大露天風呂の日記

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白子温泉 ホテルニューオオツカ 白子唯一のあっさり湯に日帰り入浴

ホテルニューオーツカ

 

 

 

1.入浴時間・料金・混雑度


 
 
○日帰り入浴時間 14:00~17:00

○日帰り入浴料金 650円 
○露天風呂    なし
○お風呂の数     内湯(男1・女1)

○タオル     150円(ロゴあり)

○客室数     35室

○公式HP     https://new-otsuka.com/

○混雑度        ほとんど誰にも会わない

○個人的オススメ度 ★☆☆☆☆

 

2.場所・電話番号

 

 〇住所  千葉県長生郡白子町驚1014

〇電話番号   0475-33-2363

 

 

3.泉質

 
 
■源泉   H-106号井戸

■泉質   含ヨウ素-ナトリウム-塩化物強温泉

■温度             24.5度    pH不明

■成分総計  32670mg

 

4.白子温泉について

 

 


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白子温泉は白砂青松が美しい九十九里浜に面する温泉。

温泉の歴史はかなり新しく、平成元年にボーリングにより地下2000mから湧出しました。白子町をはじめとする千葉県は天然ガスヨウ素が豊富な地質。「かん水」と呼ばれる太古の海水が温泉の元になっています。ヨウ素の含有量は全国トップクラス で、かなり濃度が濃く、クセの強い特異な温泉です。九十九里浜に近いことから、海水浴客やサーファーなどで賑わう他、テニスコートや体育館を併設しているホテルも多く、大会や合宿での団体客も多いです。ビジネスホテルのようなホテルが10件以上密集する、千葉件県最大の温泉地となっています。

 

5.外観・館内・お風呂

 


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ホテルニューオーツカは白子温泉でも北側に位置するホテル。

温泉感じはなく、ビジネスホテルのような見た目。

白子温泉にはサンライズオーツカという似たような名前のホテルがありますが、同じグループです。


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フロントは右の建物。


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奥はアリーナと書かれていて、体育館になっていました。

体育館は結構賑わっている様子。

ヤシの木があるのは、千葉の温泉らしいです。


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ちょっと暗めのロビー。15時過ぎに日帰り入浴の電話確認をしたところ、「今ならいいですよ」とのこと。

入浴料は650円。


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お風呂は一階の奥にあります。


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魅了的なアイスの自販機。意外と温泉ってこの自販機ないので、嬉しいです。湯上がりにおもわず買ってしまいました。


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お風呂入り口。


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小さめの脱衣所。


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こちらがお風呂。内湯のみで露天風呂はありません。

が、それはいいのですが、おや?お湯が透明です。

白子温泉ヨウ素と塩分を大量に含み、本来コーヒーのような色と独特の甘い臭いが特徴なのですが、お湯も透明で臭いもほぼありません。他のホテルと源泉は同じだったので、循環ろ過が強いのだと思います。


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白子温泉は比較的大型の施設が多く、源泉かけ流しのホテルはないのですが、それでもここまで透明だと、本当に温泉なのって思ってしまいます。よーく見ると、お湯はうっすら黄色がかっていたので、ちょっとだけ温泉感はありました。お湯は湯口から出ていなかったので、この日だけなのかも知れませんが。

ケロリン桶の配置と積み方は素晴らしい。

 

 

悪く言えば温泉感はないのですが、白子温泉はクセの強いのお湯。ベタベタする強食塩泉とアンモニアが混じる独特の芳香なので、万人受けするものではありません。

単純にスポーツや海水浴後の一風呂には、これくらいあっさり湯のほうがいいかも知れません。

 

クセの強さ求める温泉好きにはちょっとおすすめはできませんが。

 

 

 

まだまだあります 白子温泉

 

【白子温泉を入りつくせ!】日帰り入浴可能なホテル11件全て入ったので紹介します!(含ヨウ素強食塩泉) - 大露天風呂の日記

 

 

6.温泉分析書の説明

 



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溶存物質が1000mgを超えると、単純温泉にはならず、陽イオン-陰イオンの順に20%超のものを並べて名前をつけます。陽イオンはナトリウム、陰イオンは塩化物イオンが20%を超えるので、ナトリウム-塩化物泉となります。

ナトリウムイオンを5500mg、塩化物イオンを8500mg以上含むと強食塩泉になりますが、どちらも1万mgを超えているため、強食塩泉です。成分総計は驚異の3万2000mg超え。

 

また特殊成分として、ヨウ素を10mg以上含むとヨウ素泉になりますが、ここはなんと116mgも含みます。基準値の実に11倍。

 

特筆すべきは臭素で140mgも含有。  温泉基準は5mgなので約28倍の恐るべき含有量。またアンモニアも249mgと驚異的です。