大露天風呂の日記

旅館好きの温泉ソムリエのブログ 各温泉の日帰り入浴情報を全旅館紹介します

白子温泉 青松亭白砂 九十九里浜一望の超絶景屋上露天に日帰り入浴

青松亭白砂

 

 

 

 

1.入浴時間・料金・混雑度

 

 
○日帰り入浴時間 10:00〜17:00

○日帰り入浴料金 1000円 
○露天風呂    あり
○お風呂の数  展望風呂  内湯露天(男1)

             内湯(女1)

        庭園風呂 内湯露天(女1)        

○客室数     33室

○公式HP     http://www.shirasuna.co.jp/annai.html

◯タオル     入浴料に含まれる   

○混雑度        お風呂で会った人数 1人

○個人的オススメ度 ★★★★★

 

2.場所・電話番号


 

 〇住所  千葉県長生郡白子町古所3291

〇電話番号   0120-045-544

 

 

 

 

3.泉質
 
 

■源泉   H-106号井戸

■泉質   含ヨウ素-ナトリウム-塩化物強温泉

■温度             24.5度    pH不明

■成分総計  32670mg

 

4.白子温泉について

 


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白子温泉は白砂青松が美しい九十九里浜に面する温泉。

温泉の歴史はかなり新しく、平成元年にボーリングにより地下2000mから湧出しました。白子町をはじめとする千葉県は天然ガスヨウ素が豊富な地質。「かん水」と呼ばれる太古の海水が温泉の元になっています。ヨウ素の含有量は全国トップクラス で、かなり濃度が濃く、クセの強い特異な温泉です。九十九里浜に近いことから、海水浴客やサーファーなどで賑わう他、テニスコートや体育館を併設しているホテルも多く、大会や合宿での団体客も多いです。ビジネスホテルのようなホテルが10件以上密集する、千葉件県最大の温泉地となっています。

 

5.外観・館内・お風呂

 


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青松亭白砂(せいしょうていしらすな)は白子温泉の北側にある旅館。白子温泉でこの旅館だけ、ポツンと離れた場所にあります。

大型の和風旅館といった雰囲気で、なかなか立派です。


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門も超高級旅館のような佇まい。そこまで立派な旅館だと想像していなかったので、少しびびりつつも中へ。


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篆書体のような字体のロゴ。かっこいいですが、初見だと白砂とはなかなか読めないかも。


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日帰り入浴は17時まで。事前に電話したところ、この日は15時前後にお風呂清掃のため入れないとのことだっため、16時半前に訪れると、なんと「本日の日帰り入浴は終了しました」との看板が。。。

電話しているので、そんなわけはないと堂々と入館。

「17時までですが大丈夫ですか?」と聞かれましたが、17時までにはあがりますとお伝えして、無事受付していただきました。


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明るくてキレイなロビー。

入浴料は1000円で結構高いです。白子温泉では最もお高い日帰り入浴料金。カードやペイペイも日帰り入浴の支払いには使えません。

受付のスタッフの方は対応がちょっとドライ。早口で案内され、フェイスタオルもスパッと渡されます。

事前に電話した際の対応はすごく丁寧だったんですが。


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タオルは松と先程の篆書スタイルのロゴが印字されています。


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外観から想像通りの立派な館内。


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お風呂は5階の展望風呂と、1階の庭園風呂。

5階の展望風呂は蒼天の湯と望洋の湯の2つ。

望洋の湯には露天風呂がないため、メインは蒼天の湯です。


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日帰り入浴時間帯は、バランスをとって蒼天の湯のみが男湯。

望洋の湯と庭園風呂の2つが女湯になっています。

もちろん宿泊すれば、どちらも入れます。


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5階に到着。鍵付きの貴重品ロッカーあり。


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お風呂までの廊下は畳敷き。


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5階にあるトイレは和式のみ。洋式トイレは一階まで戻らないといけません。


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開放感抜群の脱衣所。奥には素晴らしそうな露天風呂がチラ見え。

期待が高まります。


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まずは内湯から。奥に見えるのは九十九里浜の白砂青松。

青松亭白砂の名に恥じない景色です。

景色以外は内湯にそんなに特徴はなく、普通のお風呂。

白子温泉の特徴である、甘いヨードやアンモニア臭はほとんど感じませんでした。


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カラン。素早く体を洗って、メインの露天風呂へ。


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露天風呂と内湯は直接繋がっていません。


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一度脱衣所に戻り、露天風呂へ。

露天風呂はウッドデッキのような感じになっています。


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こちらが露天風呂!思わずうなってしまうくらいの絶景です。

内湯よりも断然展望レベルが違います。

屋上なので、風もちょっとあり、気持ち良いです。


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やや遠くに見える太平洋ですが、波音がちゃんと聞こえてきます。


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17時ちょっと前なので、夕日も差し込み絶景に拍車がかかります。海と反対側に見えるのは白子町の町並み。


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遠くに白子温泉の中心部も見えます。

 

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泉質は含ヨウ素-ナトリウム-塩化物強温泉。

ヨウ素泉は珍しい泉質で千葉県と新潟県北部くらいにしかありません。千葉も新潟も国内有数の天然ガスの産地。その副産物である「かん水」に大量のヨウ素が含まれています。

ヨウ素は殺菌力が強いほか、新陳代謝を高めるとされ、動脈硬化などに効能があると言われています。

強食塩泉のため、海水とまでは行きませんが、しっかりと塩辛いです。


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お湯は黄緑色。白子温泉の源泉は一つで、どの旅館も同じお湯なはずですが、お湯の使いの方の違いで、色や臭いに微妙に違いがあります。一般的にはコーヒー色か茶褐色の色が多い白子温泉ですが、ここは全然違う色。臭いは例えるなら油性マジックのような臭いがしました。本来の臭いはもっと強烈なので、ここはちょっとマイルド白子温泉。循環が強めだと黄緑色に近い色になるような気がします。


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お湯に浸かった目線からは、残念ながらの景色は見えません。

 

6.温泉分析書の説明

 


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溶存物質が1000mgを超えると、単純温泉にはならず、陽イオン-陰イオンの順に20%超のものを並べて名前をつけます。陽イオンはナトリウム、陰イオンは塩化物イオンが20%を超えるので、ナトリウム-塩化物泉となります。

ナトリウムイオンを5500mg、塩化物イオンを8500mg以上含むと強食塩泉になりますが、どちらも1万mgを超えているため、強食塩泉です。成分総計は驚異の3万2000mg超え。

 

また特殊成分として、ヨウ素を10mg以上含むとヨウ素泉になりますが、ここはなんと116mgも含みます。基準値の実に11倍。

 

特筆すべきは臭素で140mgも含有。  温泉基準は5mgなので約28倍の恐るべき含有量。またアンモニアも249mgと驚異的です。

ヨウ素臭素アンモニアはおそらく日本一に近い含有量です。

 

同じ天然ガスやかん水由来のヨウ素泉は新潟県北部にもあるのですが、含有量は全てにおいてこちらが上。

 

温泉のイメージがない千葉県ですが、千葉にもものすごい温泉があります。