大露天風呂の日記

旅館好きの温泉ソムリエのブログ 各温泉の日帰り入浴情報を全旅館紹介します

伊東温泉 大東館 防空壕の中!洞窟ゴエモン釜風呂に日帰り入浴

大東館

 

 

 

基本情報
 

【日帰り入浴時間】

14:00〜22:00

【日帰り入浴料】

1000円

【タオル】

300円

【露天風呂】  

あり

【お風呂の数】 

内湯(男1・貸切2)

内湯露天(女1)

露天(貸切1)

【客室数】

29室

【公式HP】

http://www.daitokan.jp/

【個人的オススメ度】

★★★★☆

 

 

住所・電話番号
 

 【住所】

静岡県伊東市末広町2-23

【電話番号】

0557-37-5166

 

泉質


 
■源泉

岡191号、岡152号、岡137号

■泉質   

単純温泉

■温度           

 44.2度 

■pH値

8.2

■成分総計  

817mg

 

伊東温泉ってこんなところ


 


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伊東温泉は熱海と並ぶ伊豆を代表する温泉地。歴史は古く平安時代に上総介藤原資範が入湯した記録が残りますが、それ以外にはっきりとした開湯の言われはありません。江戸時代には徳川家光にお湯を献上したとされていますが、温泉地として発展したのは明治以降。

 


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この頃から別荘地として栄え始め、源泉が多数開発された結果、大正期以降は、東海館など今に残る豪壮な建築の老舗旅館も建てられました。700本を超える源泉があり、湧出量はなんと毎分3万4000リットル。これは熱海温泉の約2倍、温泉地としては別府、由布院に次ぐ全国三位の湧出量を誇ります。

 

多くのホテルや旅館がありますが、日帰り入浴は大歓迎してくれます。主要な宿のほとんどが日帰り入浴可能で、伊豆でも有数の日帰り入浴天国。

豊富な湯量から源泉かけ流しの宿が多いのも特徴です。

 

日帰り入浴でも貸切風呂利用可能

 


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大東館は伊東温泉でも温泉好きに人気の旅館。

正式名称はお風呂好きの宿大東館。

個人的には伊東温泉で最もおすすめの温泉です。

 

夕食はなく、1泊朝食付プランのみの旅館で平日なら7000円、休前日でも8800円という伊豆ではリーズナブルな価格で宿泊できます。

今回は宿泊したので、大東館の魅力を余すことなくご紹介します。

ちなみに日曜日に泊まったのですが、一週間前でほぼ満室。。

なかなか人気の旅館です。

 

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日帰り入浴にも積極的なのが嬉しい。

こちらの旅館は個性的な貸切風呂が3つあるのですが、日帰り入浴客でも宿泊客と全く同様に利用できます。

それなのに夜22時まで受け付けてくれるという気前の良さ。 

 

貸切風呂は予約不要で、空いていればいつでも何個でも入浴オッケイ。追加料金も不要です。

それで日帰り入浴料1000円は安いです。


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ではお風呂へ。全部で五箇所もあります。

男女別の大浴場の他、貸切風呂が3つ。

こんなにお風呂があるのに、全てが源泉かけ流しというからすごい。

 

日帰り入浴時間帯は男湯は露天風呂なし、女湯は露天風呂付の大浴場です。

一番気になるのは防空壕という文字。


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貸切風呂は、五右衛門風呂、露天風呂、寝風呂の3つ。

特に五右衛門風呂は、本物の防空壕跡の中にあるという驚きのお風呂です。各貸切風呂はこの掲示板で利用状況をリアルタイムに把握できます。電気が点いていれば利用中。


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まずは一番人気の防空壕五右衛門風呂から。

ここが一番人気でなかなか空かず。結局入れたのは夜の23時頃でした。さすがはお風呂好きの宿。みんな風呂が長いです。

 

リアル防空壕!探検気分の洞窟風呂


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のれんをくぐるとガチな防空壕が登場。これはテンションあがりますね。この防空壕は1943年に弾薬や物資の貯蔵を目的に陸軍によって掘られたもの。総延長はなんと300m。そのうちの一部をお風呂への通路に使用しています。


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伊東温泉にこんなものがあったなんて驚きです。

防空壕は四方八方に伸びていて、夜一人で歩くのはちょっと怖いかも。


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防空壕は途中で直角に曲がります。この先が五右衛門風呂。

このシマシマ模様は天然物。


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大東館から北西にわずか1.5キロの鉢ケ窪火山が噴火した際のスコリア(噴出物)が何層にも積み重なったもの。

スコリア丘内部の堆積層が見られるのか非常に珍しいんだとか。

温泉抜きにしてこれだけでも見ものです。


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五右衛門風呂入口。

ちなみに左にドアがありますが、ここを開けると宿の廊下に繋がります。防空壕を通らなくても五右衛門風呂に来れます。


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脱衣所。貸切風呂はかならず鍵を締めます。

鍵を締めるとさきほどの掲示板の電球が点灯する仕掛け。


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こちらが五右衛門風呂。これまた他ではちょっと見かけない釜風呂。釜の部分は本物の鉄製で、少し錆びついた感じがまたいい。

