ホテル無門
基本情報
【日帰り入浴時間】
15:00〜20:00
【日帰り入浴】
500円
【タオル】
サービス
【露天風呂】
なし
【お風呂の数】
内湯(男1・女1)
【客室数】
18室
【公式HP】
【個人的オススメ度】
★★★★☆
住所・電話番号
【住所】
【電話番号】
0255-87-2266
泉質
■源泉
北地獄谷
■泉質
カルシウム・マグネシウム・ナトリウム-硫酸塩・炭酸水素塩泉
■温度
50.2度
■pH値
6.6
■成分総計
1321mg
赤倉温泉ってこんなところ
赤倉温泉は新潟県は妙高市にある温泉。源泉は妙高山の山中にあり、江戸時代初期ころから知られていたようですが、当時霊場であった妙高山に一般人の立入りは許されず、長らく開湯の許可が降りませんでした。1816年にようやく高田藩主が許可。妙高山中の源泉から大量の竹を使って約7キロ下に引湯し、これが現在の赤倉温泉となりました。
日本唯一の藩営の温泉として栄え、明治以降は避暑地やスキーリゾートとして発展、1937年に政府主導により、国際リゾートホテルとして赤倉観光ホテルがオープンしました。
現在はスキー客向けの小中規模の旅館がひしめく温泉地となっています。超高級な赤倉観光ホテルを除き、主要な旅館やホテルのほとんどで日帰り入浴可能です。
森の中にたたずむホテル
ホテル無門は赤倉温泉の雑木林の中にひっそりとたたずむ旅館。
メインストリートから離れているので、このホテルに来ようと思わないとなかなか訪れない場所。
駐車場はホテル前の通路。舗装はされていません。
ホテルとは全然テイストの異なる古民家が隣接。
昔はここが食事処だったようですが、現在は使われていない感じ。
入口には山のホテルの洋食屋。
ホロホロ肉のビーフシチューと書いてあります。
こちらのホテルはビーフシチューが絶品との噂。
これは食べざるを得ません。
こちらが玄関。無門って結構いかつい名前のホテル。
ですが、所々にかわいらしい置物が。
童話の世界にでも来たかのよう。
レトロで落ち着く館内
こちらが館内。レトロな感じですが、入った瞬間ぬくもりというか、あったい感じがする雰囲気。
女将さんに日帰り入浴料500円を払います。
タオルはサービスで貸してくれました。
バスタオルまで。
駐車場の案内図。車の絵がかわいい。
ロビーはバーのようになっていました。
お風呂は階段でひとつ下。
壁から湯舟まで真っ赤です
お風呂入口。客室が並ぶ廊下の中に溶け込んでいるので、
最初気づかずに素通りしてしまいしました。
こちらがお風呂。。?
脱衣所のはずですがかごも棚もありません。
更にドアを開けると。ありました脱衣所。
こんな二重構造は初めて。
こちらがお風呂。壁がなんと真っ赤。こんなお風呂も初めてみました。赤倉温泉だから赤なんでしょうか?独特の雰囲気。
湯船の底まで赤でした。
浴室に入ると、赤倉温泉特有の焦げたゴムのような硫黄の香り。
ちょこんと置かれた観葉植物と赤のコントラストが見事。
泉質はカルシウム・マグネシウム・ナトリウム-硫酸塩・炭酸水素塩泉。お湯は41度くらいで、熱めのお湯が多い赤倉温泉では入りやすい。
ビーフシチューがまじでうまい
ロビーには自慢のビーフシチューの案内。
16時頃に訪問したので、これは夜食にぴったり。
夜はやってますか?と聞いてみると、
「すみません 今日はお客さんが多くて」
普段は夜も営業しているようですが、宿泊客が多い土曜日はランチののみのよう。
明日のランチは11時30からやってますとのことでした。
ということで翌日再び訪問。
予約したわけでないのですが、女将さんは覚えていてくれたようで、
「お待ちしてしてました」と迎えてくれました。
ロビーの奥にあるレストランへ通していただきます。
お客さんは私のみ。
こちらがメニュー。ビーフシチューの他にタンシチューも名物のよう。
小鉢がいろいろつく定食は2970円、サラダやパンのセットは2200円。その他にもハイカラ重や、ハンバーグステーキセットなども。
ここはビーフシチュー定食を注文。
ビーフシチューは女将さんが1人で作っているようでした。
20分ほど待って到着。
「ご飯足りなかったら言ってね。結構盛りよくしたんで」とご飯を大盛りに。
こちらがビーフシチュー定食。
旅館の夕食くらいに小鉢がたくさん。小鉢は和食で味噌汁もついてました。
いやうまそう。お肉はゴロゴロ入っていて、具はブロッコリーとにんじの他はほぼお肉。食べごたえありです。
看板にあったとおり、お肉もホロホロ。
その他にも煮物や酢の物など、ほっこりする味。
ごちそうさまでした。
ホテル無門は真っ赤なお風呂が特徴的。
ビーフシチューは噂通りかなり美味しかったです。
その割にはお客さんは少く、穴場的な雰囲気。
お風呂がてらにビーフシチューなんていかがでしょうか。
温泉分析書 複雑な泉質です
溶存物質が1000mgを超えると、単純温泉にはならず、陽イオン-陰イオンの順に20%超のものを並べて名前をつけます。こちらは1262mg。陽イオンはカルシウム、ナトリウム、マグネシウム、陰イオンは硫酸イオンと炭酸水素イオンが20%を超えるので、カルシウム・マグネシウム・ナトリウム-硫酸塩・炭酸水素塩泉です。
長い泉質名のとおり、石膏や重曹、芒硝など様々な成分を含みます。
その他、泉質名にはなりませんが、メタケイ酸が243mgで、温泉基準値である50mgの約5倍含まれています