大露天風呂の日記

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あつみ温泉 かしわや旅館 木造3階建てのレトロ旅館で源泉かけ流しに日帰り入浴

かしわや旅館

 

 
 

 


 
 
 

1.基本情報
 

 

  【日帰り入浴時間】

10:00〜15:00

【日帰り入浴料金】

500円

【タオル】

100円(ロゴあり)

【露天風呂】  

なし

【お風呂の数】 

内湯(男1・女1)

【客室数】   

7室

【公式HP】   

http://atsumi-kashiwaya.com/

【個人的オススメ度】

★★★☆☆

 

 

2.住所・電話番号

 
 
 【住所】

山形県鶴岡市湯温海甲191

【電話番号】

0235-43-2011

 

 

 

 

 

3.泉質
 


 
■源泉

5号・6号・7号源泉

■泉質   

ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉

(含石膏食塩泉)

■温度           

 42.0度 

■pH値

7.4

■成分総計  

2743mg

 


 

 

4.あつみ温泉について

 

 


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あつみ温泉新潟県の県境にほど近い場所にある温泉。

ひらがな表記が一般的ですが、漢字で書くと「温海温泉」となる難読温泉。

海にほど近い立地で、川から流れ出てた温泉が海を温め、この名がついたそう。

温泉の歴史は古く、弘法大師により1200年前に発見されたと言われています。

 


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江戸時代に庄内藩の湯役所が置かれると、多くの旅館が並び始め、温泉地として栄えました。

あつみ温泉で双璧をなす萬国屋とたちばなやはこの頃の創業。 

2件の旅館は、温海川の左岸に堂々たる佇まいを見せますが、右岸には小さな旅館や商店が立ち並び、温泉街らしい雰囲気となっています。

 

 

 

5.外観・館内・お風呂

 

 


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かしわや旅館は温海川右岸の温泉街エリアにある小さな旅館。

これぞ日本旅館といった感じの木造3階建ての建物です。


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創業は380年というあつみ温泉でも指折りの老舗旅館です。


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かしわやに隣接するように、同じような見た目の旅館がありますが、こちらは温海荘という別の旅館。温海荘も木造3階建てで趣ある旅館です。

建物はくっついてるんじゃないかというくらい接近しています。

ちなみに温海荘は日帰り入浴は不可です。


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あつみ温泉と言えば、萬国屋とたちばなや。

温海川左岸に堂々たる佇まいを見せます。

お客さんのほとんどがこの2件の旅館に吸い寄せられるため、他の旅館は小さな旅館ばかり。中規模な旅館の多くはつぶれてしまいました。

 

昔から潰れずに営業しているのは、今やかしわや旅館、温海荘、東屋、瀧の屋の4件のみ。


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萬国屋とたちばなやに負けずに営業しているということは、それなりの魅力があるということ。

かしわや旅館の建物、意匠に凝っており、館内も宮大工が手掛けてそうな造りで、文化財に指定されてもおかしくないような建物。

一歩間違えれば高級旅館だったかもですが、かしわや旅館は一万円前半くらいで、お安く泊まれるのも魅力のひとつ。


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さっそく館内へ。木造ながら白壁でちょっとモダンな感じのロビー。

帳場は左側。日帰り入浴料は500円です。

 


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タオルは100円で買えます。ちゃんとロゴ入り。


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木造の廊下を進み、お風呂へ。

ご主人がお風呂まで案内してくれます。

「熱かったら水で薄めてください」と言われます。

それは勿体ないので、よっぽど熱くなければ薄めません。


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「源泉かけ流しをごゆっくりお楽しみくだませ」と書かれています。

これは楽しみ。

 


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脱衣所。


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脱衣所には昔のママと思われるレトロな洗面台。


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こちらが大浴場。露天風呂はなく、窓からの景色もありません。

まさにシンプルを極めたような浴室。

扉を開けると、ふわっと硫黄のたまご臭が香ります。


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かしわや旅館は、実は真ん中が中庭になっていて、それを取り囲むように建物があります。中庭部分に湯屋があるため、お風呂から景色はありません。


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純粋に温泉を楽しむためだけの湯船。

水色のタイルが差し込む日光を反射し、これはこれでキレイです。

 


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館主が手作業で調整しているという湯温はちょっと熱めの設定。

あつみ温泉は割と熱めなところが多いです。

最初はかなり熱いなと思いましたが、一回湯に浸かれば、体に馴染むように入ることができました。

ちなみに隣の温海荘はめっちゃ熱くて、水で薄めて入りました。

 


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泉質はナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉。

旧泉質名では含石膏食塩泉となります。

また泉質名には出てきませんが、硫黄分もわずかに含んでいます。

なめると、出汁のようなしょっぱさがあります。

 

萬国屋やたちばなやには真似できない源泉かけ流しのお風呂。 

こういうところに小さな旅館の魅力があります。

 


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洗い場もレトロでいい感じ。ケロリン桶です。


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余談ですが、かしわや旅館は海鮮料理が名物。

夏のシーズンともなれば、絶品の岩牡蠣をリーズナブルなプランでいただくこもできます。日帰りもいいですが、宿泊もオススメです。

 

6.温泉分析書の説明

 

 


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溶存物質が1000mgを超えると、単純温泉にはならず、陽イオン-陰イオンの順に20%超のものを並べて名前をつけます。こちらは2743mgで1000mgを超えます。陽イオンはナトリウムとカルシウム、陰イオンは塩化物イオンと硫酸塩イオンが20%を超えるので、ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉となります。