーに座っていた宿のおじいちゃんとおばあちゃんが受付。

日帰り入浴料は500円。


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タオルは200円。ちゃんとロゴ入ってます。

 

いさぜん旅館の温泉


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いさぜん旅館はお風呂の数が多い。

なんと全部で3箇所もあります。


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メインは炭酸泉と鉄鉱泉の2つの浴槽がある混浴内湯。

その他に男性用の大浴場と女性用の中浴場(露天風呂付)があります。

なので実質入れるのは2箇所です。


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まずはいさぜん旅館のウリである混浴内湯へ。

玄関の正面を突っ切るとすぐにお風呂です。

こちらが脱衣所。女性用の脱衣所は別にあるので、いくぶん女性でも入りやすいかと思います。


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左側に炭酸泉


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右側には鉄鉱泉と書かれています。


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こちらが混浴内湯。炭酸泉と鉄鉱泉の2つの浴槽は中央にある仕切りで区切られています。

炭酸泉はちょっとぬるめなので、炭酸泉の次に鉄鉱泉に入るのが宿のオススメ。


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ということで、最初は第一浴場の炭酸泉の方から。

東鳴子らしい黒湯のお湯とアブラ臭の温泉。

いさぜん旅館の敷地内から自噴する源泉で、もちろんこの旅館でしか入れません。


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ちょっぴりぬるめの温泉で、入るとこんな感じでシュワッと泡立ちがありました。


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これだけシュワシュワしているのに、これ温泉法上の炭酸泉(二酸化炭素泉)ではありません。炭酸泉というには程遠い二酸化炭素の含有量で、泉質的には純重曹泉というお湯。

「炭酸泉」はあくまで相対的に炭酸が多いというくらいの意味で捉えたほうがいいですが、炭酸は確かに感じる素晴らしいお湯です。

炭酸は血管を拡張させる効果があるため、血行を促進し、あたたまりがよいお湯。

 


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続いて鉄鉱泉の第2浴場へ。こちらは半ひょうたん型の浴槽です。


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こちらはちょっと熱めのお湯。鉄分で浴槽内は少し赤茶けています。

が、これも温泉法上の鉄泉ではなく、鉄の含有量は極めて微量です。ですが、ちゃんと鉄分のような感じを感じるから不思議。

泉質的には純重曹泉で、先程と同じ。「鉄鉱泉」と言うのもあくまで相対的にという感じです。

 

ちなみに鳴子温泉郷には鉄泉と二酸化炭素泉はありません。


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続いて第3浴場である男性用の大浴場へ。

たぶん多くの人は混浴内湯で満足して、こちらの方に入る人は少ないと思います。私も三度来ていますが、大浴場があったことは気づかなかったくらい。


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ここへ来て急に阪神タイガース

宿のHPを見ると、こちらのご主人は熱狂的なタイガースファンのよう。


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こちらが男性用の大浴場。いさぜんで最も大きなお風呂です。


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よく見れば湯桶も虎柄。こんなの初めて見ました。


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こちらのお風呂はいさぜん旅館の独自源泉ではなく、大豪寺の湯も呼ばれる東鳴子温泉の共同源泉で、様々な源泉をブレンドしています。

東鳴子温泉ではな他にもなんぶ屋なども同じ源泉。

泉質は混浴内湯とは異なるナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉というお湯。旧泉質名に直すと含食塩重曹泉です。


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こちらも鳴子温泉特有のアブラ臭。食塩は皮膚をパックするため、温まりも良いお湯です。


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ここまで3つの浴槽と、3種類の源泉をクリア。

案内を見れば、中浴場と露天風呂の文字が。まだあるのか!と取り敢えず行ってみることに。


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こちらが中浴場と露天風呂の入口。ここは女性専用になっていたので入れません。中からおばちゃん達の賑やかな声が聞こえてきました。

やはり混浴の内湯は抵抗あるのかもしれません。

 


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こちらの旅館は猫旅館として、知る人ぞ知るお宿。

何匹か猫がいるようでしたが、この時は残念ながら、一匹も会えませんでした。


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以上、いさぜん旅館の日帰り入浴情報をご紹介しました。

いかがだったでしょうか?

東鳴子温泉に日帰りで訪れた際の参考にしていただければ幸いです

 

日帰り入浴してみた感想まとめ

 

いさぜん旅館は鳴子でも珍しい炭酸と鉄を含む温泉。

泉質的には炭酸泉や含鉄泉ではないのですが、なぜかここの温泉は特徴を強く感じます。

温泉マニアにも比較的有名で、遠方からも入浴客が訪れます。

お風呂の数も多く、コスパのいい温泉です。

 

いさぜん旅館の泉質と効能

 

▶第一浴場 炭酸泉


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ナトリウム-炭酸水素塩泉(純重曹泉)

✓源泉 いさぜんの湯1号・2号混合泉

✓温度    41.3度(温泉)

✓pH値 7.4(弱アルカリ性泉)

✓成分総計 1605mg

✓効能 きりきず、末梢循環障害、冷え性、皮膚乾燥症

 

 

▶第二浴場 鉄鉱泉


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ナトリウム-炭酸水素塩泉(純重曹泉)

✓源泉 いさぜんの湯3号・新井第2号・5号泉・動力揚湯源泉・唐竹沢源泉混合泉

✓温度    53.3度(高温泉)

✓pH値 7.5(弱アルカリ性泉)

✓成分総計 1515mg

✓効能 きりきず、末梢循環障害、冷え性、皮膚乾燥症

 

 

▶第三浴場 男性大浴場

 

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ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉(含食塩重曹泉)

✓源泉 新井第2号・5号泉・動力揚湯源泉・唐竹沢源泉混合泉

✓温度    66.4度(高温泉)

✓pH値 7.4(弱アルカリ性泉)

✓成分総計 1303mg

✓効能 きりきず、末梢循環障害、冷え性、皮膚乾燥症