ホテルアルペンブリック
基本情報
【日帰り入浴時間】
12:00〜20:00
【日帰り入浴】
700円
【露天風呂】
あり
【お風呂の数】
内湯(男1・女1)
露天風呂(男1・女1)
【客室数】
78室
【公式HP】
https://www.alpenblick-resort.com/
【個人的オススメ度】
★★★☆☆
住所・電話番号
【住所】
【電話番号】
0255-86-3180
泉質
■源泉
南地獄谷
■泉質
単純硫黄温泉
■温度
70.5度
■pH値
不明
■成分総計
808mg
池の平温泉ってこんなところ
池の平温泉は新潟県妙高市にある温泉。隣の赤倉温泉から車では5分ほどの距離にあります。赤倉温泉は妙高山中の北地獄谷からの引湯で、江戸時代に開湯しましたが、池の平温泉は南地獄谷からの引湯。赤倉温泉よりも遅く大正13年に引湯し開湯しました。
温泉街はなく、スキー場や別荘地の中にホテルやペンションが点在している静かな温泉地。日帰り入浴は4件ほどで可能です。
ちなみにCMでおなじみの白樺リゾート池の平ホテルは、池の平温泉ではなく、長野県にあります。
スキー場併設のホテルです
ホテルアルペンブリックは、スキー場も持つ池の平温泉を代表するホテル。池の平温泉の最高所にあり、冬は四駆でないとキツイと思います。
ホテルから少し離れた所に日帰りSPA館もあります。
普通、日帰り入浴施設を持つホテルは、ホテルのお風呂は日帰り不可のところが多いのですが、アルペンブリックはどちらも日帰り入浴可能。ただし全く別料金です。
なんで離れたところに日帰りSPA館があるかというと、かつて日帰りSPA館はランドマーク妙高高原という別のホテルでした。
アルペンブリックが買い取り、日帰り専門施設としてリニューアルしたものです。
まずはホテルのお風呂から。
宿の目の前にはいきなりゲレンデが広がります。
こちらがホテルのロビー。
アルペンブリックの日帰り入浴を調べると、日帰りSPA館ばかりが出てきます。
ホテルのお風呂が日帰り入浴可能か自信がなかったのですが、せっかく池の平温泉まで来たので、電話せずにアタック。
すると快く日帰り入浴オッケイでした。
ロビーの横には蔵書室みたいな一角。漫画がたくさんありました。
ホテル内にヤマザキYショップもありました。
ほぼお土産コーナーでしたが。
露天風呂と内湯は離れています
お風呂は2箇所。3階には露天風呂があり、1階に内湯があります。
ロビーは2階です。
内湯と露天風呂は離れているので、一回着替える必要があります。
まずは露天風呂から向かうことに。
客室が連なる廊下の先が露天風呂入口。
この非常口みたいな扉の先です。
扉を開けると全く違うテイストの建物。
左が露天風呂の湯小屋。
急に木造になります。やはり露天風呂は木造の湯小屋の方が期待値が高まります。
ようやく露天風呂入口。
脱衣所。
全国的にも珍しい黒い温泉
こちらが露天風呂。かなり広い。
ちょっと高台にあるので、見晴らしも良き。
一応洗い場もありましたので、内湯に行かずともここだけでも完結します。
源泉は妙高山中の南地獄谷からの引湯。
泉質は単純硫黄温泉です。
すごいのはその色。
お湯は真っ黒に近い感じで、源泉が近い赤倉温泉や燕温泉でも見たことがない色。
池の平温泉は循環ろ過のホテルが多く、南地獄谷の源泉をそのまま味わえる所はほぼありません。
ですが、こちらは南地獄谷のお湯をそのまま入れているそう。
黒い温泉を楽しめるのは池の平温泉でもここだけです。
お湯をよく見ると黒っぽい硫黄の湯の花が大量に舞っています。
赤倉温泉や燕温泉でも見られる焦げたゴム臭のような香りは少し弱いですが、ここでも健在。妙高山麓の源泉はどことなく、香りや湯の花が似ています。
大浴場は温泉らしさ弱め
続いて内湯へ。
こぢんまりとした大浴場入口。
脱衣所はピカピカで新しい感じ。
こちらが大浴場。窓もなく地下のような感じ。
露天風呂の黒湯とは異なり、お湯も透明、
大浴場は加水、加温、循環ろ過ありで、残念ながら温泉感はかなり弱め。足だけちょっと使ってここは退散。
温泉目当てなら、内湯はスルーで露天風呂だけで良いと思います。
ホテルアルペンブリックは池の平温泉でもここだけの黒湯の温泉を楽しめます。皆さん日帰りSPAの方に行くようで、ホテルの日帰り入浴はガラガラです。
ホテルも日帰り入浴なのはあまり知られていないので、穴場的な存在です。
温泉分析書 硫黄たっぷりの温泉です
溶存物質が1000mg以下の場合は単純温泉となります。 こちらは549mgのため、単純温泉です。
その他に総硫黄(硫化水素イオン、チオ硫酸イオン、遊離硫化水素の合計)が2mg以上で硫黄泉となりますが、こちらは23mgあるので、基準を満たします。
以上より、単純硫黄温泉となります。