大露天風呂の日記

旅館大好き温泉ソムリエのブログ 日帰り入浴情報と泉質を解説します

上山温泉 寒河江屋旅館 老舗旅館の激熱風呂に日帰り入浴

寒河江屋旅館

日帰り入浴時間 10:30〜16:00
日帰り入浴料金 450円
露天風呂    なし
お風呂の数   内湯(男1・女1)

タオル     200円(ロゴなし)

客室数     13室

 

源泉  葉山温泉1号・2号源泉

泉質  ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉

    (含石膏食塩泉)

温度          60.5度

成分総計 2180mg      pH8.1 


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上山(かみのやま)温泉は室町時代の1458年の開湯。長崎の高僧月秀上人が沼地で足の傷を癒やしている鶴を見つけ、湧き出る霊泉を囲い湯治場を作ったのが始まり。その由来から、かつては鶴脛(つるはぎ)温泉と言われていました。

 

上山温泉は場所の違いから、正確には湯町、新湯、十日町、葉山、河崎、高松の6つの温泉の総称ですが、各温泉毎に泉質が異なるわけではなく一般的にはあまり区別されていません。源泉は上山温泉と葉山温泉の2系統がありますが成分はほとんど同じです。

葉山温泉は1948年にボーリングで湧出した比較的新しい温泉。

ちなみに高松温泉は三木屋(さぎや)旅館一件のみで、蔵王温泉に拠点を置く高見屋グループの傘下に入り、日帰り入浴不可になっています。

 

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寒河江屋旅館は葉山温泉の入り口にある旅館。巨大旅館古窯へ続く1本道沿いにあります。近代的な旅館が多いこの界隈では珍しく、木造の趣ある旅館。旅館の裏の斜面にも別館があります。

江戸時代の安政年間(1855年)の文献にも名前が出てくる古い旅館。


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のぼり旗で日帰り温泉を猛アピールしているあたりからも、日帰り入浴に積極的であることがわかります。日帰り入浴だけではなく、葉山温泉たまごとして温泉たまごもウリのひとつ。ちなみに上山温泉では伊勢屋旅館も温泉卵をウリにしています。温泉卵がおいしくなる温泉なのかも。

 

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たまにお風呂掃除で入れないタイミングがありますが、玄関前にその日の入浴可否が出てますので安心。ペイペイ使えます。


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入浴料は450円。


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タオルは200円でロゴなし。


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旅館では珍しい日帰り入浴の回数券。根強いファンがいるのかも。


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浴室は玄関からすぐ。建物は歴史ある木造ですが、キレイに維持されており、磨き抜かれた床は黒光りしています。古さはあまり感じません。


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浴室入口。


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脱衣所。


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ドライヤーなど。


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浴室は内湯のみ。


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カラン。


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これが超熱いお湯でなかなか入れず。。共同浴場を除けば上山温泉でも一番熱いと言っても過言ではありません。


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それもそのはず。源泉かけ流しで45度〜48度。ひえ〜


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泉質はナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉。

旧泉質名は含石膏食塩泉。

 

食塩泉は熱の湯とも言われ体の芯までよく温まります。

また石膏泉は痛みを和らげる鎮静作用があり切り傷等にも効能があります。


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【温泉分析書のみかた】

成分総計が1000mgを超えると、単純温泉にはならず、陽イオン-陰イオンの順に20%超のものを並べて名前をつけます。陽イオンはナトリウムとカルシウム、陰イオンは塩化物と硫酸イオンが20%を超えるので、ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉となります。簡単に言うと食塩と石膏の温泉です。