元湯東家
1.入浴時間・料金・混雑度
〇日帰り入浴時間 11時〜15時(要確認)
〇日帰り入浴料金 500円
〇露天風呂 あり
〇お風呂の数 内湯露天(男1・女1)
〇タオル 200円(ロゴなし)
〇客室数 15室
〇公式HP https://www.motoyu-azumaya.com/
〇混雑度 ほとんど誰にも会わない
〇個人的オススメ度 ★★★★☆
2.場所・電話番号
〇場所 栃木県那珂川町小口1652
〇電話番号 0287-92-3355
3.泉質
■源泉 馬頭温泉管理組合源泉
■温度 46.8度 pH 9.45
■成分総計 353mg
4.馬頭温泉について
馬頭温泉は栃木県東部に湧く温泉。開湯は江戸時代末期。栃木の有名温泉といえば鬼怒川温泉や塩原温泉郷だと思いますが、すべてが山沿いの西側に位置する温泉。東部に湧く温泉は極めて珍しく、一軒宿の温泉を除けばほぼ馬頭温泉のみです。
正確には馬頭温泉郷といい、広瀬温泉、小口温泉、小砂温泉、南平台温泉、小口温泉、八溝温泉の総称です。中心の広瀬温泉以外は全て一軒宿。広瀬温泉も3軒しかないため、一般的にはあまり区別せずに馬頭温泉と呼んでいます。温泉街はない小規模な温泉地です。
5.外観・館内・お風呂
元湯東家(あずまや)は馬頭温泉の中でも広瀬温泉に位置する旅館。
鉄筋4階建でこのあたりでは比較的大きな部類。
看板には日帰り立ち寄り湯とありますが、ネット上にはこの旅館の日帰り入浴情報は少なく大体的に日帰り入浴を営業しているは不明です。電話で事前確認すると快くオッケイ。
ロビー。
フロント。入浴料は500円。
タオルは200円でロゴなし。
なんともかわいらしいふぐのキャラクター。馬頭温泉のある那珂川町は温泉トラフグで売り出しています。塩分を含む温泉で養殖したフグで、毒のもととなるプランクトンを食べないので毒がないんだとか。
馬頭温泉は海感のかけらもない内陸の温泉ですが、ほぼ全ての旅館で格安でふぐのフルコースが堪能できちゃうのです。
お風呂はロビーから右へ廊下を進みます。手前が女性用の内湯と露天。灯籠が2つあるので男湯もこの並びかと思いますが、さらに奥です。
宴会場の横を通り。
廊下の突き当りが男湯。
開湯の際の文書のようです。広瀬に突然湯が湧きその取極めを相談す文書?
脱衣所。ドライヤーあり。
内湯は木製です。お湯がぬるぬるする泉質であることもあり、お風呂に入る際はめちゃめちゃ滑りやすい!必ず手すりにつかまって入ってください!
何人かは間違いなくやられていると思います。
シャワー、シャンプー、ボディソープ類あり。
広瀬温泉の泉質はアルカリ性単純温泉。pH9.45で強アルカリ性とまでは言えませんが、かなりぬるぬるトロトロする上質の温泉で、肌がさらさらになります。無味無臭です。少し熱め。
この旅館の名物はなんと言ってもこの露天風呂!那珂川を見下ろす絶景です。馬頭温泉随一と言ってもいい景色。露天風呂は源泉温度が比較的低いこともあり、ぬるめ。
馬頭温泉は別名夕焼け温泉としても売り出しています。
なぜ夕焼けかというと、那珂川の東側に湧く温泉のため、夕方は川面に夕焼けが映えて、より一層の絶景になるのです。
以前宿泊した際の夕暮れ時の露天風呂からの一枚。
温泉ふぐのフルコースをつけても安く泊まれますので、宿泊でも日帰りでもオススメ。
日帰り入浴は15時までですので、夕焼け温泉を露天風呂から堪能するには宿泊が必要。夕焼けでなくても絶景ですので、お昼に那珂川をゆっくり眺めながら入るのもいいかと思います。
6.温泉分析書の説明
溶存物質が1000mg未満の場合は単純温泉になります。
こちらは353mgなので単純温泉。
またpHが8.5以上あればアルカリ性とつきますが、こちらはpH9.4とかなりのアルカリ性のため、アルカリ性単純温泉となります。
このアルカリ性の高さはおそらく栃木県ナンバーワン。
単純温泉と言っても何も入っていないわけではなく、もし1000mgを超えていれば、ナトリウム-炭酸水素泉。旧泉質名では重曹泉になる温泉。重曹は皮膚の角質を落とし、肌がすべすべになります。
7.馬頭温泉の日帰り入浴可能な旅館リスト
日帰り入浴時間は変更になる場合があるので、事前の電話連絡をオススメします。
旅館名 | 時間 | 料金 | 紹介記事 |
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元湯東家 | 11:00~15:00 | 500円 |
馬頭温泉 元湯東家 那珂川を望む絶景ぬるぬる温泉で日帰り入浴 - 大露天風呂の日記
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南平台温泉ホテル |
11:00~14:00 |
500円 | |
いさみ館 | 不可 | 不可 | |
ホテル美玉の湯 | 10:00~20:00 | 1000円 | |
ささや荘 | 11:00~17:00 | 400円 | |
小口館下の湯 | 10:00~18:00 | 500円 |