大露天風呂の日記

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池の平温泉 アルペンブリックスパ 源泉の泥を混ぜ込んだ泥湯露天に日帰り入浴

アルペンブリックスパ

 

 

基本情報

 

 【日帰り入浴時間】

12:00〜20:00

【日帰り入浴】

800円

【タオル】

300円

【露天風呂】  

あり

【お風呂の数】 

内湯露天(男1・女1)

【公式HP】   

https://www.alpenblick-resort.com/

【個人的オススメ度】

★★★★☆

 

 

住所・電話番号


 【住所】

新潟県妙高市関川2413-1

【電話番号】

0255-86-5130

 

泉質


■源泉

南地獄谷(ろ過後)

■泉質   

単純温泉

■温度           

70.5度 

■pH値

不明

■成分総計  

695mg

 

池の平温泉ってこんなところ

 


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池の平温泉は新潟県妙高市にある温泉。隣の赤倉温泉から車では5分ほどの距離にあります。赤倉温泉妙高山中の北地獄谷からの引湯で、江戸時代に開湯しましたが、池の平温泉は南地獄谷からの引湯。赤倉温泉よりも遅く大正13年に引湯し開湯しました。

 

温泉街はなく、スキー場や別荘地の中にホテルやペンションが点在している静かな温泉地。日帰り入浴は4件ほどで可能です。

 

ちなみにCMでおなじみの白樺リゾート池の平ホテルは、池の平温泉ではなく、長野県にあります。

 

日帰り入浴専門施設です

 


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アルペンブリックスパは池の平温泉の中心部にある日帰り温泉施設。

 

同じ池の平温泉のホテルアルペンブリックが経営する温泉です。

真裏にホテルがあるのかと思いましたが、ホテルはここから少し離れたところにあります。


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黒泥湯露天風呂と書いてありますが、なんなのかすごく気になる。

 

ここはかつてランドマーク妙高高原という宿泊施設。

アルペンブリックが買い取り、日帰り温泉施設としてリニューアルしたよう。

 

ちなみにホテルのお風呂も日帰り入浴可能です。

 

日帰り専門施設は当ブログの対象外ですが、こちらはホテルが経営している施設なのと、もともとがホテルだったということで今回ご紹介します。


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さっそく館内へ。


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館内に入るとスーパーのようなエリアが目に入ります。

スーパーというかドンキみたいな感じ。土産物よりはお菓子や軽食類、日用品などが中心。

日帰り温泉施設にあるとちょっと異質。


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ランチも結構大々的にやっていて、食堂にはたくさんお客さんがいました。こんな山奥ですが、海鮮丼とにぎり寿司がイチオシなよう。

確かにお隣は上越市日本海も近いので、お寿司もありかも。


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日帰り入浴施設らしく、靴箱やロッカーなどが充実しています。

券売機で入浴券を買うシステム。

受付の若いお兄さんに渡します。

 

日帰り入浴料は800円。

ちなみにホテルの日帰り入浴の方が安く、こちらは700円です、

 

なんと年パス三万円も売ってました。


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タオルは300円で買えます。

 

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お風呂は正面突き当り。

 

黒泥露天風呂って何?


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まずは大浴場から。窓が大きく、景色が良いです。

晴れていれば妙高山も見えると思います。

この日はあいにくの曇りでしたが、紅葉はハイシーズン。

これだけでも十分満足。


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温泉はというと、泉質は単純温泉

南地獄谷の温泉をろ過し使っているようで、硫黄分は抜け、単純温泉になっています。循環に消毒もありで、臭いもほぼなく、特徴はあまりありません。

 

ちなみにアルペンブリックのホテルのお風呂は、ろ過せずにそのまま使っているので単純硫黄温泉でした。


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内湯は正直、温泉的にはあまり面白くないですが、こちらがすごいのは露天風呂。玄関に書いてあった黒泥露天風呂です。

 

内湯とは異なり、いかにも泥が入ってそうな灰色のにごり湯。

スーパ銭湯によくある泥湯ではなく、こちらは正真正銘、妙高山南地獄谷の源泉の泥を混ぜています。


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泥湯と言うと、泥パックできるようなイメージだと思いますが、こちらはお湯に混ぜて、溶け込んでいるため泥パックはできません。 

 

お湯は硫黄の匂いとかではなく、しっかり泥の土臭い匂い。

ちょっと生臭さもあり、いかにも天然のものという感じ。

源泉の泥なのでかなり貴重です。


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通常の温泉の何十倍もの成分を含みかなり濃厚なので、肌の弱い人や合わない人は控えるように書いてありました。

 

源泉の泥を入れたお風呂はホテルの方にはなく、ここだけしか味わえません。


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帰りにコーヒー牛乳の自販機を発見。しかも全部コーヒー牛乳。

お風呂上がりに飲みたくなる場所に置いてありました。

 

アルペンブリックスパは池の平温泉でもここだけの黒泥湯の露天風呂が楽しめます。日帰り入浴施設ですが、そこまで混んでいるわではなったので、ゆっくり入浴できました。

 

温泉分析書 硫黄は入っていません

 

 


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溶存物質が1000mg以下の場合は単純温泉となります。 こちらは685mgのため、単純温泉です。 単純温泉と言っても何も入っていないわけではありません。 もし1000mgを超えていれば、カルシウム・マグネシウム-硫酸塩・塩化物泉になる温泉です。