東屋旅館
基本情報
【日帰り入浴時間】
11:00〜15:00
【日帰り入浴料】
500円
【タオル】
200円
【露天風呂】
なし
【お風呂の数】
内湯(男1・女1)
【客室数】
25室
【公式HP】
【個人的オススメ度】
★★★☆☆
住所・電話番号
【住所】
【電話番号】
0235-43-2345
泉質
■源泉
5号、6号、7号源泉
■泉質
ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉
(含石膏食塩泉)
■温度
59.4度
■pH値
pH7.4
■成分総計
2743mg
川端にある小さな和風旅館
東屋旅館は温海川沿いにある小さな旅館。
「ひがしや」ではなく「あずまや」旅館です。
駐車場らしきものが見当たらなかったので、玄関前に駐車。
宿の前の道は細く一方通行なので要注意。
宿の対岸には萬国屋が堂々とそびえています。
あつみ温泉は萬国屋とたちばなや以外は、東屋旅館サイズの小宿が四件ほど。あつみ温泉初心者なら萬国屋に泊まりたくなりますが、小さな旅館もなかなか魅力的。いずれも源泉かけ流しの温泉とうまい飯でもてなしてくれます。
東屋の隣にはチットモッシェという足湯カフェがあります。
ハイシーズンの夏場ともなれば、カップルや観光客で大賑わいで
あつみ温泉で一番人が集まるスポットです。
冬は三連休初日でもご覧の通り閑散としていました。
確かに寒くて足湯という季節でもないかも。
東屋旅館は現在のオーナーで17代目を数える老舗旅館。
知る人ぞ知る旅館という感じで、女将が作るゴマ豆腐が絶品と有名です。玄関もなかなか立派。いつか泊まってみたい。
車を停めると女将さんが中でスタンバイしててくれました。
事前に電話したところ、「少々お待ち下さい。今日は大丈夫です」とのことでした。何度かトライしていますが、過去に数回お断りされており、繁忙期などは不可のことが多いです。
玄関前には黒と白の猫を発見!
車の周りをうろついたり、玄関の中をのぞきこんだり。
「飼い猫ですか?」と女将さんに聞いてみると、「いえ違います笑 野良猫です」とのこと。
館内。磨き込まれ飴色に輝く床が歴史を感じます。
日帰り入浴料は500円。
東北の日帰り入浴は500円が相場。安くて助かります。
タオルは200円。理想のロゴ入りタオル。
超シンプル!源泉かけ流しの内湯
お風呂は一階の奥にあります。
館内は純和風の雰囲気。
脱衣所。ドアみたいなのが2つあって、一瞬戸惑いましたが、お風呂は左のドア。
こちらがお風呂。なんともシンプルで、お湯で勝負してますって感じ。あつみ温泉のかしわやや温海荘など他の小宿もこんな感じでした。
露天風呂はなく、景色もなく本当に温泉のみという雰囲気。
もちろん源泉かけ流しです。
全体はこんな感じ。
お湯はというとめちゃくちゃ熱い。。何度か足をつけましたが悶絶して入れず。置いてあったゆもみ棒でかき混ぜてようやく入れました。
泉質はナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉。
旧泉質名では含石膏食塩泉です。
5号、6号、7号の3つの源泉を混合。
あつみ温泉は基本的にどの旅館も同じ源泉です。
泉質名には出てきませんが、硫黄分を1.5mg含みます。
含有量はわずかですが、しっかりと硫黄の香りと味がするお湯。
塩分は出し汁に近い濃度です。
たちばなやの前に飲泉所がありますが、結構まずいです。
景色はありませんが、窓際にはバラの造花がさり気なく置かれていました。バラもあつみ温泉の名物。
初夏になるとバラ園が賑わいます。これは名物のバラアイス。
本物のバラそっくりのクオリティ。
味はカシス味で酸っぱいです。
玄関前にいる野良猫がかわいすぎる
帰ろうとすると先程の野良猫。めっちゃこっち見てる。。
入りたいのか玄関越しにニャーニャーと鳴いていました。
撫でてやろうと思ったのですが、接客は苦手なようで意外と人懐っこくない。
絶妙に距離を取り、触らせてくれませんでした。確かに野良猫。
しかももう一匹猫がいました。
育ちの良さそうな毛並みの凛々しい顔の猫。
青い瞳がキレイ。こいつも触らせてくれず。
ダンボールが置いてあったので、宿公認の野良猫みたい。
ニャーニャー鳴いていたのは女将さんを呼んでいたのかも。
みかん箱に収まる姿がなんともかわいい。
二匹とも若いようで、常にすばしっこく動き回っています。
接客できたら、看板猫になれるのに。
東屋旅館は熱めの源泉かけ流し湯が魅力。
日帰り入浴の知名度はないので、他のお客さんに会うこともなし。
野良猫ですが、猫は結構かわいいので、温泉と猫ダブルで楽しめます。
温泉分析書 石膏を含む食塩泉
溶存物質が1000mgを超えると、単純温泉にはならず、陽イオン-陰イオンの順に20%超のものを並べて名前をつけます。こちらは2743mgで1000mgを超えます。
陽イオンはナトリウムとカルシウム、陰イオンは塩化物イオンと硫酸塩イオンが20%を超えるので、ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉となります