こんな人におすすめ
・昭和レトロな温泉が好き
・刺激の少ない温泉に入りたい
・木のお風呂に入りたい
営業情報とアクセス
▶日帰り入浴時間
8:30〜16:00
▶日帰り入浴料
500円
▶タオル
100円(ロゴなし)
▶お風呂の数
内湯(男1・女1)
▶サウナ
なし
▶住所
▶電話番号
0229-87-2131
あすか旅館の外観と館内
あすか旅館は中山平温泉の少し奥まった場所にある旅館。
鳴子温泉郷でも中山平温泉を選ぶ人はなかなかコアな方だと思いますが、その中でも、あすか旅館をチョイスするは人はよほどの温泉好きでしょう。
玄関にも日帰り入浴の案内があるので入りやすいです。
田園地帯の中に民家のような旅館が点在するエリア。
この辺りには菊地旅館や星の湯旅館など小さな旅館がたくさんあったのですが、今やあすか旅館のみ。
どうもこのあたりは泉質的にも地味な印象なのか、訪れる人も少ないです。
途中の看板には「飲める温泉」として大体的にアピールしています。
私なんかは飲めると書いてなくても、大体飲んでますけど。
外観はちょっとくたびれてましたが、館内は意外とキレイです。
入浴料は500円。タオルは100円ですがロゴなし。
あすか旅館の温泉
お風呂はロビーの真横にあります。
シンプルで小さめの脱衣所。改装したばかりなのか、脱衣所はまだ新しい感じがしました。
こちらが大浴場。
鳴子温泉郷の旅館は何個もお風呂を持っていたりしますが、ここは一箇所のみ。右上の浴槽は空っぽでした。
中央にそびえるタイルの柱が印象的。
浴室全体は昭和で時間が止まっている感じで、なかなか渋いです。
窓はありますが、すりガラスで景色は見えません。
すぐ外が玄関なのでやむなしですが。
浴槽はヒノキと思われる木の湯船が一つ。
お湯はちょっとだけ熱めくらい。
鳴子温泉郷はアブラ臭やら硫黄臭やらに、お湯の色も黒や白濁や緑など個性しかありませんが、こちらは無色透明で無味無臭に近いあっさりとしたお湯。
成分総計は274mgで、鳴子温泉郷で最も少ないです。
pH8.5のアルカリ性のため、刺激も少なく柔らかいお湯です。
温度管理のため、循環はしていますが、消毒はしていない源泉かけ流しのお湯です。
露天風呂はないと思っていたのですが、後から調べたところ、なんと混浴露天風呂があったよう。露天風呂があるオーラが全くなかったので、気づきませんでした。露天風呂はまた改めてレポートします。
帰ろうとすると、玄関で作業をしていた宿の方から、「またよろしくお願いします」とお声がけいただきました。
潰れずに頑張って欲しい旅館です。
あすか旅館は温泉の特徴は弱めですが、ドキヅイ鳴子温泉巡りをしていると、主張して来ない、こういう温泉にも入りたくなります。
混み合わずにゆっくり入れるのも良いです。
あすか旅館の泉質と効能