大露天風呂の日記

現在647湯掲載 旅館好きの温泉ソムリエのブログ 旅館の日帰り入浴情報を徹底的に紹介します!

福島県の温泉
栃木県の温泉
群馬県の温泉
新潟県の温泉
千葉県の温泉
山梨県の温泉
埼玉県の温泉
静岡県の温泉

赤倉温泉 ホテル無門 ビーフシチューが絶品すぎるホテルで日帰り入浴

ホテル無門


 

 

基本情報
 

 【日帰り入浴時間】

15:00〜20:00

【日帰り入浴】

500円

【タオル】

サービス

【露天風呂】  

なし

【お風呂の数】 

内湯(男1・女1)

【客室数】

18室

【公式HP】   

https://myoko-mumon.com/

【個人的オススメ度】

★★★★☆

 

 

住所・電話番号
 

 【住所】

新潟県妙高市赤倉93-4

【電話番号】

0255-87-2266

 

 

泉質


 
■源泉

北地獄谷

■泉質   

カルシウム・マグネシウム・ナトリウム-硫酸塩・炭酸水素塩泉

■温度           

50.2度 

■pH値

6.6

■成分総計  

1321mg

 

赤倉温泉ってこんなところ

 


f:id:zenigame1:20231102224945j:image

 

赤倉温泉新潟県妙高市にある温泉。源泉は妙高山の山中にあり、江戸時代初期ころから知られていたようですが、当時霊場であった妙高山に一般人の立入りは許されず、長らく開湯の許可が降りませんでした。1816年にようやく高田藩主が許可。妙高山中の源泉から大量の竹を使って約7キロ下に引湯し、これが現在の赤倉温泉となりました。

f:id:zenigame1:20231102225022j:image

日本唯一の藩営の温泉として栄え、明治以降は避暑地やスキーリゾートとして発展、1937年に政府主導により、国際リゾートホテルとして赤倉観光ホテルがオープンしました。


f:id:zenigame1:20231102225054j:image

 

現在はスキー客向けの小中規模の旅館がひしめく温泉地となっています。超高級な赤倉観光ホテルを除き、主要な旅館やホテルのほとんどで日帰り入浴可能です。

 

森の中にたたずむホテル

 


f:id:zenigame1:20231102225213j:image

ホテル無門は赤倉温泉の雑木林の中にひっそりとたたずむ旅館。

メインストリートから離れているので、このホテルに来ようと思わないとなかなか訪れない場所。

 

駐車場はホテル前の通路。舗装はされていません。


f:id:zenigame1:20231102234414j:image

ホテルとは全然テイストの異なる古民家が隣接。

昔はここが食事処だったようですが、現在は使われていない感じ。


f:id:zenigame1:20231102231417j:image

入口には山のホテルの洋食屋。

ホロホロ肉のビーフシチューと書いてあります。

こちらのホテルはビーフシチューが絶品との噂。

これは食べざるを得ません。


f:id:zenigame1:20231102225626j:image

こちらが玄関。無門って結構いかつい名前のホテル。


f:id:zenigame1:20231102225824j:image

ですが、所々にかわいらしい置物が。


f:id:zenigame1:20231102230423j:image

童話の世界にでも来たかのよう。

 

レトロで落ち着く館内


f:id:zenigame1:20231102225906j:image

こちらが館内。レトロな感じですが、入った瞬間ぬくもりというか、あったい感じがする雰囲気。

女将さんに日帰り入浴料500円を払います。


f:id:zenigame1:20231102231217j:image

タオルはサービスで貸してくれました。

バスタオルまで。


f:id:zenigame1:20231102230408j:image

駐車場の案内図。車の絵がかわいい。

 

f:id:zenigame1:20231102230210j:image 

ロビーはバーのようになっていました。


f:id:zenigame1:20231102230337j:image

お風呂は階段でひとつ下。

 

壁から湯舟まで真っ赤です


f:id:zenigame1:20231102230934j:image

お風呂入口。客室が並ぶ廊下の中に溶け込んでいるので、

最初気づかずに素通りしてしまいしました。


f:id:zenigame1:20231102231150j:image

こちらがお風呂。。?