 

泉質は単純温泉

岡191号、岡152号、岡137号という3つの源泉を使用しており、源泉温度は44度。

単純温泉で源泉かけ流しというのは、実はとても貴重。

特徴が少ない泉質故に塩素を投入されがちですが、ホンモノの単純温泉は包まれるような気持ちよさがあります。


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かまど型の土台と2つ並んだ鉄釜のお風呂。

思わず嬉しくなってしまうおもしろ風呂です。

お湯に浸かるとザバーンと溢れ出します。洞窟内のためか、とにかく音がよく響く。


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お湯は結構熱い。。煮えたぎる釜に入っているような感覚。

よく皆さん長湯してたなと思います。

浴室内もサウナみたいになっていました。

私はちょっと浸かってスパッと次のお風呂へ。

 

砂利が敷きつめられた寝風呂


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次は寝風呂をご紹介。ちょっとぬるめに設定されているせいか、ここもなかなか空かず。

五右衛門風呂の次に人気です。


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和の雰囲気溢れる廊下の先が寝風呂。


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グリーンの壁が鮮やかな脱衣所。


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こちらが寝風呂。ここもよく音が響きます。

寝る専門に作られているので、長方形の木製の湯船はかなり浅め。

お湯の投入量を少なめにすることで、ぬるめに設定しているそうで、

加水はしていません。


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湯船の底には砂利が敷き詰められています。

砂利の上で寝るのはなかなか面白い感覚。

寝ていると砂利がズレるので、ちょっと落ち着かないかも笑

足つぼみたいな刺激もあり。

ここもそこらの温泉ではお目にかかれない代物でした。

 

森の中の貸切露天風呂


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三つ目の貸切風呂は露天風呂。

他の2つに比べば、比較的空いている時間があり、2回ほど入浴できました。
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ここだけ建物の外にあり、玄関を一度出ます。

駐車場の横にある森エリアが露天風呂です。


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露天風呂入口。

 

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こちらが露天風呂。森囲まれた隠れ家的な露天風呂です。


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脱衣エリアはシンプル。ここは、3つの貸切風呂の中で唯一洗い場がありません。


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お湯はとても適温。雰囲気もよく、ついつい長湯したくなるのもわかります。


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すごいのはオーバーフロー。お湯が滝のように流れ落ちています。

さすがは全箇所源泉かけ流しのお宿。温泉の使い方が贅沢です。


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夜の雰囲気も格別。道路脇にあるので、木々がちょっとだけライトアップされたようになるのですが、それ以外に照明はありません。

薄暗い雰囲気がまた落ち着きます。

 

女性用大浴場は大露天風呂付き

 


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最後に大浴場をご紹介。

日帰り入浴時間帯は露天風呂がない京の湯というお風呂が男性用。

この広い大浴場も源泉かけ流し。


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庭的な部分はライトアップされている飾り。外の景色は見えません。


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左がぬるめで右があつめ。

貸切風呂ばかり人気かと思いきや、ここもなかなかの人気。

皆さんぬるめのお湯にじっくり浸かっていました。

夜の22時で男女入れ替えになりますが、時間ギリギリまでお客さんが絶えることはありませんでした。


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最後に日帰り入浴時間帯は女湯になっている流れ湯大風呂に。


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脱衣所。


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流れ湯という名前からは、流れるプール的なお風呂でもあるのかと思いましたが、京の湯とほぼ同じつくり。


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左はぬるめ。右があつめ。これも同じです。

 

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違うのは露天風呂。東屋のかかったかなり大きな露天風呂。

もちろんこのサイズでも源泉かけ流しです。

温度は少し熱め。

 

朝食もおいしい!宿泊もおススメ


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ちなみに朝食はバイキング形式。朝になるとロビーがバイキング会場に早替り。パンやサラダ、ソーセージやスクランブルエッグなどから、肉豆腐などの変わったメニューも。

特に肉豆腐は牛肉たっぷりでおかわりしてしまいました。 

 

 

 

大東館は温泉好きも納得の旅館。

私のようなソロ客も多かったのですが、若いカップルなどお客さんは様々。

趣向を凝らした貸切風呂は他では類見ない面白さ。

源泉かけ流しというのも魅力です。

貸切風呂はなかな空かないので、確実に全部入るなら宿泊がおすすめ。


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1泊しましたが、部屋もきれいでとても過ごしやすい。


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漫画コーナーも充実。

これだけお風呂が充実していて7000円なんですから、ぜひ泊まって楽しんでいただきたいです。

 

温泉分析書 食塩メインの単純温泉

 


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溶存物質が1000mg以下の場合は単純温泉となります。 こちらは817mgのため、単純温泉です。 単純温泉と言っても何も入っていないわけではありません。 もし1000mgを超えていればナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉となる温泉です。