大露天風呂の日記

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光徳温泉 日光アストリアホテル 原生林の中のポツンと露天風呂に日帰り入浴

日光アストリアホテル

 

 
 

 

 

1.入浴時間・料金・混雑度


 

 

○日帰り入浴時間 12:30〜15:00
○日帰り入浴料金 1000円

○露天風呂    あり
○お風呂の数   内湯露天(男1・女1)

○客室数     59室

○タオル     200円(ロゴあり)

〇公式HP               https://www.nikkoastraea.com/

○混雑度     お風呂で会った人数 10人以上

○個人的オススメ度 ★★★★☆

 

 

2.場所・電話番号


 

〇住所  栃木県日光市光徳温泉

〇電話番号   0288-55-0585

 

 

 

3.泉質

 

 

 
 ■源泉   奥日光開発1〜4号、7号森林管理署源泉混合泉

■泉質   含硫黄-カルシウム・ナトリウム-硫酸塩・炭酸水素塩泉

      (含重曹石膏硫化水素泉)

■温度             78.6度    pH6.4

■成分総計  1582mg

 

4.光徳温泉について 

 


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光徳(こうとく)温泉は日光の戦場ヶ原にある温泉。男体山や太郎山などの名だたる高山に囲まれたエリアで、森の中に日光アストリアホテルがぽつんと立っています。名前は光徳温泉になっていますが、温泉は中禅寺温泉などと同様、日光湯元温泉からの引湯です。

 

 

5.外観・館内・お風呂

 

 


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日光アストリアホテルは光徳温泉の一件宿。


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戦場ヶ原という景勝地の北部にあり、周囲は原生林に囲まれています。こんなところにホテル立てていいの?という感じの立地です。


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小さなホテルではなく、結構規模の大きなリゾートホテル。


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場所的には奥日光と奥鬼怒温泉をつなぐ山王林道に面しています。

原生林の中に「日帰り温泉」ののぼりが立っており、日帰り入浴は歓迎のホテルです。こののぼりに吸い寄せられるように多くの日帰り入浴客が訪れます。


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こちらが玄関。奥日光は紅葉シーズンや夏の避暑シーズンがハイシーズンで冬は絶対に空いている思っていました。

なぜなら冬季は金精峠も閉鎖され、奥日光へのアクセスは日光いろは坂のみ。いろは坂は一方通行なので、万が一坂が登れなかったりでもしたら、完全に詰んでしまいます。


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にも関わらず、こちらのホテルは結構な数のお客さんで混んでいました。冬の奥日光はスキー場や冬山登山などのウィンタースポーツで賑わうようで、登山後と思わる人もちらほら。

純粋な温泉目当ての人もいましたが、ほとんどはウィンタースポーツに訪れた家族連れが多い感じ。


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入浴料は1000円です。入浴料を支払うとチケットのような紙切れを渡されます。


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タオルはロゴ入りです。


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お風呂は2階です。1階の長い廊下を進み、階段を登ります。


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お風呂入口へ到着。フロントで渡された日帰り入浴券をここの箱に入れてお風呂へ。


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脱衣所は混んでいたので写真はありません。

こちらは大浴場。日光湯元温泉らしい緑白色ですが、どちらかというとライムグリーンに近い色。お湯はちょっと熱め。


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続いて露天風呂へ。原生林に囲まれた他のホテルでは体験できない露天風呂です。日光アストリアホテルの立地ならでは。

周囲は戦場ヶ原なので、家一つすらありません。

きっと夜は満点の星空なんかが見えちゃうと思います。


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お湯は内湯と同じ源泉ですが、露天風呂は透き通るような透明なお湯。若干青緑がかった透明のお湯。


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日光に反射し、宝石のようにキラキラとお湯が光ります。

お湯は露天風呂も結構熱めです。


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泉質は含硫黄-カルシウム・ナトリウム-硫酸塩・炭酸水素塩泉。

旧泉質名では含重曹石膏硫化水素泉です。

硫黄の含有量は全国4位と言われる日光湯元からの引き湯。

かなり強いお湯なので、ずっと入っていると痒くなったりします。

肌の弱い方は長湯しないほうがいいです。

硫黄泉は血管を拡張し、血流を改善する効果があります。

 

 

日光アストリアホテルは他ではあまりない、大自然の中のホテル。

日帰り入浴は結構混み合いますので、ゆっくりと入浴はできませんが、原生林の中の露天風呂は一浴の価値あり。

 

 

まだまだあります 中禅寺温泉

 

【中禅寺温泉】日帰り入浴完全ガイド(温泉ソムリエのおすすめ5選) - 大露天風呂の日記

 

日光湯元温泉もおススメです

 

【日光湯元温泉を入りつくせ!】日帰り入浴完全ガイド(温泉ソムリエのオススメ10選) - 大露天風呂の日記

 

 

6.温泉分析書の説明

 


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溶存物質が1000mg以上の場合は単純温泉にはならず、陽イオン-陰イオンの順に20%以上のものを並べて名前をつけます。こちらは溶存物質が1347mgで、1000mgを超えます。

 

陽イオンはカルシウムとナトリウム、陰イオンは硫酸イオンと炭酸水素イオンが20%を超えるので、カルシウム・ナトリウム-硫酸塩・炭酸水素塩泉となります。

 

また、特殊成分として総硫黄(硫化水素イオン、チオ硫酸イオン、遊離硫化水素の合計)を64mg含みます。総硫黄を2mg以上含むと硫黄泉となり、先頭に含硫黄とつきます。

 

以上より含硫黄-カルシウム・ナトリウム-硫酸塩・炭酸水素塩泉となります。

旧泉質名では含重曹石膏硫化水素泉になります。