那須マウントホテル
日帰り入浴時間 12:00〜 16:00
日帰り入浴料金 650円
露天風呂 あり
お風呂の数 内湯露天(男1・女1)
タオル 350円
客室数 30室
源泉 稲川1~4号混合泉
泉質 カルシウム-硫酸塩泉(石膏泉)
温度 60.6度 pH 6.6
成分総計 1236mg
新那須温泉は那須の高原地帯に地帯にあるホテルや旅館の総称で、一口に新那須温泉と言っても泉質は様々。
多くは大丸温泉の源泉を引いていますが、無色透明から湯本温泉に近い白濁した硫黄泉などホテルや旅館毎に特徴があります。
旅館よりも大型のリゾートホテルが多い地区です。
那須マウントホテルはかなり標高の高い場所にあり、ロープウェイまで徒歩30分くらいだそうです。バックに鎮座するはもちろん茶臼岳。
場所はちょっとわかりにくく、かつてのボルケーノハイウェイから
こんな感じの細い分岐道を進みます。一応看板はあるのですが、知らないとたぶん見逃します。
建物の年季の入り方は相当なもの。このあたりは廃墟が目立つエリアであることもあり、本当にやっているのか少し不安に。
玄関アプローチ。
入浴料は650円。
タオルは300円でロゴあり。歯ブラシ付き。
館内もかなり古いですが、逆に照明がレトロでおしゃれに見えたりもします。
浴室入り口。
脱衣所。
お風呂は内湯とは露天風呂。黒く見えるのは浴槽の色でお湯は透明です。お風呂もなかなか時代を感じます。写真奥は中庭みたいになってるのですが。
ちゃっかり露天風呂が。これは衝撃。
中庭なので周りはコンクリートで囲まれていてなんの眺望もありませんが、打たせ湯になっていました。
もつひとつの驚きがカラン。アメニティは高級旅館には必ずといっていいほど置いてある馬油でした。嬉しい誤算。
シャワーの水量は十分ですが、蛇口をひねると壁からちょろちょろお湯が出てたり。
露天風呂は桧と岩風呂の2つ。
お湯はぬるめです。標高が高いので眺めも抜群です。手前にはもう使っていないのか朽ち果てたテニスコートが。
露天風呂は外から見るとこんな感じ。右側が女性で左側が男性。女性用はしっかり囲われているので安心して入れると思いますが、男性用は少し立ったらたぶん見えます。
岩風呂。こちらが一番ぬるく体温と同じくらい?の温度でした。個人的には好みです。
泉質はカルシウム-硫酸塩泉。いわゆる石膏泉です。
無味無臭。効能は動脈硬化や切り傷、皮膚病など。
【温泉分析書のみかた】
溶存物質が1000mgを超えると、単純温泉にはならず、陽イオン-陰イオンの順に20%超のものを並べて名前をつけます。陽イオンはカルシウム、陰イオンは硫酸イオンが20%を超えるので、カルシウム-硫酸塩泉。旧泉質名は石膏泉です。