大露天風呂の日記

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幡谷温泉 ささの湯 ちょっとだけぬるめの源泉かけ流し湯に日帰り入浴


ささの湯


 
 

 

 

1.基本情報


 

 【日帰り入浴時間】

11:00〜20:00

【日帰り入浴】

650円

【タオル】

250円

【露天風呂】  

あり

【お風呂の数】 

内湯露天(男1・女1)

【公式HP】   

https://www.sasanoyu.net/

【個人的オススメ度】

★★★☆☆

 

 

2.住所・電話番号


 
 【住所】

群馬県利根郡片品村幡谷535

【電話番号】

0278-58-3630

 

 

 

 

3.泉質


 
■源泉

幡谷温泉

■泉質   

アルカリ性単純温泉

■温度           

 45.2度 

■pH値

8.7

■成分総計  

340mg

 

 

4.幡谷温泉について


 
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幡谷(はたや)温泉は吹割の滝から尾瀬へと至る国道120号から、少し脇道にそれた場所にある温泉。平成9年開湯の新しい温泉です。宿のご主人が自分の畑の土手から湧く水を持ち帰り、風呂に入れたところケガの痛みがとれ、これは温泉があるのに違いないと掘削したところ、見事に温泉が湧き出したそう。宿はささの湯の一件のみです。
 

5.外観・館内・お風呂

 


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ささの湯は幡谷温泉の一軒宿。

民家風の小さな旅館です。というかほぼ民家で、知らなければスルーしちゃいそう。

 

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群馬県有数の温泉地である老神温泉からは10分ほどの距離ですが、

幡谷温泉はかなりマニアックな温泉。

 

国道120号沿いであれば、尾瀬や日光帰りのお客を捕まえることができそうですが、国道からもそれた場所にあるため、ここに温泉があると気づく人は少そうです。


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駐車場からはご覧のような大自然ビュー。眼下に見えるのは片品川です。車は何台か停まっていて、意外と人気なのかも。

都内ナンバーの高級車も停まってました。


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こちらが館内。

なんとなく鄙びた一軒宿を想像していましたが、全くそんなことはなく、館内は至って新しい感じ。ひなびさはゼロ。

さながら、キレイな日帰り入浴施設といった趣。


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日帰り入浴料は650円。


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次回入浴料が500円になる割引券をいただきました。

日帰り入浴にはかなり積極的。


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タオルは250円。ロゴ無しですが、袋はぐんまちゃん。


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脱衣所。


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こちらが大浴場。湯船に浸かれば、中央に尾瀬沼のタイル画。

お風呂もひなびた感じはなく、割と新し目でよくある日帰り入浴のような感じ。


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泉質はアルカリ性単純温泉

こちらの源泉は42度。源泉かけ流しにこだわり、加温をしていないので、夏は適温、冬はちょっとぬるめになります。

 

この日は真夏でしたが、真夏でも少しぬるめくらいのちょうどいい温度。湯船で寝ているおじさんもいました。

 

循環消毒もなしのホンモノの温泉。

 

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ということで、純温泉協会から純温泉として認定されているそう。


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pHは8.7とアルカリ性の温泉ですが、ぬるトロ感はなし。 

味はちょっと苦い。


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壁には尾瀬の花々をあしらったタイル。

ご丁寧に植物の名前入り。


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露天風呂もあります。


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露天風呂の外は片品川で、耳を澄ますと渓流の音も聞こえてきます。


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露天風呂から見上げればこんな景色。

木々に囲まれ、マイナスイオンたっぷりの入浴。


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透明度の高いお湯です。露天風呂も源泉かけ流し。


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毎分260リットルという豊富な湯量を誇ります。

 

ささの湯は宿泊もできる日帰り入浴施設という印象で、日帰りのお客さんも結構訪れます。建物の外観はひなびてそうなオーラですが、館内やお風呂は至ってキレイ。20時まで営業しているので、尾瀬や奥日光の帰りのひとっ風呂にも。

 

6.温泉分析書の説明

 


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溶存物質が1000mg以下の場合は単純温泉となります。

こちらは340mgのため、単純温泉です。

もし1000mgを超えていれば、ナトリウム-炭酸水素塩泉となる温泉で、重曹を主成分としています

 

またpH8.5以上で、アルカリ性とつきますが、こちらはpH8.7でアルカリ性

 

以上より、アルカリ性単純温泉になります。