大露天風呂の日記

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半出来温泉 登喜和荘 野趣満点!手作り感満載の混浴露天風呂に日帰り入浴

登喜和荘

 
 

 

 

基本情報

 
 【日帰り入浴時間】

8:00〜20:00

【日帰り入浴】

500円

【タオル】

250円(ロゴあり)

【露天風呂】  

あり

【お風呂の数】 

内湯(男1・女1)

露天(混1)

【客室数】

5室

【公式HP】   

http://www.nande.com/tokiwasou/

【個人的オススメ度】

★★★★☆

 

 

住所・電話番号

 

  【住所】

群馬県吾妻郡嬬恋村今井97-1

【電話番号】

0279-97-3373

 

泉質
 

 
■源泉

恵の湯

■泉質   

ナトリウム・カルシウム-塩化物泉

(含塩化土類食塩泉)

■温度           

42.3 度 

■pH値

7.1

■成分総計  

5002mg

 

半出来温泉ってこんなところ

 

 


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 半出来(はんでき)温泉は群馬県はキャベツで有名な嬬恋村にある温泉。国道144号沿いにあり、草津や万座へ向かうルートにも近いです。半出来という変わった名前は、このあたりの地名で、作物がうまく育たなかったことから。開湯は1975年で、登喜和荘一軒のみの温泉です。

 

 

外観はちょっと大きな民家です

 

 


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登喜和荘の外観。ちょっと大きな民家のような、どことなく懐かし建物です。旅館ではなく、一応民宿のようです。


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宿の入口は花畑みたいになってました。

国道沿いに「入浴」とデカデカと書いていますので、気になる人も多いのでは。


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草津や万座という超有名温泉への玄関口にあたる温泉ですが、こちらは泉質や露天風呂が個性的で、温泉マニアにかなり人気のあるお宿。土日ともなければ日帰り入浴客で混み合います。

 

日帰り入浴大歓迎のお宿です


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草に覆われて看板がよく見えませんが、ここが玄関。

日帰り入浴にはかなり積極的で、朝8時から夜の20時で長い時間やっています。

宿泊よりも日帰り入浴で利用するは人のほうが多そうな感じ。

ちなみにこちらの宿は何気にスッポン料理が名物です。


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おばちゃんが受付。日帰り入浴料は500円。


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タオルは250円でロゴ入り。

 

独特のセンスを感じる置物たち

 


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お風呂は宿を奥へ奥へとは進みます。


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所々に独特のセンスを感じます。


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お風呂入口。

 

お湯は温泉らしいしじみ色 味はお出汁!


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まずは内湯から。コンクリートの無骨な浴室に年季の入った木製の湯船。なかなかいい感じです。

ちょっと薄暗く落ち着きます。

そこにしじみ色に濁るお湯が注がれています。


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ドアノブは壊れていて、巻いてある針金を引っ張って空けます。

握ったりすると痛いので要注意。


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温度は熱すぎずとてもちょうどよい感じ。

コップがあったので飲んでみると、少し塩気があり出し汁のようなお味。この温泉は胃腸の湯とも呼ばれ、飲泉すると便秘にも効果があるそう。

 

混浴露天風呂までのアプローチがやばい

 


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こちらの宿は何と言っても露天風呂が有名。

内湯は男女別ですが、露天風呂は一つしかなく混浴になっています。

内湯の扉を開けるとこんな感じ。

これはすごい。。

これだけでも何かワクワク感があります。

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いかにも手作りしましたという感じの木製の通路。

ここを裸で歩くわけですが、なかなかの距離。

宿の庭なんですが、ジャングル感があるのもまた面白い。


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露天風呂入口。ここで女湯からの通路と合流です。

敢えてそうしてるのかは分かりませんが、ここも密林感がすごく、

ジャングルの中に露天風呂を見つけたような気分。

 

密林に潜む手作り感あふれる露天風呂を発見

 


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入口はちょっとした小屋になっていて、何故か赤ちょうちんが吊るされています。奥に見えるのが混浴露天風呂。


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こちらが露天風呂。木造のこぢんまりした湯船。

この手作り感がなんとも言えない風情。

前回訪れた際は、この小さな湯船にギュウギュウに人がいた印象ですが、この日は平日だったので、ラッキーにも貸し切り。


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湯船の中には腰掛け用の椅子が設けられています。

このサイズで混浴なので、女性の方はなかなか利用しにくいかも。


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今まで宿のお庭だったはずですが、露天風呂の目の前は川になっていて、川のせせらぎが聞こえます。これも好評価ポイント。

大自然の中にある木造のお風呂のため、藻などもあったりして、そんなにキレイな感じではなく、潔癖の人はだめかも。

 

露天風呂は結構ぬるい


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浴槽は2つに仕切られており、奥はちょっと熱めになっています。

手前はかなりぬるめ。

というのも、こちらの温泉は源泉が42度のため、湯船に注がれる頃にはぬるめの湯加減になっています。


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奥の湯船はかなり小さく、一人がギリギリ入れるくらい。

サイズ的に人が入っていいのかためらいましたが、すっぽりと入浴させていただきました。

ぬるゆの方はなかなか体が温まらないため、あがり湯にちょうどいい感じでした。


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泉質は、ナトリウム・カルシウム-塩化物泉。

海から遠く離れた嬬恋村にありながら、食塩がメインの温泉。

しかも成分総計は5000mgを超え、かなり濃い温泉になっています。

もちろん源泉かけ流し。

成分総計だけを見れば、草津や万座の4倍近い含有量。

これは温泉好きがこぞって訪れるのも納得。

 

半出来温泉の上出来入浴法って?


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脱衣所には半出来温泉の上出来入浴法なるものが張ってありました。

保温効果を高めるため、上がるときに温泉成分を洗い流さないことと、温泉をコップ一杯飲むこと、へそまで浸かって長湯するのがポイントだそうです。

 

半出来温泉はワイルドな露天風呂と、お湯の良さが魅力。

国道沿いでアクセスもしやすく、日帰り入浴も長時間オッケイですので、草津や万座の帰りに寄ってみては?

 

 

温泉分析書 塩分たっぷりの濃い温泉です

 

 


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溶存物質が1000mgを超えると、単純温泉にはならず、陽イオン-陰イオンの順に20%超のものを並べて名前をつけます。

 

こちらは5002mgで1000mgをはるかに超えます。陽イオンはナトリウムとカルシウムイオン、陰イオンは塩化物イオンが20%を超えるので、ナトリウム・カルシウム-塩化物泉となります。旧泉質名では含塩化土類食塩泉。