脱衣所のはずですがかごも棚もありません。


f:id:zenigame1:20231102231340j:image

更にドアを開けると。ありました脱衣所。

こんな二重構造は初めて。


f:id:zenigame1:20231102231744j:image

こちらがお風呂。壁がなんと真っ赤。こんなお風呂も初めてみました。赤倉温泉だから赤なんでしょうか?独特の雰囲気。

湯船の底まで赤でした。

浴室に入ると、赤倉温泉特有の焦げたゴムのような硫黄の香り。


f:id:zenigame1:20231102232011j:image

ちょこんと置かれた観葉植物と赤のコントラストが見事。

泉質はカルシウム・マグネシウム・ナトリウム-硫酸塩・炭酸水素塩泉。お湯は41度くらいで、熱めのお湯が多い赤倉温泉では入りやすい。

 

ビーフシチューがまじでうまい


f:id:zenigame1:20231102232457j:image

ロビーには自慢のビーフシチューの案内。

16時頃に訪問したので、これは夜食にぴったり。

夜はやってますか?と聞いてみると、

「すみません 今日はお客さんが多くて」

普段は夜も営業しているようですが、宿泊客が多い土曜日はランチののみのよう。

明日のランチは11時30からやってますとのことでした。


f:id:zenigame1:20231102232921j:image

ということで翌日再び訪問。

予約したわけでないのですが、女将さんは覚えていてくれたようで、

「お待ちしてしてました」と迎えてくれました。

ロビーの奥にあるレストランへ通していただきます。

お客さんは私のみ。

 

f:id:zenigame1:20231102233055j:image

こちらがメニュー。ビーフシチューの他にタンシチューも名物のよう。

小鉢がいろいろつく定食は2970円、サラダやパンのセットは2200円。その他にもハイカラ重や、ハンバーグステーキセットなども。

ここはビーフシチュー定食を注文。

 

f:id:zenigame1:20231102233450j:image

ビーフシチューは女将さんが1人で作っているようでした。

20分ほど待って到着。

「ご飯足りなかったら言ってね。結構盛りよくしたんで」とご飯を大盛りに。

こちらがビーフシチュー定食。

旅館の夕食くらいに小鉢がたくさん。小鉢は和食で味噌汁もついてました。


f:id:zenigame1:20231102233720j:image

いやうまそう。お肉はゴロゴロ入っていて、具はブロッコリーとにんじの他はほぼお肉。食べごたえありです。


f:id:zenigame1:20231102234006j:image

看板にあったとおり、お肉もホロホロ。


f:id:zenigame1:20231102234045j:image

その他にも煮物や酢の物など、ほっこりする味。

 


f:id:zenigame1:20231102234347j:image

ごちそうさまでした。

 

ホテル無門は真っ赤なお風呂が特徴的。

ビーフシチューは噂通りかなり美味しかったです。

その割にはお客さんは少く、穴場的な雰囲気。

お風呂がてらにビーフシチューなんていかがでしょうか。

 

温泉分析書 複雑な泉質です

 


f:id:zenigame1:20231101204952j:image

 

 

溶存物質が1000mgを超えると、単純温泉にはならず、陽イオン-陰イオンの順に20%超のものを並べて名前をつけます。こちらは1262mg。陽イオンはカルシウム、ナトリウム、マグネシウム、陰イオンは硫酸イオンと炭酸水素イオンが20%を超えるので、カルシウム・マグネシウム・ナトリウム-硫酸塩・炭酸水素塩泉です。

長い泉質名のとおり、石膏や重曹、芒硝など様々な成分を含みます。

 

その他、泉質名にはなりませんが、メタケイ酸が243mgで、温泉基準値である50mgの約5倍含まれています