ホテル山口屋
基本情報
【日帰り入浴時間】
15:30〜18:00
【日帰り入浴料】
850円
【タオル】
150円
【露天風呂】
あり
【客室数】
25室
【お風呂の数】
内湯露天(男1・女1)
【公式HP】
【個人的オススメ度】
★★★☆☆
住所・電話番号
【住所】
【電話番号】
0278-66-0641
片品川沿いに建つ昭和の大型ホテル
山口屋は老神温泉でも大きいホテルの一つ。
片品川の渓谷に面して立つ鉄筋六階建てです。
建物はちょっとくたびれていて、昭和の大型ホテルという感じ。
このあたりは、朝日ホテルやホテルニュー老神など巨大な廃墟と化ししたホテルが並んでいます。さながら鬼怒川温泉の廃墟群のような雰囲気も。
左から朝日ホテル、ニュー老神、山口屋、山楽荘。
そんな中でも山口屋はちゃんと営業中。
逆によくここだけ残ったもんです。
駐車場は玄関の目の前にあります。
車を止めるや否や、毎回ホテルのスタッフのおじさまがすぐに寄ってきます。日帰り入浴をお願いすると、駐車場の道路側に車を寄せるようお願いされました。
ロビー。日帰り入浴は老神温泉で最も遅い15時からの受付。
チェックイン客で混み合うかと思いましたが、全然そんなことはなく、少しガランとした雰囲気。
日帰り入浴は850円です。
タオルは150円ですがロゴ無し。
お風呂の前に売店を散策。
ホテルで使われていたものでしょうか?
グラスが50円でたたき売り。
これは地元のお母さん手作りという手提げバッグ。
お風呂は2箇所あります
お風呂は一階と地下一階の2箇所にあります。
フロントは二階でエレベーターで降ります。
エレベーターはなかなかの年代物。
ドスン!ガチャン!と音を立てて到着。
まずは一階のお風呂から。
脱衣所。
洗面台や照明もおそらく開業時のままのレトロな感じ。
正面は露天風呂で、右側が内湯。
露天風呂と内湯は直接つながっていません。
まずは吸い寄せられるように露天風呂へ。
老神ナンバーワンの絶景露天風呂
扉を開けると両側にすだれの壁。奥に見えてきました露天風呂。
こちらが露天風呂。目の前に片品川の絶壁が迫るなかなか雄大な景色です。湯船の淵は木造です。
下からは渓谷のザーという音が露天風呂まで聞こえてきます。
吹き上げる風も気持ちよく、なかなか素晴らしい湯浴みタイム。
何より誰もいないのが嬉しい。
湯船の底は金属味のあるテカテカした石のような不思議な素材。
この景色と解放感は間違いなく老神温泉ナンバーワン。
老神温泉だと、混浴の伍楼閣なんかが有名ですが、ここまで景色はよくありません。景色部門なら山口屋。
予想外に素晴らしい露天風呂に出会えました。
露天風呂の隣には空っぽのプールのような謎の施設。
今は使われていないかんじでした。
奥に見えるのは廃墟のニュー老神。客室から見えそうですが、廃墟なので問題なし。
泉質は単純温泉。硫黄分は1.4mg含んでおり、単純硫黄泉に近い泉質です。循環消毒ありなので、硫黄はそこまで感じません。
老神温泉は源泉が何本かあり、各旅館で泉質が異なります
温度は熱すぎずぬるすぎで、個人的には好みの温度です。
続いて大浴場へ。ここはめっちゃ普通な感じです。
唯一特徴的だったのは湯口。ポリバケツのゴミ箱のような斬新な形でした。
一階のお風呂を満喫したら、次は地下一階のお風呂にも行ってみます。850円で2つ入れるならお得。
ですが、エレベーターに地下一階はなし。
どこから行くのかちょっと迷いましたが、一階のお風呂エリアの奥に下に降りる階段がありました。
案内がないのでこれはわかりにくいかも。
脱衣所。ストーブがガンガン炊かれて、ここはかなり温かい。
一階のお風呂の脱衣所はちょっと寒かったですが。。
残念ながらここの露天風呂は故障中。
こちらが大浴場。窓ガラスがデカく、内湯ですが解放感はかなりあります。内湯だけなら一階よりもこちらの方がオススメ。
故障中でしたが露天風呂が気になったのでチラリ。
ちっ小さい。。金網のフェンスでも趣もあんまりなし。
総合的には一階のお風呂のほうが良きでした。
ホテル山口屋は昭和の面影を色濃く残す大型ホテル。
露天風呂は老神温泉ナンバーワンの眺望を楽しめます。
全く混んでいないのもポイント高いです。
日帰り入浴の開始時間がちょっと遅く利用しにくいですが、老神温泉では結構オススメのお風呂です。
温泉分析書の説明 わずかに硫黄を含む単純温泉