大露天風呂の日記

現在647湯掲載 旅館好きの温泉ソムリエのブログ 旅館の日帰り入浴情報を徹底的に紹介します!

大丸温泉 那須マウントホテル ぬるめの絶景ひのき露天風呂に日帰り入浴

那須マウントホテル

 

1.入浴時間・料金・混雑度

 

〇日帰り入浴時間 12:00〜 16:00
〇日帰り入浴料金 650円 

〇露天風呂    あり
〇お風呂の数   内湯露天(男1・女1)

〇タオル     350円 

〇客室数                    30室

〇公式HP     http://www.nasu-mount-h.co.jp/

〇混雑度     ほとんど誰にも会わない

〇個人的オススメ度  ★★★☆☆

 

2.場所・電話番号

〇住所  栃木県那須郡那須町湯本157-7 

〇電話番号 0287-76-4411

 

 

 

3.泉質

 

■源泉   稲川1~4号混合泉

■泉質   カルシウム-硫酸塩泉(石膏泉)

■温度             60.6度  pH 6.6

■成分総計  1236mg

 

4.大丸温泉について


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大丸(おおまる)温泉は茶臼岳の山麓の標高1500m付近の高所に湧く温泉。「だいまる」温泉と読みたくなりますが、「おおまる」温泉が正解。那須温泉郷では、徒歩でしか行けない三斗小屋温泉に次いで、標高の高い所にある温泉です。その豊富な湯量から、那須御用邸那須高原各所のホテルにも引湯されています。

 

中心は秘湯の宿としても名高い大丸温泉旅館ですが、同じ大丸地区にホテルや旅館が点在しています。これらは奥那須温泉那須眺望温泉など思い思いに名乗っていますが、源泉的には大丸温泉を使用しているところが多いため、まとめて大丸温泉として紹介します。

 

5.外観・館内・お風呂

 


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那須マウントホテルはかなり標高の高い場所にあり、ロープウェイまで徒歩30分くらいだそうです。バックに鎮座するはもちろん茶臼岳。

 

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場所はちょっとわかりにくく、かつてのボルケーノハイウェイから

こんな感じの細い分岐道を進みます。一応看板はあるのですが、知らないとたぶん見逃します。


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建物の年季の入り方は相当なもの。このあたりは廃墟が目立つエリアであることもあり、本当にやっているのか少し不安に。


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玄関アプローチ。


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入浴料は650円。


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タオルは300円でロゴあり。歯ブラシ付き。


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館内もかなり古いですが、逆に照明がレトロでおしゃれに見えたりもします。


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浴室入り口。


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脱衣所。


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お風呂は内湯とは露天風呂。黒く見えるのは浴槽の色でお湯は透明です。お風呂もなかなか時代を感じます。写真奥は中庭みたいになってるのですが。


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ちゃっかり露天風呂が。これは衝撃。

中庭なので周りはコンクリートで囲まれていてなんの眺望もありませんが、打たせ湯になっていました。


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もつひとつの驚きがカラン。アメニティは高級旅館には必ずといっていいほど置いてある馬油でした。嬉しい誤算。

シャワーの水量は十分ですが、蛇口をひねると壁からちょろちょろお湯が出てたり。


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露天風呂は桧と岩風呂の2つ。


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お湯はぬるめです。標高が高いので眺めも抜群です。手前にはもう使っていないのか朽ち果てたテニスコートが。


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露天風呂は外から見るとこんな感じ。右側が女性で左側が男性。女性用はしっかり囲われているので安心して入れると思いますが、男性用は少し立ったらたぶん見えます。


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岩風呂。こちらが一番ぬるく体温と同じくらい?の温度でした。個人的には好みです。


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泉質はカルシウム-硫酸塩泉。いわゆる石膏泉です。

無味無臭。効能は動脈硬化や切り傷、皮膚病など。

 

6.温泉分析書の説明

 


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溶存物質が1000mgを超えると、単純温泉にはならず、陽イオン-陰イオンの順に20%超のものを並べて名前をつけます。陽イオンはカルシウム、陰イオンは硫酸イオンが20%を超えるので、カルシウム-硫酸塩泉。旧泉質名は石膏泉です。

 

7.大丸温泉の日帰り入浴可能な旅館リスト

 

日帰り入浴時間は変更になる場合がありますので、事前の電話連絡をおすすめします。

全ての旅館で日帰り入浴可能ですが、大丸温泉旅館と休暇村以外は冬季休業しています。大丸温泉旅館の名物露天風呂も冬季は閉鎖されています。

 

 

旅館名 時間 料金 紹介記事
大丸温泉旅館

11:30~15:00

1000円


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休暇村那須 11:30~14:00 880円


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旅館ニューおおたか 10:00~17:00 700円


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那須マウントホテル 12:00~16:00 650円


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