村杉温泉ってこんなところ
村杉温泉の歴史は古く開湯は南北朝時代の1335年。足利家の家臣がこの地へ逃れた際、薬師如来のお告げにより発見したと伝えられています。その当時に植えられた杉や松から名を取り、いつしか村杉温泉と言われるようになったとか。長らく湯治場として愛されていましたが、大正時代になるとラジウムの含有量の多さで一躍有名になりました。
周辺の出湯温泉、今板温泉と合わせて五頭温泉郷と呼ばれます。
杉林の中にある温泉で、一番高級な環翠楼を取り囲むように温泉街があります。高級宿が多く、泉質も貴重なため、日帰り入浴にはわりとケチ。村杉温泉と今板温泉で4件のみ、出湯温泉は日帰り入浴可能な宿はありません。
村杉温泉の泉質
泉質は単純弱放射能泉。放射能泉は珍しく、東日本では秋田の玉川、福島の母畑、山梨の増富などわずか数カ所しかありません。村杉温泉のラジウムの含有量はその中でも有数。放射能泉は、しばしばガンに効くと言われる効能の高い不思議な温泉で、連日多くの湯治客が訪れます。五頭温泉郷はすべて放射能泉ですが、ラジウム含有量は村杉、今板、出湯の順に多いです。
そんな村杉温泉をラジウムの含有量順にランキングでご紹介。
1位 川上屋旅館 37.6マッヘ
村杉温泉 川上屋旅館 国内有数濃度のラジウム泉に日帰り入浴 - 大露天風呂の日記
2位 長生館 24.7マッヘ
✓村杉温泉で最大規模の旅館
✓1000坪を誇る巨大な露天風呂
✓加温加水なしの冷たい源泉浴槽あり
3位 割烹旅館室町 24.7マッヘ
村杉温泉 割烹旅館室町 美味しいお惣菜が買える旅館で放射能泉に日帰り入浴 - 大露天風呂の日記
4位 湯本舘(今板温泉)8.53マッヘ
✓杉林の中にある今板温泉の一軒宿
✓竹林を望む森の中の樽露天風呂
✓日帰り入浴は昼と夜の二部制