大露天風呂の日記

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四季の湯温泉 ホテルヘリテイジ 混浴露天もあるビックサイズのお風呂に日帰り入浴

ホテルヘリテイジ
 

 

 

 

基本情報

 【日帰り入浴時間】

9:30〜22:00

【日帰り入浴】

平日 1000円

土日祝日 1100円

【露天風呂】  

あり

【お風呂の数】 

内湯露天(男1・女1)

【客室数】

250室

【公式HP】   

https://www.hotel-heritage.co.jp/feature/

【個人的オススメ度】

★★★☆☆

 

 

住所・電話番号


  【住所】

埼玉県熊谷市小江川228

【電話番号】

048-536-1212

 

 

泉質
 

■源泉

四季の湯温泉

■泉質   

ヨウ素-ナトリウム-塩化物冷鉱泉

■温度           

22.5度 

■pH値

7.5

■成分総計  

14060mg

 

四季の湯(ときのゆ)温泉ってこんなところ

 


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四季の湯(ときのゆ)温泉は埼玉県熊谷市にある温泉。と言っても熊谷市の町中ではなく、武蔵丘陵と呼ばれる緑の多い一帯にあります。温泉地数全国ワースト三位の埼玉県で、1996年にボーリングに成功した貴重な温泉です。

 

巨大な複合リゾートホテルです



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四季の湯温泉はホテルヘリテイジが開発した温泉。

ホテルヘリテイジはゴルフ場やプールなどを備えた複合リゾートホテルで、かなり大きいです。


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 入口を入ると右手に大きな建物が見えます。

守衛が建つ門を通り、左手が温泉。直進するとゴルフ場です。


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駐車場はこんな感じ。平日なのに満車に近い。これはめちゃめちゃ混んでいるかも。。


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ホテルが広くて、どこが玄関なのかよく分かりませんが、とりあえず大きな階段をのぼります。


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すると、空っぽのプールがあるゾーン。夏なら賑やかなんでしょうが、もう10月なのでこんな感じ。左にちらっと見える建物がお風呂棟です。

 


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ここがお風呂棟。ホテル本体の客室棟とは別になっています。


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ロビー。インド系の男性のスタッフが受付。


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日帰り入浴料は平日は1000円、土日は1100円ですが、後精算のため、受付で番号札を渡されます。

その他、時間帯などによって金額が安くなったりします。

この料金は払えば1日券が買えるので、なんなら22時までいることも可能です。

 

お祭り感あふれるロビー


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ロビーから少し進むとこんな感じ。これはすごい。

お祭り感あふれる広いエリア。主に売店になっていて、周りは宴会場になっていました。子どもの遊び場もあったりといろいろあります。


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こんな感じの雰囲気ある木造の廊下を進みます。


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その先は急にハイセンスな感じになります。


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床はガラス張りになっていて、枯山水風の砂紋にかわいらしい貝や亀の置物が置いてあります。


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ここがお風呂入口。お城のような石垣風になっています。


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お風呂のエントランス。


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さすがは大型ホテル。あかすりやオイルマッサージ、足つぼなど様々なサービスがあります。金額は3000円から7000円ほど。


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お風呂入口。駐車場にはあれだけ車があったのに、お風呂には誰もいませんでした。平日の朝から温泉に入ろうなんて人はさすがに少ないようで。


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脱衣所もかなり広いです。

 

ヒノキ造りの広大な大浴場

 


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こちらが大浴場。

天井が高いビッグサイズのヒノキのお風呂です。

この大きなお風呂を独り占め。

熊谷にこんな立派な温泉があったとは。


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続いて露天風呂ゾーンへ。

なにやらいろいろ建物がありますが、右がサウナで、左があかすり。

 

ジャグジー風呂と岩の露天風呂があります


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露天風呂は2つあります。まずはジェットバス。


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一番奥が露天岩風呂です。

露天も内湯もわりとしっかり塩素臭。まあ都市部のしかも大型ホテルなので、これはしょうがないですが、温泉らしさはあまりありません。


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ですが、泉質は含ヨウ素-ナトリウム-塩化物冷鉱泉で、珍しいもの。

ヨウ素を含むかなり個性的な温泉です。成分総計も本来は一万mgを越えるかなり濃い温泉のはずですが、大量に加水されているようで、ヨウ素や食塩などを感じることはできませんでした。

 

個人的には小さくても良いので、この個性的な源泉を楽しめる源泉浴槽があれば嬉しかったですが。

 

混浴露天風呂は別料金で要予約

 


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そして、この露天風呂の先には、関東最大級と銘打った混浴露天風呂があります。

ですが、こちらは別料金でしかも予約が必要。

水着の着用もマストなため、一般人はこの扉を開けてはいけません。

 

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混浴エリアは5つの貸切風呂と、混浴の2つの露天風呂があり、料金は2200円から2750円ほど。なんとバーまであるようです。

いかにもパリピな感じがしますが、この先の世界に思いをはせつつ、1人でなんの予約もせずに来たので、今日はここまで。


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お風呂上がりの休憩室もあります。

ちょっと薄暗く、寝るには最適。規模からしたら少し小さいかも。


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帰りにロビーを通ると、おばちゃんがせっせと美味しそうなパンを並べていました。

ホテルのベーカリーから直送されたパンだそう。

数はそんなになかったので、狙うなら10時前がいいと思います。

 

「作りたてですよ、美味しいですよ」とオススメしてもらいましたが、朝ご飯をがっつり食べてきたばかりなので食べられず。。

 

 

ホテルヘリテイジは埼玉県では貴重な温泉。

温泉らしさは今ひとつですが、立派な露天風呂やひのき風呂のほか、

館内設備やサービスも充実していて、1日楽しめると思います。

 

 

温泉分析書 ヨウ素を含む珍しい温泉です

 


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溶存物質が1000mgを超えると、単純温泉にはならず、陽イオン-陰イオンの順に20%超のものを並べて名前をつけます。こちらは1万4060mgで圧倒的。陽イオンはナトリウム、陰イオンは塩化物イオンが20%を超えるので、ナトリウム-塩化物泉となります。

 

また特殊成分として、ヨウ素を10mg以上含むとヨウ素泉になりますが、こちは13.6mg含みます。

 

以上より、含ヨウ素-ナトリウム-塩化物冷鉱泉となります。