伍楼閣
1.基本情報
【日帰り入浴時間】
12:00〜15:00(2時間以内)
【日帰り入浴】
700円
【タオル】
200円
【露天風呂】
あり
【お風呂の数】
内湯(男1・女1)
露天(混浴2)
【客室数】
27室
【公式HP】
【個人的オススメ度】
★★★☆☆
2.住所・電話番号
【住所】
【電話番号】
0278-56-2555
3.泉質
■源泉
老神温泉7号泉・若の湯3号源泉
■泉質
■温度
48.2度
■pH値
8.1
■成分総計
580mg
群馬県 老神温泉ってこんなとこ
老神温泉は沼田市から尾瀬や日光へ至る国道120号沿いにある温泉。
片品川の急斜面沿いに大型旅館が立ち並ぶ群馬県でも有数の温泉地ですが、廃墟が目立ち、草津や伊香保、四万に比べればちょっと元気がありません。ほとんどの旅館で日帰り入浴可能です。
5.外観・館内・お風呂
伍楼閣(ごろうかく)は老神温泉の中心部の高台にある旅館。
老神温泉でも有数の人気旅館です。規模的には中規模といったところ。
なぜ人気かというと、こちらの旅館は混浴の野天風呂を2つも持っていて、これを目当てに多くのお客さんが訪れます。
混浴風呂があるのは老神温泉ではここだけなんです。
玄関の奥には広大な駐車場。
日帰り入浴開始の12時ちょうどに訪問したというのにたくさんの車。。これはもしかして混み合っているかも。。
立派な玄関。
高台の崖沿いに立っているため、景色は良いですね。
帳場。ひなびた感じもなく、かといって新しい訳でもないノーマルな感じ。日帰り入浴料は700円です。
私が受付していると、早くも後続のお客さんのおじさん。
「いつもありがとうございます」と言われていたので、常連さんでひょう。
タオルは200円で、立派なロゴ入り。
老神温泉の日帰り入浴で、ロゴ入りタオルが買えるのはここだけでした。
ロビーはこんな感じです。
お釣りをもらっている間、先程のおじさまに先を越されたので、一番風呂を狙うべく急いでお風呂へ。
お風呂までは階段を下りていきます。
するとこんな感じ。お風呂は男女別の内湯のほか、混浴の野天風呂が2つあります。あっちこっちにお風呂があるため、初見ではわかりにくくく、どちらに行こうか戸惑います。
とりあえず、メイン露天である岩鏡というお風呂へ。
扉を開け、急な階段を更に下ります。
すると、ガヤガヤとにぎやかな声が。男女混合のおじさま、おばさまの団体様に遭遇。みなさん混浴露天風呂目当のよう。
この先が露天風呂ですが、一番風呂どころか、何組ものお客さんがいたので、写真はありません。
ちなみにお風呂はこんな感じ。
カップルなどはおらず、男女のグループで来ているおじさまとおばさまが多い感じでした。
脱衣所は男女別に分かれていて、湯船は熱めの上段のぬる湯の2つに分かれていました。
ペットボトル持参で長期戦になりそうなおじさまも。
ここは混んでいたので、早々にお風呂チェンジ。
続いてもうひとつの露天風呂の赤城の湯へ。
ここも、急な階段を下ります。
こちらの露天風呂も混浴なのですが、メインである先程の岩鏡よりは幾分小さめ。こちらは、熱めとちょっとだけぬるめの2つに浴槽が分かれています。
受付で会った常連のおじさまは、メイン露天には目もくれず、一直線にこちらのお風呂へ来たようでした。
このおじさまもペットボトルで持参で長期戦になりそう。
泉質は単純温泉。老神温泉は源泉が何箇所かあり、泉質も微妙に異ななります。こちらは老神温泉の主流である7号源泉と、あまり見かけない若の湯源泉の2つをブレンド。
露天風呂は2箇所とも源泉かけ流しです。
こちらの露天風呂は、比較的空いていて、ゆっくり入れました。
ですが、ここもしばらくすると、おじさまとおばさまの団体様がやってきて、賑やかな感じになりました。
露天風呂からの景色は、岩鏡よりこちらの方が上。
片品川の渓谷から突き上げる、ダイナミックな山肌が展望できます。
この奥の奥には百名山の皇海山(すかいさん)も控えている深い森です。登山リュックを背負ったお客さんもいたので、登山後に利用する人も多そう。
お風呂はまだまだあります。岩鏡の露天風呂へと続く階段の横には、このような大きな休憩スペースがあって、ここに男女別の内湯があります。
休憩スペースにはたくさんの漫画のストックも。
大浴場はひうちの湯と、しぶつの湯の2箇所。
日帰り入浴時間帯はひうちの湯が男湯。
女湯のしぶつの湯は、大浴場から階段を降りると、さらに露天風呂があるので、混浴が苦手な方はこちらがオススメ。
こちらがひうちの湯。壁には大きく燧ヶ岳の絵が描かれています。燧ヶ岳(ひうちがたけ)は尾瀬のシンボルである百名山。
こちらは露天風呂はなく、内湯のみです。皆さん混浴でもなく、露天もないひうちの湯には全く興味ないようで、ここだけはガラ空きでした。
内湯は循環消毒あり。
こちらは以前宿泊した際に撮影したしぶつの湯。
露天風呂はおまけ程度ではなく、しっかりとしたサイズでした。
造りは岩鏡、赤城の湯と同じく二段のお風呂。
宿泊すれば、男女入れ替えになるのでどちらも楽しめます。
内湯には至仏山が大きく描かれています。こちらも尾瀬の名峰です。
伍楼閣は老神温泉唯一の混浴露天風呂があり、多くのお客さんが訪れます。混雑度は老神温泉の日帰り入浴可能な旅館の中ではダントツ。
日帰り入浴で入浴可能なお風呂は三箇所もあり、風呂レベルもかなり高いのですが、混み合うのが苦手な方にはオススメしません。
まだまだあります 老神温泉
【老神温泉を入りつくせ!】日帰り入浴完全マスターガイド(温泉ソムリエのオススメ5選) - 大露天風呂の日記
6.温泉分析書の説明
溶存物質が1000mg以下の場合は単純温泉となります。
こちらは580mgのため、単純温泉です。
もし1000mgを超えていれば、ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉となる温泉で、成分的には芒硝と食塩を主成分としています。