旅館こいと
基本情報
【日帰り入浴時間】
15:00〜20:00
【日帰り入浴料】
1200円
【タオル】
220円
【露天風呂】
あり
【お風呂の数】
内湯露天(男1・女1)
【客室数】
28室
【公式HP】
【個人的オススメ度】
★★★☆☆
住所・電話番号
【住所】
【電話番号】
0246-42-2151
朝食付きプランが基本のお宿
旅館こいとは古滝屋の隣りにある和風旅館。
夕食付きのプランはなく、朝食のみか素泊まりプランのお宿です。
いわき湯本はこのパターンのお宿が結構あります。
見た目は普通の旅館ですが結構先進的な旅館。
館内にはオシャレなワンプレートがいただけるバルなどもあり、若者向けの雰囲気といったところ。
日帰り入浴には昔から歓迎の旅館で、大々的に営業しています。
日帰り入浴料は1200円。これは湯本の名だたる名旅館を押さえて最も高い金額。なんですが、なぜかいつも日帰り入浴客で大混雑。
日帰り入浴客はなんとオセロで管理されていました。
オセロの駒がなくなると、日帰り入浴は一旦ストップがかかります。
すると、こんな感じで日帰り入浴終了のお知らせ。
でも諦めなくて大丈夫。オセロの駒が復活すれば再開してくれます。
日帰り入浴は15時から。
お風呂ゾーンの手前でスリッパに履き替えます。
オシャレなトンネルの先に大浴場
こちらの旅館はコスプレーヤー歓迎の旅館。
公式サイトにもデカデカと書かれています。
そんなわけで、この日もコスプレーヤーの方達を目撃。
大浴場までは長いトンネルを抜けるのですが、おしゃれにライトアップ。
このトンネルは演出ではなく、観音山ふもとの岩盤をくりぬいたガチなトンネルです。
ここでコスプレーヤーの方達も撮影大会をしていました。
確かに絵になりそうです。
コスプレーヤーの方達が使ってる機材はテレビ局のような大掛かりなもの。
最初取材か何かだと思ってしまいました。
トンネルを抜けると大正ロマン風の空間。
ここも絵になりそうですね。
脱衣所。
ロッカーはすべて鍵付きなので安心。
こちらが大浴場。公式HPの写真は女湯ですが、男湯も似たような雰囲気。
相変わらずこの日も混雑していました。
浴槽は2つに分かれていて、手前が熱めのお湯、奥がぬるめのお湯になっています。
泉質は含硫黄-ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉。
旧泉質名では含芒硝食塩硫黄泉。
意外と珍しい泉質で、他ではなかなかお目にかかれない複雑な成分です。
硫黄分を含むため、わずかに硫黄の香りがします。
また、アブラ臭とまでは行きませんが、ほんの少しだけ有機物系の香り。
pH8.0でアルカリ性のお湯。刺激は弱めで入りやすいです。
一方で海沿いの温泉の割には食塩はさほど多くないため、ベタつきや強い温まり感などはなし。
露天風呂もあります。
いわき湯本で露天風呂がある宿は少数派です。
岩造りの落ち着いたお風呂。
後ろは山の斜面になっていて、マイナスイオンたっぷりのお風呂でした。
旅館こいとは若い方に人気の旅館。
日帰り入浴はかなり混雑するのと、料金も高いので、静かに入浴したい方には向かないかも。
ですが、館内はオシャレな雰囲気で、コスプレーヤーにも会えるかもなので、なかなか面白い旅館です。
温泉分析書 意外と硫黄分を多く含むお湯
✓源泉 湯本温泉源泉
✓温度 58.0度(高温泉)
✓pH値 8.0(弱アルカリ性泉)
✓成分総計 1844mg
✓効能 きりきず、末梢循環障害、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥症、アトピー性皮膚炎、尋常性乾癬、慢性湿疹、表皮化膿症