東海荘
1.入浴時間・料金・混雑度
○日帰り入浴時間 12:30〜17:30
○日帰り入浴料金 600円
○露天風呂 なし
○お風呂の数 内湯露天(男1・女1)
○客室数 33室
○タオル 100円
○公式HP http://www.tokaiso.co.jp/
○混雑度 ほとんど誰にも会わない
○個人的オススメ度 ★★★☆☆
2.場所・電話番号
〇住所 千葉県長生郡白子町中里4437
〇電話番号 0475-33-2061
3.泉質
■源泉 H-106号井戸
■泉質 含ヨウ素-ナトリウム-塩化物強温泉
■温度 24.5度 pH 7.8
■成分総計 32670mg
4.白子温泉について
白子温泉は千葉県白子町にある温泉。
九十九里浜に近いことから、海水浴客やサーファーなどで賑わう他、テニスコートや体育館を併設しているホテルも多く、大会や合宿での団体客も多いです。
ほぼ全てのホテルで日帰り入浴可能です。
5.外観・館内・お風呂
ホテル東海荘は白子温泉の中心部にあたるホテル密集地区にあります。
カタカタで似たような名前のホテルが多い白子温泉ですが、「東海荘」という古臭いながらも、どっしりとした名前は、覚えやすいです。
このあたりは、目の前にはサニーインむかいの大きな建物が迫り、ちょっと狭小間しいエリア。
大通りから狭い路地を曲がった先が、東海荘。
デカデカと「日帰り入浴」の看板を出しており、日帰り入浴客にも寛容ですが、土曜日は日帰り入浴不可のようです。
東海荘の玄関。どこかの市役所のような建物です。
玄関横に何台か駐車できるスペースのような場所がありますが、ここは駐車不可。
駐車場は通りを挟み、サンシャイン白子を横切った先にあります。
こちらが駐車場。東海荘の弱点はこの駐車場の遠さでしょう。
遠いとっても、徒歩150歩くらいですが。(実際に歩いて測ってみました。)
実はホテルの真裏のちょうどいい場所に、駐車場があるのですが、これはホテルカアナパリの第2駐車場で、停めることはできません。
早速入館。ロビーは昭和なゴージャス感がありますが、古さは否めません。入浴料は600円。
女性のスタッフさんですが、皆さん丁寧に対応してくれる方で、帰りもお辞儀でお見送りしていただきました。
お風呂は一階の突き当りにあります。
白子温泉は国内屈指のヨウ素泉として知られますが、ヨウ素についていろいろと解説している説明書きが貼ってあります。
これは、東海荘に限らず、白子温泉のホテルによく貼ってあるものです。当方は白子温泉の全ホテルに入浴し、見飽きたのでこれはスルー。
お風呂の前にはもうひとつの玄関のような場所があります。
ここからダイレクトにお風呂にインも可能です。
この日はおじい様方の団体がバスでいらしていました。
白子温泉はテニス合宿などの利用が多い温泉地ですが、いろいろなお客さんがやってきます。
こちらが脱衣所。
必要最低限な洗面台。
こちらが大浴場。露天風呂はありません。
まず目につくのは、壁面のモザイク画。
おそらく海の白波をイメージしているのでしょうか?
お湯の色は黄色に近い褐色。泉質は含ヨウ素強食塩泉で、他の温泉とは比較にならないほどのヨウ素を含んでいます。この褐色の色はヨウ素によるほか、太古の植物が腐った腐植質と呼ばれる物資によるものです。腐植質を含む温泉はモール泉とも言われ、少し甘い芳香があります。これは千葉県には多い泉質。
ヨウ素はうがい薬などに使用され、甲状腺ホルモンの主成分でもあります。新陳代謝を促すほか、強い殺菌作用により傷にも効能があると言われています。切り傷などがあればしっかりの染みてきますが、確かに早く治ります。
ただし、バセドウ病など甲状腺ホルモン系の病気をお持ちの方には禁忌の温泉で、入ってはいけません。
強食塩泉のため、非常にしょっぱい味がします。
白子温泉は匂いが独特で、腐葉土と甘い匂いを混ぜたような芳香があります。こちらも脱衣所からその匂いがかすかに香っていましたが、浴室内はアンモニア臭のほうが強烈。
不気味に泡が漂う褐色のお湯からは、かなりのアンモニア臭がします。白子温泉はヨウ素だけではなく、アンモニアも異常なほどの含有量です。ですが、お風呂上がりに体にアンモニア臭が染み付いたりするなんてことはありませんでした。強食塩泉のため、お風呂上がりのあたたまりはかなり良いです。
丸い鏡のカラン。
時たま視線を感じ、お庭に目をやると、女性の銅像のようなものがあります。一瞬ホンモノの人かと思ってびっくり。
何で銅像がこんなところにあるのかはわかりません。