こんな人におすすめ
・設備充実の旅館で入浴したい
・硫黄ののごり湯に入りたい
・広い露天風呂に入りたい
営業情報とアクセス
▶日帰り入浴時間
10:00〜18:00
▶日帰り入浴料
900円
▶タオル
150円(ロゴなし)
▶お風呂の数
内湯(男1・女1)
露天(男1・女1)
▶サウナ
なし
▶住所
▶電話番号
0229-87-1234
仙庄館の外観と館内
仙庄館は国道から大谷川沿いに降りたところにある旅館。
中山平温泉でも奥まった場所にありますが、客室数は41室で中山平温泉最大の旅館です。
旅館は大谷川沿いに建っています。駐車場は旅館前の他、ちょっと手前の高台にもスペースがあります。
鳴子温泉のHPも見ると、仙庄館は日帰り入浴要問合せとなっていましたが、日帰り入浴の問い合わせをすると、「365日いつでも入れます!よろしければぜひどうぞ」と言う感じで、とても入りやすい旅館です。
看板にも日帰り入浴大歓迎の文字。
日帰り入浴は、10時〜18時くらいまでで、きちんとした時間は決めていないそうなので、ある程度融通も効くかもしれません。
結構立派な玄関。
ロビー。11時前に訪れたのですが、休憩なのか、喫茶にはたくさんの人がいました。
入浴料は900円。タオルは150円ですがロゴなし。
お風呂は2階です。エレベーターもあり。
館内は広いのでちょっと迷いそうになります。お風呂は内湯の「仙庄の湯」と露天風呂の「大谷川」の2箇所。露天風呂は一階にあるため、場所は離れています。
仙庄館の温泉
まずは内湯の仙庄の湯からいただくことにします。
お風呂前には何故か熱帯魚の水槽も。
広い脱衣所。
こちらが大浴場。思わず「おおっ」と言いたくなるような鮮やかなグリーンのお湯です。緑白色のにごり湯は川渡温泉ではよく見られますが、中山平温泉ではここだけ。
ガラス窓の開放的な大浴場で、眼下には江合川の支流大谷川が望めます。
湯船はL字型で結構大きいです。
泉質は含硫黄-ナトリウム-炭酸水素塩泉。
旧泉質名では含重曹硫黄泉です。
泉質名的には黒湯が多い東鳴子温泉と同じのですが、東鳴子と異なり、アブラ臭などはなく、柔らかめの硫黄の臭いがあります。
硫黄の含有量は、白濁湯の鳴子中心部の旅館と同等で、結構多めに含まれています。
中山平温泉は様々な泉質があるのですが、アルカリ性が強いという点ではほぼ共通した特徴があります。こちらもpH9.0で、硫黄泉でありながら、お湯にトロミを感じる柔らかいお湯です。
お湯はちょっとだけ熱め。
温度調節のため、循環はしていますが、消毒はしていない源泉かけ流しのお湯。
カランもしっかりしています。
続いて露天風呂へ。この非常階段のような所を一階へ下ります。
「サウナ風呂」って気になります。
露天風呂は別棟になっていて、屋根はついていますが、一度外へ出ます。手前を左に曲がると貸切露天風呂ですが、日帰り入浴でも1500円で利用可能です。
露天風呂入口。
こちらが露天風呂。かなり広い露天風呂で、サイズだけで言えば、鳴子温泉郷で最大かもしれません。
源泉は大浴場と同じのですが、なぜか明らかに色が違います。
内湯は緑白色の濁りでしたが、こちらはほぼ透明に近いお湯。
露天風呂は循環消毒ありなので、幾分お湯の鮮度が良くないのかもしれません。温度は露天風呂ですが、ぬるいとかはありません。
雪見露天風呂は最高なのですが、お湯だけで言えば断然内湯がオススメ。露天風呂には確かにサウナも併設されていました。
普通内湯に付けると思うのですが、露天風呂にサウナがあります。
水風呂はないですが、冬の外気で整いやすいかもしれません。
露天風呂にもシャワーがあったので、露天風呂だけでも完結します。
以上、仙庄館の日帰り入浴情報をご紹介しました。
いかがだったでしょうか?
中山平温泉に日帰りで訪れた際の参考にしていただければ幸いです
日帰り入浴してみた感想まとめ
仙庄館は中山平温泉でもここだけの緑白色のお湯がウリ。
比較的大きな旅館のため、設備も充実しています。
広い露天風呂もあり、臭いもキツくないので、万人受けする温泉だと思います。
仙庄館の泉質と効能
✓源泉 新々仙庄の湯・新黒森の湯・新滝の湯混合泉
✓温度 77.0度(高温泉)
✓pH値 9.0(アルカリ性泉)
✓成分総計 2396mg
✓効能 きりきず、末梢循環障害、冷え性、皮膚乾燥症、アトピー性皮膚炎、尋常性乾癬、慢性湿疹、表皮化膿症